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FRBのAIGへの融資

本日9月17日に、FRBがAIGに9兆円の融資を行うとの発表がありました。 リーマン・ブラザーズには断固公的資金注入を拒否していたのに何故AIGには融資が行われたのでしょうか? 政府がリーマンを支援しなかったのは、市場に「政府の支援に頼らずに民間で何とかしなさい」とのサインを送るためだったのではないのでしょうか? またAIG「つなぎ融資」とはどのようなことでしょうか? 経済初心者ですがよろしくお願いします。

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  • doi3desu
  • ベストアンサー率61% (230/376)
回答No.2

これは永遠に謎となるような気がします。リーマンの総資産が64兆円程度。対して、AIGのそれは110兆円。AIGのほうが大きいからというのでは理由になりません。AIGは投資銀行並みのデリバティブを扱いとんでもない損失を出したのです。アメリカは、公的資金による救済は行わないというスタンスです。ところがリーマンは切り捨て、AIGを救った。完全なダブルスタンダードで、米国内でも疑問の声が上がっています。 ちょうどこれは、日本の山一と拓銀に似ています。なぜ、他は公的資金を注入されたのに、山一と拓銀は見捨てられたのか。山一と拓銀は、当局に放置されたために破綻すべく破綻したという説もあります。要は、官僚によるさじ加減一つです。 つなぎ融資というのは、簡単にいうと、次にどこからかお金を融通してもらうまでの間、お金を貸し出すということです。筋としては短期融資です。そのため、株式を担保にしています。 これからが怖いですね。 【金融危機の最悪期、これから訪れる可能性=IMF専務理事】 http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-33804720080917 「国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は17日、金融危機の最悪期はこれから訪れ、問題に直面する主要金融機関が今後数カ月でさらに増える可能性があると述べた。」

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その他の回答 (3)

  • pluto003
  • ベストアンサー率17% (31/180)
回答No.4

No.3です。 リーマンを救済せずAIGを救済した理由がCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)問題にあるらしいです。関連して先日NHKでCDSについて取り上げていました。 -- Wiki -- 「核のボタンに匹敵する」と言われているのがCDSである。世界的投資家ウォーレン・バフェットは、CDSの事を「金融大量破壊兵器」と呼んで、自社バークシャー・ハザウェイによる投資を禁止したと語ったことがある。 CDSの想定元本は 2007年末で62.2兆$(6500兆円)あり、各会社が相互に債務を保証しあっている。 1社が保証しきれないと、その連鎖はどこに及ぶか分からない。 いかなる機関・政府・企業も救済することができない金額である。解決策として、CDS自体を相互解消(停止)し、破綻時の保証は政府がするという形があるが、困難である。 米国政府がリーマンを救済せずAIGを救済した理由がCDS問題であると言われる。

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  • pluto003
  • ベストアンサー率17% (31/180)
回答No.3

この手のことは、「実は、、、」的な事情がある時もおおいですが、個人的にはただ単にタイミングだけの事のように思えます。 現に一番最初のベアスターンズへも事実上の公的資金投入をしている訳で、「公的介入はしない」というスタンスはとっていたいが、市場が破壊してしまっては元も子もないというわけでしょう。 リーマン破綻で市場が混乱する中で、AIGの破綻発表直前でFRBはこれ以上は危険と判断し待ったをかけたと言ったところでしょう。

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  • mat983
  • ベストアンサー率39% (10265/25670)
回答No.1

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33804920080917 ・62兆ドルのクレジット・デフォルト・スワップ市場が混乱 というのが上記にあります。 リーマンよりはAIG倒産の方が世界中の企業への影響は遥かに大きいと言われていますが、上記の理由しか今の所は分かりません。 下記も参考に。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080917-00000101-san-bus_all http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080917-00000042-jij-int

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