電気分解とは?水の酸化還元イオン判別方法を解説

このQ&Aのポイント
  • 高校化学Iの酸化還元の電気分解について質問があります。電気分解時、水より酸化または還元されやすいイオンがそれぞれの極で反応することを知っていますが、酸化または還元されやすいイオンの判別方法が分からないです。
  • 問題を解いてみた結果、水より酸化されやすいイオンは単原子イオン(Cl-など)であり、されにくいイオンは多原子イオン(SO4 2-や硫化物イオンなど)だと推測しました。また、還元されやすいイオンは単原子イオン(H+など)であり、されにくいイオンはイオン化傾向が大きいもの(Na+など)だと思います。
  • 間違いがあれば教えてください。化学に詳しい方の回答をお待ちしています。
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高校化学I 電気分解について

高校化学I、酸化還元の電気分解についての質問です。 電気分解時に、水より酸化(または還元)されやすいイオンがあれば、そのイオンがそれぞれの極で反応しますよね? でも、その水より酸化(または還元)されやすい、されにくいイオンの判別方法がよく分かりません。 いくつか問題を解いてみて、自分で推測したのは… 水より 酸化されやすい:単原子イオン?(Cl-、など)       されにくい:多原子イオン?(SO4 2-、硫化物イオン。など)     還元されやすい:単原子イオン?(H+、など)       されにくい:イオン化傾向が大きいもの?(Na+、など) …という感じなのですが、いかがでしょうか。 間違いなどありましたらぜひ教えてください! 化学にお詳しい方の回答、待ってます!!

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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Ichitsubo
  • ベストアンサー率35% (479/1351)
回答No.1

その分類は大まかに言って正しいです。 しかし理由が間違っていますね。 多原子イオンだから酸化されにくいのではなく 既に十分酸化された状態だから酸化されにくいのです。 硫酸イオンSO4^2-のSの酸化数は最高の+6、 硝酸イオンNO3^-のNの酸化数は同様に最高の+5となっています。 また、硫化物イオンは多原子イオンではありませんし、酸化されるのではないかと思いますが。まあ、問題に出てくることはないでしょう。 還元されやすいイオンについては、Na^+も単原子イオンですよね。 されやすい方もされにくい方も両方ともイオン化傾向で説明がつきますよ。

karu0000
質問者

お礼

分かりやすいご回答、ありがとうございます!! たしかに硫酸イオンのSと、硝酸イオンのNの酸化数は十分大きいですね。 だからこれ以上酸化されることはないということでしょうか。 納得です!! なんとなく、で判別したので自信がなかったのですが、理由が分かって納得できました(^^) 硫化物イオンはSO4^2-の補足のつもりでしたが、 SO4^2-は硫酸イオンでしたね…勉強不足ですみません。 Na+など、イオン化傾向が大きいものは、イオンのままでいたいから反応しない、というふうに教わったのですが、それもどこからどこまでなのか良く分からなくて… (たとえば、H2以前でもZnは酸化されますし…) また、イオン化傾向で説明がつくと仰られていましたが、たとえばどういうことがあるのでしょう? もし、判別の仕方などありましたら教えてください(>_<)

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