確率変数の式変形について

このQ&Aのポイント
  • 確率変数の式変形について調べています。
  • 式変形の過程がわかりません。
  • 具体的な計算手順を知りたいです。
回答を見る
  • ベストアンサー

確率変数の式変形について

Z(t)=√ρ*X(t)+√(1-ρ)*ε(t) X(t),ε(t) は互いに独立に標準正規分布に従う。 Z(t)<C の時に事象Aが発生する。 X(t)=x の下での事象Aの条件付発生確率を以下のように表す。 p(x)=Pr[Z<C | X(t)=x] =Pr[√ρ*x+√(1-ρ)*ε(t)<C] =Pr[ε(t) < (C-√ρ*x)/√(1-ρ)] =G[(C-√ρ*x)/√(1-ρ)]    ※Gは標準正規分布の分布関数 このときに、 E[p(x)]=∫[-∞~∞]p(x)f(x)dx   ※fは標準正規分布の密度関数 =G(C) ←★       1つ前の式から★に至る式変形がわかりません。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • gef00675
  • ベストアンサー率56% (57/100)
回答No.1

確率過程の問題ですが、ここまで計算がすむと、後は普通の積分の計算ですね。 ふーむ、★はE[p(x)]=G(C)、つまりρによらないのですね。興味深い結論です。 それでは、ρで微分しましょう。 新しい変数y=(C-√ρ*x)/√(1-ρ)とおかせていただきます。 p(x) = G(y) dG/dy = f(y) ∂y/∂ρ= Kx (Kはρだけの式) ということで、 d/dρ(E[p(x)])=d/dρ∫p(x)f(x)dx =∫∂/∂ρG(y)f(x)dx =∫Kxf(y)f(x)dx .  ・・・(♯) f(x)=1/√(2π)・exp(-x^2/2)だから、被積分関数は、  Kxf(y)f(x)=Kx/(2π)・exp(-y^2/2-x^2/2) expの中を計算すると、 y^2+x^2=((C-√ρ*x)/√(1-ρ))^2+x^2 =(x-C√ρ)^2/(1-ρ)+C^2 よって、被積分関数は奇関数とわかった。積分区間は[-∞,∞]だから、 (#)の値は0、よって、E[p(x)]はρによらず一定。 ρ=0のとき、p(x)=G(C)だから、 E[p(x)]=E[G(C)]=G(C) 以上

harohi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! y=(C-√ρ*x)/√(1-ρ)  とおいて、∂y/∂ρ を計算すると ∂y/∂ρ = (-x+C√ρ) / {2(1-ρ)√ρ√(1-ρ)} となってしまい、「= Kx (Kはρだけの式)」とは表せませんでした…。 計算まちがっているのでしょうか?

その他の回答 (1)

  • gef00675
  • ベストアンサー率56% (57/100)
回答No.2

> ∂y/∂ρ = (-x+C√ρ) / {2(1-ρ)√ρ√(1-ρ)} ごめんなさい。計算間違えました。あなたのご指摘通りです。 ∂y/∂ρがxの一次式になり、その一次式を積分変数にしたときに、奇関数の積分となるというのが正解でした。すみません。 以下のように訂正いたします。 E[p(x)]がρによらず一定であることを示すため、ρで微分する。 新しい変数y=(C-√ρ*x)/√(1-ρ)とおくと、   p(x) = G(y)   dG/dy = f(y) であるから、   d/dρ(E[p(x)])=d/dρ∫p(x)f(x)dx    =∫∂/∂ρG(y)f(x)dx    =∫(∂y/∂ρ)f(y)f(x)dx .  ・・・(♯) f(x)=1/√(2π)・exp(-x^2/2)だから、   f(y)f(x)=1/(2π)・exp(-y^2/2-x^2/2)       =1/(2π)・exp(-1/2・((x-C√ρ)^2/(1-ρ)+C^2)) また、   ∂y/∂ρ = -(x-C√ρ) / {2(1-ρ)√ρ√(1-ρ)} である。ここで、積分変数をxからw=x-C√ρにおきかえると、(#)の被積分関数はwの奇関数になっている。積分変数をwにおきかえても積分区間は[-∞,∞]だから、(#)の値は0となり、 E[p(x)]はρによらず一定であることがわかった。 ρ=0のとき、p(x)=G(C)だから、   E[p(x)]=E[G(C)]=G(C) よって、0≦ρ<1に対しても   E[p(x)]=G(C) である。

harohi
質問者

お礼

理解しました! 丁寧に教えていただきありがとうございました。

関連するQ&A

  • R言語に関わる確率変数の問題についてです。

    Rの関数によるプログラミング関係についての質問です。次の問題が分からないのでどなたか教えていただけませんか。 確率変数X、Yは正規分布N(0,1),N(1,4)に従っている。つぎの値をRの 関数を使って答えよ。 (a) p1=P(X≦1) (b) p2=P(X>1) (c) p3=P(Y≦1) (d) P(X≦α)=0.95となるα (e) 自由度15のt分布に従う確率変数ZについてP(Z≦β)=0.99となるβ

  • 確率・統計の問題についての質問です。

    問題:「確率変数Xは、平均50、分散9の正規分布に 従うとする。次の条件を満たすCを求めよ。」 ・P(50-C<X<50+C)=99.7% 手持ちの回答では、「Xを標準化した確率変数をZとすると、 Zは標準正規分布に従う、そして今、標準正規分布において 確率が99.7%になるのはZが+-3σの範囲である。 よって、C/σ=3からC=9となる」(σ:標準偏差) ここで私が疑問に持ったのはなぜ?Zの範囲+-3にσを かけるのでしょうか?いま分散が9ということはσは3ですよね? しかし、3のままで式を変形していくと、C=9にはならない と思います。なぜσをつけるのでしょうか? そこのところがわかりません。 どなたか教えてください。 よろしくお願いします<(_ _)>。

  • 確率・統計の問題です。

    以下の問題の解答をお願いします。事象Aの発生確率がpである試行を繰り返すとき、(x+1)回目にはじめて事象Aが発生する確率がある確率分布Pr{X = x}(x = 0, 1, 2, …)に従うとする。 (1)確率変数X, Yが独立で、それぞれがこの確率分布に従うとき、Pr{X + Y = k}を求めよ。 (2)確率分布Pr{X = x}(x = 0, 1, 2, …)のモーメント母関数m(t) = E[e^tX]を求めよ。

  • 確率の問題が解けません。

    次の3問が分かりません。何方か解ける方がいらっしゃったら解説をよろしくお願いします。 [1] 確率密度関数f(x)が f(x) ={c(1 - x ²)} (lxl≤1のとき)                  ={ 0 } (lxl>1のとき) と与えられている。  1)規格化定数cの値を求めよ。  2)分布関数F(x)を求めよ。 [2]確率変数X₁、X₂、X₃が互いに独立で、標準正規分布N(0,1)に従うとき、確率      Pr{0 ≤ (X₁+X₂+X₃)/ 3 ≤ 0.5} を求めよ。 [3]確率変数X、Yは独立で、それぞれ自由度4のχ²分布、自由度6のχ²分布に従うとき、             Pr( X ≥λY )=0.05 となるλを求めよ。

  • 確率変数Xは…

    確率変数Xは自由度nのカイ二乗分布に従うとする。 このとき φ(t) = E(e^X) を計算せよ という問題に取り組んでいます。 E(e^X) = ∫e^x * f(x) dx ( f(x)は標準正規分布の確率密度関数) とすればあとは計算するだけと思ったのですが 次のことで迷いました。 「Xが自由度nのカイ二乗分布に従う」という文章は Σ(1->n) X^2 がカイ二乗分布に従うことを意味してるのか それとも Xがカイ二乗分布に従うのか どっちを意味するのだろうかと。 前者なら E(e^X) = ∫e^x * f(x) dx を計算していけばいいのですが、 後者だと 確率密度関数 にガンマ関数が含まれるようで 私の数学力では対応できません。 テキストや、web上では普通 Xは標準正規分布に従い、Χ^2(カイ二乗)がカイ二乗分布に従うと書いてあります。このことを考慮すると、後者の方が適しているような気もします。 アドバイスをいただけないでしょうか。お願いします。

  • 正規分布の分布関数について

    G(x)…標準正規分布の分布関数 f(x)…標準正規分布の密度関数  x…標準正規分布に従う確率変数 とするとき G[(C-ρx)/√(1-ρ)] の xに関する期待値が  G(C) になるようなのですが、どうしてでしょうか? (G[(C-ρx)/√(1-ρ)] の 期待値)=∫[-∞~∞]G[(C-ρx)/√(1-ρ)]*f(x)dx  となると思いますが、これをどう変形したらG(C)に等しくなるのでしょうか。 教えてください。  

  • 確率変数の密度関数

    f(x)={ 1 (0≦x≦1)     { 0 (x<0,x>1) のときの確率変数X ^2の密度関数を求めたいんです。 分布関数をG(x)として,G(x)=Pr{X ^2≦x}で, 0≦X≦1のとき,G(x)=1? さっぱりわかりません。教えてください。

  • 【指数分布】確率変数の和

    X1,X2,...,Xnは互いに独立な確率変数であり、 それぞれ指数分布 f(x)=1/λ*exp(-x/λ) (x>0) に従います。 確率変数 Yk=X1+X2+...+Xk の確率密度関数をfk(x) とするとき、 (1)fk(x)=∫[0,∞]fk-1(x-t)f(t)dt (x>0) を示せ。 (2)fn(x)を求めよ。 (3)確率変数 Yk=X1+X2+...+Xk の期待値、分散を求めよ。 との問題なのですが、 (1)について、 XとYが独立であるとき、Z=X+Yの確率密度関数fZ(z)は 畳み込み積分で与えられるので、 fZ(z)=∫[-∞→∞]fX(x)fY(z-x)dx を...と考えたのですが 上手く証明ができません。 また、(2)について、 指数分布が事象が起きる時間間隔が従う分布だということから 要は、n回の事象が起きるまでの時間と考え、 fn(x)=n/λ だとは思うのですが、よくこれは特性関数から計算すれば良いのでしょうか... どなたか数学に詳しい方が居られましたら、 ご教授のほどよろしくお願いいたします。

  • 確率変数の関数について

    確率初心者です。どうかご回答お願い致します。 異なる分布を持つ複数の確率変数が、互いに独立しているとき、 それらを使った関数の分布曲線をエクセルで数値的に求めたいです。 例えば下記のような感じです。 変数例 X:N(10,0.25) Y:N(15,0.25) Z:U(10,12) …正規分布or 一様分布 関数例 X+(Y^2+Z^2)^0.5、 X+Y*ATAN(Z) など…四則演算・べき乗・三角関数を含む   誤差伝播式を使えば、関数のσ、最大、最小値は求められることは分かったのですが、 どのような分布になっているかがわかりません。 モンテカルロ法では計算に時間がかかるため、他の方法があれば どなたかご教授お願い致します。

  • ☆統計☆男女を一人ずつ選んだ時男の方が背の高い確率

    ただ今受験のために統計を勉強しているのですが 2日考えたのですが この問題が難しくてわかりません涙 P(z)=(X-平均)/標準偏差 を使うということだけは分かったのですが Xに何を入れて良いのか考え始めると頭がフリーズしてしまいます>< ヒントだけでも大歓迎なのでよろしくお願いいたします。 ある大学の生徒は 男性の身長が平均170cm,標準偏差10cmの正規分布をしていて 女性の身長が平均160cm,標準偏差9.8cmの正規分布をしている とすると 男女それぞれからランダムに1人ずつ取り出した場合に 男性の方が女性より背が高い確率はおよそ何%ですか。 ちなみに一緒に載っていた標準正規分布の下側確率です。 Pr(Z<.7)=0.76 Pr(Z<1.0)=0.84 Pr(Z<1.3)=0.90 Pr(Z<1.4)=0.92