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文学的表現には具体的にどのようなものがありますか?

文学的な表現と言われて、具体的にどのようなものを連想しますか? 僕は比喩しか思いつきません。 比喩以外の文学的表現を教えてください。

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noname#74443
noname#74443
回答No.1
patorashe
質問者

お礼

大変わかりやすいリンク先を紹介してくださり、ありがとうございました。

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  • Ganymede
  • ベストアンサー率44% (377/839)
回答No.2

次のようなまとめがあります。 修辞法の分類(雨宮俊彦・関西大教授) http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~ame/word/Rhetor.html さて、ご質問文にケチをつけるわけじゃないんですが、おっしゃるように「比喩しか思いつ」かなくても、それで上等ではないでしょうか。むしろ、まだまだ比喩の世界の広さをご存知ないのかも? と思いました。芥川龍之介は次のように述べています。 芥川龍之介『澄江堂雑記』(青空文庫) http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/3745_27318.html (引用開始) メタフオアとかシミリイとかに文章を作る人の苦労するのは遠い西洋のことである。我我は皆せち辛い現代の日本に育つてゐる。さう云ふことに苦労するのは勿論、兎に角意味を正確に伝へる文章を作る余裕さへない。しかしふと目に止まつた西洋人の比喩の美しさを愛する心だけは残つてゐる。 「ツインガレラの顔は脂粉に荒らされてゐる。しかしその皮膚の下には薄氷(うすらひ)の下の水のやうに何かがまだかすかに仄(ほの)めいてゐる。」  これは Wassermann の書いた売笑婦ツインガレラの肖像である。僕の訳文は拙いのに違ひない。けれどもむかし Guys の描いた、優しい売笑婦の面影はありありと原文に見えるやうである。 (引用終り) なんという言語の美……。ただし、私には原文を探し出すすべもなくて、どうもすみません。話は飛びますが、ドナルド・キーンは(アメリカの)大学で日本語を講義するとき、現代文の易しいのではなく、古今和歌集の仮名序から始めることがあったそうです。「やまとうたは、ひとのこころをたねとして、よろづのことのはとぞなれりける」。学生の中には、涙ぐむ者もいたそうです。「ああ、私たちが学び始めようとしている日本語は、こんなにも美しい」と。 古今和歌集 仮名序(水垣久氏のサイト) http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/kanajo.html 話を元に戻して、芥川は日本の古典にも漢籍にも通じた人ですが、西洋語の比喩表現の美しさにも、はらはらと涙をこぼすことがあったでしょう。以上、ご質問の趣旨からは、ずれてしまいましたが。 検索してみたら、次のようなサイトもありました。 メタファーを味わう ――「百艸」から (3) ― (十銭坊 tohsembo) http://blog.auone.jp/montbell/?p=0&disp=entd_p&EP=3430835 「日本語は美しい」か(十銭坊 tohsembo) http://blog.auone.jp/montbell/?p=0&disp=entd_p&EP=3431418

patorashe
質問者

お礼

ありがとうございます。

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