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プロパンガスの車を一般向けに作らない理由

PQC15016の回答

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  • PQC15016
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回答No.58

だいぶ回答があるようですが、なかなか決定打はないですねえ。 これだけ締め切りが長いと、様々な回答があるものだと関心します。 でも、ちょっとだけ補足させてください。 <なぜメーカーが作らないかとは少し外れますけど、さすがに??もあるので・・・・> では最近から(JUNさんは番号書かなくてもわかりますよね) 1.「理由はLPGは・・・メーカーに対して上記4車種は開発費の補助金があるのではないでしょうか?しかしLPGには無い。」 → 開発補助で言えば、CNGにもLPGにも「高効率次世代エンジン開発」って補助がありましたよ。LPGもありました。   CNG http://www.nedo.go.jp/iinkai/kenkyuu/bunkakai/16h/jigo/28/1/5-1-2.pdf   LPG http://www.meti.go.jp/committee/materials/downloadfiles/g40329a140j.pdf 2.「都市部以外の一般家庭に於いては、プロパンガスを燃料にしている世帯・・・LPガスの原価は安く・・小手先の需給調整をしているといったのが現状」 → LPガスの利用ベースから言うと、家庭需要は減少気味です。自動車用もタクシー中心の割には比率は低いです。   http://www.j-lpgas.gr.jp/intr/05/index3.html 3.LPGを燃料としてる自動車はエコエミッション(低燃費)であってもローエミッション(低公害)では無いからではないでしょうか? →低ランニングコストが正しいでしょうね。   コンロで燃やせる程、黒煙なく・低NOxで低公害ですよ。   http://www.nichidankyo.gr.jp/lpgcar/guide/index06.html 4.No..1の方が言ってますがトランク内のプロパンガスボンベには使用期限があります。それの点検や付け替えの時期は車検時期とはリンクしてないんです。 → 使用期限は6年あります。1年車検車(貨物・緑ナンバー)は車検とリンクします。白ナンバーはリンクしませんけど5年目の車検に容器検査(リンク品チェンジが多い)してもいいので・・・ 検査費用2-5万円です。 http://www.nichidankyo.gr.jp/lpgcar/use/index.html 5.私の地元の陸運局近くのテスター屋には「LPG車XX試験」とかいう看板 → LPG車気密試験のことですね。ボンベを換えたあとにトランクと座席のある室内の気密検査が必要です。   (でも、水素でもCNGでもボンベ積み替えると実施する必要があります。床下にあれば関係ないです) 6.韓国車 → ヒュンダイのグレンジャーですが、日本車に6気筒LPG量産車がないのでこの2年間に約300台売れています。   (少ないのですが、ヒュンダイとしては1車種では最量販。韓国では同じ車種を年1万台も売りますけど)    http://www.hyundai-motor.co.jp/vehicle/grandeur/index.html 7.出力のためではなく、冷却用に燃料を噴射し消費します。理論空燃比(14.7:1)ですが、負荷が高い時や加熱時には燃料が濃い目に噴射されます。 → LPGの理論空燃比は15.7:1です。LPGは気体状で噴射(CNGと同じ)、液体状で噴射(ガソリンと同じ)どちらも可能です。   気体なら高負荷に耐えられるようCNG量産車と同じ構造で、液体なら扱いはガソリンと同じです。   あ、LPGを液体噴射すると蒸発潜熱で、吸気温度は大きく下がりますから吸入効率は上がりますし濃い目もOKです。   そうそう、JUNさん、LPGのオクタン価は約105です。   http://www.hyundai-motor.co.jp/vehicle/grandeur/pdf/Grandeur_lpiguide.pdf 8.しかしガスでは、この手は全く使えません。それでパワーが落ちる=本来のパワーになる、というわけです。エンジンに拘るエンジニアには耐え難いことかも知れません。 → 基本的にセッテイングです。ボルボのLPGバイフューエル量産車はバイフューエルですがガソリンもLPGも同じ140馬力です。 9.LPガス車についていた補助金が、予算年度の前半で既に予算オーバーしているということでした → 説明不足ですが予算オーバーではなく、「募集台数を受付開始1日でオーバー」が正しいです。   http://www.j-lpgas.gr.jp/lgv/05.html 10.LPガス自動車普及促進協議会に問い合わせてください。 →すいません。こちらにメールくださいね。 http://www.nichidankyo.gr.jp/lpgcar/profile/inquiry.html 11.>そんなタクシー仕様の格好の悪い車ではなく、普通の乗用車にLPG仕様を作れば →最初の1歩としてクラウンセダンは、ガソリン仕様が消えてLPG車だけになり自家用対応も始めたようです。   http://toyota.jp/crownsedan/index.html 12.貴方が連続して(自家用車使用は毎日、始動、停止、給ガス、臭い等々)・・・・経験と想像は違いますよ。 → すいません。20年自家用で3ナンバーでLPGですけど、昔は知らず今の噴射式は「全く関係ないです」    キャブレターのガソリン車と同じ昔のLPG車と、EFIなど噴射になった今のエンジンを比較しています。    13.CO.2排出量はガソリン車と同等と、検査結果がありました。 比重で想像すれば納得ですので、ジーゼル車同様低減できません。 → CO2は論より証拠。http://www.nichidankyo.gr.jp/lpgcar/guide/index06.html → LPG比重は、1L500gないです。そもそもC分が少なくて、H分が多い燃料ですから当然CO2は減ります。   http://www.nerc-tokyo.com/coopev/pdffiles/fuel_property.pdf 14. その1.プロパンスタンドが極端に少ない。 → タクシーの93%はLPG車で、タクシーのある町にはありますよね。 その2.パワーが無い → 省略します。 その3.燃料タンクの検査が3年に一回義務付けられている。 → すみません。6年に一度です。 その3.冬などは寒さのため、夜間駐車中に燃料パイプの中でプロパンが凍ってしまう、その為に扱いが難しい。     → すいません。凍らないです。気化しにくいのは昔ありましたが、今はフューエルヒーターが標準です。 15.日本のメーカーも輸出向けには作っていたりするのでしょうか → 香港向けのクラウンとコースター、欧州・豪州の国産各社はインポーター改造しています。 16.原油を他の製品に精製するときにも出来るガソリンと違い、・・・・・もう一つ付け加えると、LPG、CNG市場も政治的駆け引きや国際投機の対象で、先行きは原油以上に不安定視されているという話もあります。 20.原油って日本に持ってきて精製する過程でガソリンだけでなく、重油、軽油、灯油、アスファルト、合成樹脂などが一定割合で作成されます。 →すいません。LPガスは原油精製時にも天然ガス随伴もあります。タンカーも既に大量にあります。  http://www.j-lpgas.gr.jp/intr/05/index.html →ソースが多いので供給はあまり困らないです。精製過程で最初に出るのは軽いLPGです。  http://www.j-lpgas.gr.jp/intr/01/index.html 17.LPスタンドが少ないのは、LP車が少ないからで・・・ → もう1900ヶ所あります。設備は最低700万円程度で資格不要なものもありますよ。   http://www.kagla.co.jp/contents.php?cPath=products&page=auto_compo&cont=auto_compo 18.私の周りで聞いてみた限り、プロパンガスを背負って走るから危険だと感じる人はいません。 → 本当に危ないならば23万台もあるタクシーの事故で「爆発!!」ってニュースにならないですよね。 19.その後、法律が変わって、そういう改造が認められず、出荷時にしかできなくなった=メーカーにしか作れなくなったそうです。 → 無認可改造のことだと思います。今は改造後の排出ガスレポートを取得しなくてはならないからです。   改造メーカーは沢山ありますよ。   インテグラル http://www.integral-ltd.co.jp/hybrid/   ニッキソルテック http://www.nksoltech.co.jp/   FKメカニック HPなし   田中モータース http://www4.zero.ad.jp/tanakam/index.html   LPG内燃機関工業会(代表例) http://www.yanagi-kuruma.com/index.html   プリンスガスジャパン http://princegas.jp/   20.つまり車に詳しいと登録している人たちですら、これほどの思い違い、勘違い、思い込みがひどいのです。 → これは、残念ながら私もそう思いました。   今は、欧州から持ってきたボルボLPG量産車に乗っていますが、なんで日本車にないのだろうと思います。 (今まで改造車20年でした。ある程度の正規デイーラーだとメンテも部品も取り寄せOKでその安心感はあります)   ヒュンダイはLPGのハイブリッドも量産販売開始したようでこれも今興味深々です。   http://www.hobidas.com/auto/newcar/article/103556.html

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jun
質問者

お礼

非常に詳しくありがとうございました。 私も如何に思い違い、勘違い、思い込みの酷い人達が多いかだけが良く分かりました。既に書いていることを全く理解せずに意味のない回答をし、この回答の後でさえ、既に何度も書かれていることを回答する人が居るということはこれ以上は意味がないと判断しました。 日本は本当に後進国になってしまったのですね。ITについてもそうですが、医療についてもWHOから呆れるだけでなく非難までされるような間違いだらけの新型インフルエンザ対策で、完璧に先進国とは言えない国だということが良く分かりました。

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