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四十九日で坊さんが言ったことが理解できません

先日伯父の四十九日がありました。 お坊様が念仏(経?)を唱え、 「○○さん(伯父)の魂は無事極楽浄土へと行かれました」 と説明してくれました。 ところが、その後位牌に向かってなにやら儀式(?)を行い、 そのあとこう言ったのです。 「今○○さんの魂をこの位牌にいれました」 ?? この場合、伯父の魂は極楽浄土にあるのでしょうか? 位牌にあると考えるのでしょうか? ちなみに宗派は浄土宗です。 理解できず困っていましたが、お坊さんに聞ける雰囲気でもなく…。 ご存知の方いらっしゃいましたら教えていただけないでしょうか? ちなみに父に相談したところ、 「魂のコネクションを位牌に作成したんだよ」 と言ってました。 Windowsでいうショートカットのようなもの?? ちょっと信じられません。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • yuhkoh
  • ベストアンサー率48% (350/723)
回答No.4

「極楽に行かれた」という言葉は、故人が「絶対的な安楽なる境地に達せられた」ということです。 阿弥陀如来のいます西方極楽浄土は、安楽世界とも安養世界ともいいますが、「極めて楽しい」世界です。楽しいといっても人間世界の楽しさとは違います。 私たちの凡夫の「楽しさ」は「苦しさ」と相対的な世界。例えば、おいしいものを食べて楽しいと思う。しかしそれはほかの生命を奪うことであり、また多くの人の労苦によって得られたもの。また食事が終われば、また飢えや欲望などの苦しみが始まる… 苦によってなりたつ楽ですね。 極楽はその名のごとく絶対的な楽しみ。自他の苦しみによって成り立たない世界。そのような境地であり、またその故に、極めて安楽に仏道修行に専念できる世界なのです。 「位牌に魂を入れる」というのは、正しくは「開眼」といい目を開く。つまり誰もが持つ仏性に気付くとでもいいましょうか。 故人をただ単に“死後の人間”と見るのではなく、その本当の姿は仏なのだと観る。それは同時に生きとし生けるすべてのものに仏性を見いだすということです。 ですから故人は今絶対的なる安楽な境地に入られて、極楽での修行に専念されています。そこはまた世俗と異なり本当の意味で心が自由自在なのです。 そして私たちは位牌を通じて故人の仏性を見いだし、また極楽での修行がつつがなく行えるように仏事を営み、また機会として遺族も現世で仏の道にふれることが大切ですね。 「魂」という言葉を三流オカルト的な固定的物質と考える必要性はありません。

jjk65536
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございます。 初心者向けに解説していただいて、非常に読みやすかったです。 現在伯父は極楽の境地で安楽に仏道修行を行っているということですね。 極楽浄土のイメージが全然違っていました。 ありがとうございます。 位牌の件でこういった質問をしている時点で、私は開眼できていないのだと 思います。 ただ、御坊さまの「位牌に魂を入れる」という表現は素人に誤解を与えますよね。 > 「魂」という言葉を三流オカルト的な固定的物質と考える必要性はありません。 あちゃ。見抜かれちゃってますね。 理系なのでついこういったイメージをしてしまいました。 ご容赦ください。 非常に勉強になりました。 親切な回答ありがとうございます。

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その他の回答 (3)

  • e-toshi54
  • ベストアンサー率22% (728/3265)
回答No.3

祖父も父も母のお葬式や、それに連なる一連の行事に参列しましたが、どっち道宗教毎のセレモニーですので、言葉のはしはしまで突っ込んで感がえませんでしたし、必要ないと思っています。

jjk65536
質問者

お礼

特に私のような無神論者には理解が及ばない世界ですが、 自分と違う文化、世界に興味を持つことは悪くないと考えています。 私の質問自体は野暮みたいなもんですね。 ご回答ありがとうございます。

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  • mat983
  • ベストアンサー率39% (10265/25670)
回答No.2

http://www.omakase-sougi.com/sogi_nagare_shijukunichi.html 49日の間は死者の魂は、現世とあの世をさまよい、 49日法要が終わると極楽浄土に行くことになると、 サイトにあります。

jjk65536
質問者

お礼

サイト見ました。 わかりやすいですね。 位牌と魂の関係について触れていないのが残念ですが。 現在伯父の魂は極楽浄土にあると考えるようですね。 ご回答ありがとうございます。 (閻魔様の審判が四十九日に行われるというのが興味深いです)

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  • au-soleil
  • ベストアンサー率30% (168/546)
回答No.1

私の伯父が旅立った時も、似たような事がありました。 人は亡くなった後、四十九日をかけて極楽浄土へ行くのだそうです。だから旅姿にしてあげるのだそうです…。あぁ~この事から、人は死後何処へ行くって話につながるのか~と思いました。 (現実、肉体は火葬されてしまうのだから…) つまり、四十九日までの間は、魂が浮遊している(?)または定着していない(?)状態なんだな~と同時に思いました。 そして四十九日を迎えた時、ようやく儀式を以って魂は位牌に込められているのだと…私はそう解釈していました。

jjk65536
質問者

お礼

極楽浄土に着いた日に、位牌に込められるということに なってしまいますよね? 位牌があるのは俗世ですので、これでは帰ってきてしまっているような…。 (位牌の中にこそ極楽浄土がある??) 好奇心は絶えませんが、一旦締めさせてもらいます。 ご回答ありがとうございました。

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