塩の製法による成分の違いについて

このQ&Aのポイント
  • イオン交換膜はナトリウムと塩素を抽出するように設計されているため、カルシウムやマグネシウムなどが濃縮されにくく、ナトリウムと同じ一価のカリウムが異常に濃縮されます。鉄、亜鉛、マンガンなどの大切な微量ミネラルが排除されてしまいます。
  • イオン交換膜は陽膜は陽イオンを、陰膜は陰イオンを通過させるため、鉄、亜鉛、マンガンやマグネシウム、カルシウムなどの陽イオンは排除されない可能性があります。
  • イオン膜・立窯法と天日・平窯法で塩の成分の組成に違いがあるかどうかは疑問です。
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塩の製法による成分の違いについて

塩について調べています。 あるサイトに「イオン交換膜はナトリウムと塩素を抽出するように設計されているため、カルシウムやマグネシウムなどが濃縮されにくく、ナトリウムと同じ一価のカリウムが異常に濃縮されます。しかも鉄、亜鉛、マンガンなどの大切な微量ミネラルが排除されてしまいます。よって、食用塩の製法としては、おすすめできません。」 と書いてありました。 ↑これって本当でしょうか? イオン交換膜は、陽膜は陽イオンを、陰膜は陰イオンを通過させると思います。ですから鉄、亜鉛、マンガンやマグネシウム、カルシウムなどの陽イオンはこの段階では排除されないのではないかと思います。 また、イオン膜・立窯法と天日・平窯法では、出来上がりの塩の「塩(えん)のまたは成分の組成」に本当に違いがあるのでしょうか?

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  • bunsekiya
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回答No.1

ウソです。 mutsukoさんは良いポイントを突いています。 財団法人塩事業センターのサイトを確認しましたが、 http://www.shiojigyo.com/a040encyclopedia/encyclopedia2/encyclopedia2_4/ 濃い食塩水を作るためのものであって、ナトリウムと塩素を抽出するためのものではありません。 塩化ナトリウムは、他のにがり成分よりもちょっとだけ結晶になりやすい性質を持っています。ですので、煮詰めて行くと、塩化ナトリウムは結晶に、他のにがり成分は液体のままになっている状況を作ることができます。この時に何らかの方法で結晶と液体を分けてやれば、「お塩」の出来上がりです。 1回ではわずかに混ざっているので、取れた結晶を水に溶かして、また煮詰めて、を繰り返すことで純度の高い塩化ナトリウムにすることができます。 つまりは、濃縮工程よりも、精製工程の問題ですね。 また、鉄、亜鉛、マンガンなどの大切な微量ミネラルは、いわゆる「天然塩」でも含有量は大したことはなく、食べ物から摂取する方が現実的です。微量ミネラルを根拠に「食用塩の製法としては、おすすめできません。」は言い過ぎだと思います。塩だけを食べて生きている人がいたら話は別ですが・・・。 お塩に限らず味や匂いの物質は、純粋なものは鋭く、似た物質が混じっている方がまろやかに感じられる傾向は確かにあるようですが、他の雑多なものと一緒になると、そっちの方が重要になるような気がします。

参考URL:
http://www.shiojigyo.com/a040encyclopedia/encyclopedia2/encyclopedia2_4/
mutsuko
質問者

お礼

buneskiyaさん、 そうですよね。1日に摂る塩の量を考えると、ミネラル摂取を塩に頼るのは無理な話。よく分かりました。ありがとうございました。

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