• ベストアンサー

標準偏差がわからない平均値だけでの検定

私は下垂体という組織に刺激を与えた場合と与えなかった場合で、 ある物質の量に変化が起きるかどうかの研究をしているのですが、 下垂体はとても小さくて5個以上を一緒にしないと物質を抽出して 定量することが出来ません。 刺激群と非刺激群との間に有意差があるかをどうかを知りたいのですが、 どのような検定をすればいいのか教えてください ちなみに物質の量は細胞に常に同じ量で存在する他の物質との比で 考えますので絶対量は必要ありません。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • jamf0421
  • ベストアンサー率63% (448/702)
回答No.1

もし5個を纏めて一回分析したサンプルが刺激群と非刺激群に一つずつしかないのでしたら、有意差の検定はできないと思います。それぞれの群について複数のデータがあるのでしたら、以下の処方で可能と思います。 それぞれの群の分析値の母分散に有意差があるかどうかはF検定でできます。即ち、分析値がそれぞれn1個、n2個あったとして、不偏分散をU1^2, U2^2とすると、F=U1^2/U2^2はF分布に従います。多分バラツキの程度に差が出ないと思いますから一睨みで分散に有意差がないことはわかるのではないでしょうか。 そして二つの群の分散σ1=σ2=σと共通におけるとき、この共通のσはそれぞれの不偏分散U1^2, U2^2から次の式で推定されます。 U^2={(n1-1)U1^2+(n2-1)U2^2}/(n1+n2-2)...(1) この時 T={(X1-X2)-(μ1-μ2)}/U√α...(2) (α=1/n1 +1/n2) が自由度n1+n2-2のt分布をします。X1、X2は其々の群の分析値の平均、μ1、μ2は其々の群の母集合の平均値です。仮説としてはμ1=μ2ですから、問題とする式は T=(X1-X2)/U√α...(3) となります。このTを計算してt検定をすればよろしいと思います。Tの絶対値がゼロから著しく離れていれば、もとの仮説が棄却されて平均値に有意差があるということになります。たとえばそれぞれ5サンプルずつの分析値を出して平均をとったとすると、自由度5+5-2=8のt分布になります。どちらが大きいかわからないとすると両側検定になり、両側のどちらかにいる確率が5%の領域にいるのは2.306ですからTの絶対値がこれより大きければ有意差があると主張できます。ここでの危険率は5%です。

negishio
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございます。 分析値を母集団から無作為抽出した値とみればいいのですよね。 いつもはツールを使うだけなので理解は浅いですが、なんとなくわかったと思います。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • t検定?F検定?

    本当に初心者で申し訳ありません! 統計について、まったく分からないのです。 有意差を出したいな~…と思っていますが、t検定を使うべきなのか F検定なのか、よくわかりません。 エクセルで行おうと思っているのですが、t検定の場合でやろうとすると 配列1、配列2、尾部、検定の種類など…ちんぷんかんぷんです。 統計の本も読みましたが慣れてないこともあり・・お手上げです。 知りたいこと 1.        研究前   研究後     学習群  平均得点  平均得点 非学習群 平均得点  平均得点  有意差があるか?   2.     研究前   研究後 ●●疾患 平均得点  平均得点 △△疾患 平均得点  平均得点  有意差があるか? …等を知りたいのです。 説明も下手で申し訳ありません!! どなたか教えてください。宜しくお願いします。

  • 統計学(母オッズ比の推定・検定)

    こんにちは。コホート研究において、母オッズ比の区間推定および母オッズ比の検定結果が併記されることがあります。初歩的な質問かと思いますが、宜しくお願い致します。 質問1:母オッズ比の検定は、「母集団のオッズ比が1か」または「オッズ比が1の母集団から抽出した標本か」を検定しているのですか? 質問2:母オッズ比の検定は、「母オッズ比の推定される区間が1をまたぐのか」を見ているのですか?言い換えれば、信頼区間が95%で、有意水準が0.05の場合、信頼区間が表示されていれば、母オッズ比の検定結果が有意であるかは明らかなのですか?

  • 2群間平均の差の検定 差が“ない”ことを示すには?

    2群間平均の差の検定 差が“ない”ことを示すには? お世話になってます。 2群の平均を比べて,両者の平均には差が“ない”という仮説を設定して検定したいと考えています。 通常の2群間の平均の差の検定は,両者の平均に差が“ある”ことを仮説として設定して, 帰無仮説に「2群の平均に有意な差がない」を設定し,対立仮説に「2群の平均に有意な差がある」を設定しています。 もし両者の平均には差が“ない”という仮説を検定したい場合には,単純にt検定を行って,棄却されなかった=「2群の平均に有意な差がない」という結論ではいけないと統計の授業で習った気がします。 その理由を説明できなくて申し訳ないですが・・・ そこで質問なのですが, 帰無仮説に「2群の平均に有意な差がある」を設定し,対立仮説に「2群の平均に有意な差がない」を設定してもよいのでしょうか? そして,「2群の平均に有意な差がある」という帰無仮説を検定するためにはどのような検定方法を用いればいいのでしょうか? お時間ございましたら,ご教示のほど宜しくお願い申しあげます。

  • ばらつきの検定

    いま研究で膨大なデータを渡されデータの比較をエクセルでしているのですが、統計の知識が乏しいためどのようにしていいかわからず困っています。 下記のようなデータ群でばらつきをを調べようとしています。 (1)6つの細胞(cell1,cell2, ・・・・cell6) (2)各細胞での遺伝子(約4万個)の発現を数値化したもの 6つの細胞は同種類の細胞ですが、採取した人が違う細胞です。 表は下記のようになっています。 cellnumber 1  2  3  4  5  6 遺伝子A  0,1 13 1.3 4.2 2.2 1.5 一つ一つの遺伝子の発現量が6つの細胞でどれくらいばらついているかを調べたいです。 最終的には、ばらつきが大きい遺伝子を取り除きたいです。 カイ2乗検定で「6つの細胞での遺伝子Aの発現は同じである」という帰無仮説を立てて有意水準0.01で検定しようとしたのですが、理論値が求められないのでできませんでした。 説明べたで申し訳ないですが、質問できる先生が近くにいないので非常に困っています。 よろしくお願いします。

  • 「比」を用いた多重比較検定について

    大学院で医学研究をしているものです。統計に関して素人のため質問させてください。 ある薬剤の血小板に対する作用を調べています。5人程度からサンプル血をもらって、control群と薬剤およびアンタゴニストなどを含む4群との多重比較検定をしたい思っています。必要な比較はコントロール群との比較のみです。 Bonferoni法やTukey法、Dunnet法などで検定しましたが、血小板は反応性に個人差が非常に大きいのが難点で生データのままではなかなか有意差ありという結果が得られません。n数を増やすにも限界があります。例えば、control群が10、薬剤群が20とい人もあればcontrol群が100、薬剤群が200というように傾向は一貫していますが、値の差は大きいです。そこでコントロールを全て「1」としてそれに対する比を取り、同様に検定するとうまく有意差がでます。比に変換してしまえば、生データそれぞれの持つ絶対量としての情報が失われますが、薬剤により反応が上がったか、下がったかは明確になります。これを用いた検定が果たして統計学的に正しいのかがいろいろ調べてみたのですが、よく分からず困っております。 ご回答お待ちしております。

  • 統計t検定で二つの群が同等と言う事が出来ますか?

    二つの群でt検定を行い、結果のp値が、0.95以上だった場合、 二つの群で同じようなデータが出る確率は95%以上、というように解釈できると思いますが、 これは二つの群は同じであると言っていいのでしょうか? p<0.05の場合、統計学的に有意差があるといいますが、p>0.95の場合は、統計学的に同等であると言っていいのでしょうか? 統計学初心者であまり詳しくありませんが、検定を行い有意差ありと言えるのだから、反対にp値が大きければ同等であるとも言えるのでは?、と素朴な疑問です。 また、二つの群は同じであるとと言う事が出来る検定は存在するのでしょうか? ご教授お願い致します。

  • 複数回の検定 統計

    多重検定・多重比較について教えて下さい。 例えば、A、B、C、Dの4群があるとします。 このとき、A群とD群およびB群とC群に関して平均値に有意差があるかどうかを検定したい場合、 t-検定を2回行う方法と1元配置の分散分析から多重比較を行う方法、どちらが適切なのでしょうか? また、A群とB群、B群とC群、C群とD群、D群とA群に関して平均値に有意差があるか検定したい場合、 t-検定を4回行う方法と、1元配置の分散分析から多重比較を行う方法、どちらが適切なのでしょうか?? 詳しい方、宜しくお願いします。

  • Mann-Whitney検定を採用できる2群の前提条件

    ご覧頂きありがとうございます。有意差検定についての質問です。正規分布していない二つの群について有意差検定を行う必要がありMann-Whitney検定を使っています。ですが、「比較する二つの群が等分散である必要があるとしている研究者もいる」(下記HPの内容を参照するようにとのこと) http://qdai.way-nifty.com/qjes/2005/02/mannwhitneyu.html というご意見を頂いています。分散を比較すべきでしょうか。比較すべきであればどういった方法で行い、等しくない場合にはどの検定が使えるのでしょうか。 また、もうひとつ、今回2群のサンプル数が8倍くらい違います。90と700というような状況です。これについてはMann-Whitney検定を行うことに問題はないのでしょうか。 統計は今までほとんど使ってこなかったため付け焼刃の知識で解析しており間違った検定をしていないか心配です。ご回答よろしくお願いします。

  • 平均値の解析法について どの検定法を用いるか

    先日、以下のような質問をして… 「統計分析の初心者です。 データがあってもどの方法で解析をすればよいのか途方にくれています。 経年的に追跡しているデータで、平均値まで出しています。 平均値は低いほど良い結果です。 1年目、2年目、3年目と3回分のデータがあるのですが、1年目よりも2年目、2年目よりも3年目、1年目よりも3年目の方が良い結果が出ている(平均値が低くなっている)ことを統計的に解析したいと思っています。 どのような方法があるのか、たくさんあるかもしれませんが、教えていただけませんでしょうか? これからのためにも、なぜそれが良いのかも知りたいと思っています。」 そして回答者さまから、標準偏差について親切に教えていただきました。 早速、標準偏差を出してみました。 すると、またお聞きしたいことがでてきましたので、どなたか教えていただけませんでしょうか? 1年目のデータと2年目のデータの標準偏差を比較すると、2年目の方が小さくなりました。 これは、ある介入がこのデータに有意な影響を与えていると言えるのでしょうか? 有意差ありと。 2年目のデータと3年目のデータの標準偏差を比較すると、3年目の方が大きくなっていました。 これは、有意差が得られなかったとなりますでしょうか? このように、平均値は小さくなったが、標準偏差は大きくなっていたものに関しては、平均値が小さくなったのは、たまたま偶然そうなっただけというのをお聞きしました。 このように、たまたま偶然そうなっただけというものを、何とか有意差ありと言えるように解析するものはないものでしょうか…? また、これとはまた別の話になるかもしれませんが、よく聞くt検定やカイ二乗検定、マンホイットニーU検定などをこのような研究に使用するとすると、どのように活用すれば良いのでしょうか? 男女や年齢がわかっているのと、得られたデータの値の高い群と低い群を分ける明確なラインがわかっています。 的外れな質問だったら申し訳ありません! 周りに相談できる方がいないので、もしよろしければご回答いただけませんでしょうか? よろしくお願いいたします。

  • 多重検定

    多重検定について教えてください。 私は動物を使った試験をしています。 ひとつの試験の中で 通常の個体群と病態群、病態+薬剤群を比較 さらに時間軸として複数ポイントある そういった解析をすることがあります。 こういった際、どのような検定をするのが好ましいのでしょう? t検定を複数かけるのがだめだということは理解できるのですが それ以上の検定の違いと 用い方がいまいちよくわかりません。 今はtukeyを使っているのですが、t-testだと非常に有意だと 返してくれるような比較においても tukeyだと全然有意でない、といったケースもあるので なおさら理解ができない状況です。 例えばone-wayの場合とtwo-wayをかけるようなサンプルの解析では 検定も変える必要があるということなのでしょうか? お詳しい方、よろしくおねがいします。 ただ専門用語ばかり並べるのは勘弁してください、数学嫌いなので・・・ またこういった統計学に関して わかりやすい読みやすいお勧めできる参考書ありましたら 教えてください。