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棚卸資産、後入先出法の存廃をめぐる論争

国際会計基準審議会が「後入先出法を採用すると期末の棚卸資産が大幅に減少した場合、古い単価の棚卸資産が払いだされたとみなされ損益を歪めてしまう」という理由で廃止を決定しました。 古い単価が払いだされたとみなされ損益を歪めてしまうとはどういう意味でしょうか?

みんなの回答

  • umimomo
  • ベストアンサー率44% (4/9)
回答No.1

 通常、常に期首在庫より期末在庫が多い場合、期末在庫は期首在庫と当期仕入高により構成され、売上原価はすべて当期仕入高により構成されることとなります。  一方、期首在庫より期末在庫が少ない場合には、期末在庫はすべて期首在庫により構成され、売上原価は期首在庫と当期仕入高により構成されることとなります。  この売上原価に含まれる期首在庫は、過去何十年にわたって蓄積されたものであり、それが当期売上高と対応されることとなることは、適正な期間対応が妨げられることとなります。  このことが、損益を歪めることになると思います。

icanfly777
質問者

お礼

簡潔でわかりやすい回答ありがとうございます。 もっと学習が必要だと感じさせられました。また何かあったらよろしくお願いします。

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