- ベストアンサー
遺伝子操作について教えてください
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
遺伝子型が違い、そのためにいろいろ性質が違うところがあります。 詳しくは、資料を探して調べてください。 DH5alphaは、プラスミドでクローニングするときによく使われる宿主のひとつです。 形質転換効率(外来プラスミドを取り込む能力)が高いです。新規にクローニングするときはなるべくたくさんの形質転換体がでる条件で、目的のものをスクリーニングしたいですから、形質転換効率の高いものが好まれます。 組換えに関係する遺伝子の一つが欠損(rec A)しているために、組換えによってプラスミドの構造が変化するのが抑えられます。ヌクレアーゼの遺伝子の一つが欠損しているため、プラスミドを精製するときの分解の危険性を下げます。これらの性質は、プラスミドを安定に維持したり精製したりするのに適しています。 M15はpQEからタンパク質を発現させるのには適していますが、クローニングやプラスミドの維持、増殖には向きません(たとえば組換え関連の遺伝子に欠損がなかったり)。タンパク質発現に適した宿主は、ベクターの種類によって異なりますが、発現系に採用されているプロモータが、誘導をかけていないときは出来る限り働かせず、誘導をかけると活発に転写を起こさせるような性質を与える遺伝子が必要です(ベクターとは別に、そういう性質を与えるプラスミドが入っているM15を使うと思います)。
関連するQ&A
- ボイルプレップ産物をトランスフォーメーションに
ある構築済みのベクターをコンピを使って増幅しようと思っていたのですが、そのベクターが残りほんのわずかです。 一度形質転換を失敗したら失われてしまうぐらいしかありません。 しかし手元には、前回そのベクターを形質転換した際に確認のためとボイルプレップ法で精製したプラスミド産物があります。 万が一手元のコンストラクトを失ってしまうのを回避するため、ボイル法で精製したプラスミドを使って形質転換しようと思ったのですが、可能なのでしょうか? コンピの菌株はDH5αを使用しています。 同様の実験を行った方おりましたら、注意点等があればご指南ください。
- 締切済み
- 生物学
- 遺伝子組換え技術や品種改良について・・・
組換えDNA技術について質問です。 品種改良などを行う際のゲノム改変技術の1つとして「組換えDNA技術」があると教わったのですが、どのような技術を指しますか? 私はプラスミドにBから持ってきた有用な遺伝子を組み込んで(このプラスミド作製技術が組換えDNA技術?)、それをAに形質転換させてB遺伝子をAの中で発現させてやる事でAにBの形質を付加させるのかと思いました。 しかし、プラスミドDNAを形質転換して、生細胞内で制限酵素を発現させて宿主のゲノムに変異を加えて新たな形質を持たせる品種改良法もありますか? 制限酵素ってかなり低い温度でも活性を持った気がするのですが、制限酵素を発現させた状態のまま育種ってできるんですか? あと、組換えDNA技術の課題や問題点ってどのような事が考えられるのでしょうか? 質問が多くて分りづらい文章ですいません。 ご存知の方、教えていただけると嬉しいです。
- 締切済み
- 生物学
- ベクターとプラスミドと形質転換
ベクターとプラスミドって何が違うんですか? 意味的にはほとんど同じだと思うんですが。 形質転換で大腸菌に入れて増やしますが形質転換の時に導入した物と同じものが得られるんですよね? 形質転換によってプラスミドはどれくらい増えるものなのですか?
- ベストアンサー
- 生物学
- 形質転換、形質移入、形質導入について
形質転換、形質移入、形質導入、という言葉の違いが分からなくなりました。形質導入はtransductionでファージを介しして菌にDNAを導入することで、形質移入はtransfectionで細胞にエレクトロポレーション法などで工学的に導入することで、形質転換はDNAが導入されて形質が変わる事を指すので、細胞、菌、両者とも形質転換した、と言えるのですよね?形質転換、形質導入の違いは、DNAを導入する際のベクターがプラスミドかファージの違い、とある本もあってますますこんがらがりました。ベクターの違いなのか、導入される物(菌か細胞(cos7など)で分けてるのか、また現象をさしているのか操作をさしているのか曖昧です。どなたか教えて下さい。
- ベストアンサー
- 生物学
- 非環状プラスミドのライゲーションについて
よろしくお願いします。大腸菌での異種発現にとりくんでいる学生です。 大腸菌に目的遺伝子を形質転換する場合、 非環状プラスミドではタンパク質は作られないのでしょうか? いま私がもってるのは目的遺伝子が導入された環状のプラスミドを インバースPCRしたものです。 インバースPCRは目的遺伝子の一部を削る目的で行ったので、 アンピシリン耐性遺伝子や複製起点はそのまま残ってます。 非環状で、また両端はともに平滑末端です。 forward側はリン酸基がなく、reverse側はリン酸基があります。 PCR後の精製は済んでます。 教官から "平滑末端の場合は大腸菌が環化のプロセスを行うから、 ライゲーションせずに形質転換していい"、 というよう助言をいただいたんですが、本当に大丈夫か心配です。 いろいろ探してみましたが、そういった記述のある文献はまだ見つけられません。 非環状のプラスミドで発現がうまくいった、またはそういう文献を読んだことのある方、 ぜひお話をお聞かせください。
- ベストアンサー
- 生物学
- 真核生物由来の遺伝子を原核生物で発現させたいとき
真核生物由来の遺伝子を大腸菌のプラスミドDNAに組み込み、 そのプラスミドを大腸菌に形質転換し、 得られたタンパク質を精製してSDS-PAGEでサイズの確認を行いました。 その結果、目的のタンパク質の分子量を示す位置にバンドが得られたため、 実際に活性測定を行ったのですが、 酵素活性は検出されませんでした。 この結果について、以下のように考察しました。 真核生物の発現調節はとても複雑なため、 原核生物である大腸菌で発現させた場合、 実際に得られたタンパク質と目的のタンパク質の分子量と一致したとしても、 正しいフォールディングが取れていないことがある。 このため、酵素としての活性が検出されなかった。 合っているでしょうか・・・? 他にも何か原因があるようでしたら教えてください。
- ベストアンサー
- 生物学
- プラスミドへのインサート長が予想と異なるのはなぜ
大腸菌で発現タンパクをつくるため、クローニングしています。PCRで増幅後、2つの制限酵素でプラスミド、インサートともに切断し、ライゲーション、コンピテントセルへの組み込み後、プラスミド抽出してから制限酵素で切断して長さを確認するのですが、インサートと異なる長さのものしか取れません。なぜでしょうか? たとえばインサート1kbなのに取れたものは1.2kbと0.9kbになっていました。 単なるコンタミネーションでしょうか?
- ベストアンサー
- 生物学
- タンパク質の発現について…。
久しぶりに質問させていただきます。融合GFPを取り扱う実験を行っているのですが、融合GFPがコードされたプラスミドDNA(Aとします。)から融合GFP部位の塩基配列を他のプラスミドDNA(Bとします。)に組み込む実験を行っています。PCRによって、ベクターBに融合GFP部位の塩基配列の導入が確認出来たのですが、いざこのプラスミドDNAからタンパク質を発現させ、抽出すると、GFP発光が全く確認出来ませんでした。 ホストベクターの種類によって、発現が抑制されるような事ってありますか?また、ライゲーションのやり方によって、3文字の認識コドンがずれる事とかあるのでしょうか? ちなみに、このクローニングでは、タカラバイオ様のIn_fusion酵素を用いています。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 生物学
- タンパクの発現に関して
あるタンパクの発現を試みているのですがまったく発現しません。意見をいただけると幸いです。よろしくお願いします。以下条件です。 使用ベクター:Qiagen pQE30 発現させるタンパクの由来、鎖長:植物由来、約800bp ホスト:E.coli M15[pREP4]およびBL21(DE3)plyS 培養条件:37℃で培養後、OD600=0.6のとき1mM IPTGを添加、その後25℃で一晩培養。 そのほか、SDS-PAGEにて可溶性・不溶性画分どちらも調べましたが、目的タンパクはありませんでした。ベクター&インサートDNAはBamHIおよびPstIで切断し、ライゲーションしました。シークエンスも確認しましたが問題ありません。 必要なことがあれば追加します。どんな些細なことでもかまいません。どしどし意見をお願いします。
- ベストアンサー
- 生物学
お礼
ありがとうございました。 非常に参考になりました。