• ベストアンサー

収束列の部分列について

はじめて質問させていただきます。 学校で位相幾何学を学んでいるのですが、なぜ収束列の部分列が同じ値に収束するのかがどうしても分かりません。 感覚的には分かるのですが、証明しろと言われると何をどうしていいのかさっぱり分からなくなってしまいます。 よろしくお願いします。

noname#61692
noname#61692

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kumipapa
  • ベストアンサー率55% (246/440)
回答No.4

数列が収束するという定義はよいとして、 部分列そのものの定義を見直してみましょう。 部分列 {anj} の nj には、狭義単調増加というような約束が入っていませんか? > 部分列とは数列anに対して、p≦an≦q(nは任意の自然数)となるp、qが存在するならば、数列anの部分集合である数列anjは収束するという・・・ もう一度、教科書を見直してみてください。質問者さんが言われているのは、有界列の部分列は収束するということのようですが、それは間違いです。有界列から収束する部分列を取り出すことはできますが、an が有界だからといって、その任意の部分列が収束するわけではありません。また、本問では、このことは無関係です。 この問題で問われていることは、an が α に収束するとき、任意の部分列が(質問者さんが言われた収束の定義に基づいて)α に収束することを示せということ。話は簡単で、{an} において、ある n0 より大きな n では |an - α|<ε ですね。an は α に収束するので。 ですから、任意の部分列 {anj} でも、その n0 より大きな添え字の項以降(nk >n0 となる k が存在して、k<j)で |anj - α| < ε 。これをきちんと言うために、部分列の正確な定義が必要。 参考まで http://www.ritsumei.ac.jp/~osaka/rejime/kougi04/kaikaiseki1.pdf

noname#61692
質問者

お礼

もっともっと勉強しないとだめだということを痛感しました。 ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • koko_u_
  • ベストアンサー率18% (459/2509)
回答No.3

>収束するとは任意の正のεに対してa-ε<an<a+ε  >for任意の自然数n:n0<n となるn0が存在するということではないのでしょうか。 「位相幾何学」でその定義はないと思う。

noname#61692
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 私がしっかり理解していないということですね、勉強します!

回答No.2

こんばんは。 数列{an}がαに収束するとき、{an}の部分列{anj}がβに収束すると仮定して、αとβが一致することを示せばよいと思います。 きちんとε-δ論法で示すには三角不等式やコーシー列の知識も必要ですが…。 >また、部分列とは数列anに対して、p≦an≦q(nは任意の自然数)となるp、qが存在するならば、数列anの部分集合である数列anj >は収束するということだと思っています は本当に部分列の定義?私には理解できません。

noname#61692
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 もう一度勉強し直します!

  • kumipapa
  • ベストアンサー率55% (246/440)
回答No.1

それでは、「収束する」とは、どのように定義されますか? また、部分列の定義は? 以上、補足欄へどうぞ。 これらをきちんと表現できるならば、収束列とその部分列とが同じ値に収束することを示すに何ら問題は無いはずです。これがさっぱり分からんということは、「収束とは」、「部分列とは」、の定義がさっぱり分かっていないとしか思えないのです。

noname#61692
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 収束するとは任意の正のεに対してa-ε<an<a+ε for任意の自然数n:n0<n となるn0が存在するということではないのでしょうか。 また、部分列とは数列anに対して、p≦an≦q(nは任意の自然数)となるp、qが存在するならば、数列anの部分集合である数列anjは収束するということだと思っています。

関連するQ&A

  • 部分列の収束性

    こんばんは。「数列があって、それの収束する任意の部分列が同じ極限に収束するならば、その数列自身がその極限に収束する。ということを証明せよという問題です。 もしその数列がコーシー列であればその部分列がそのコーシー列と同じ値に収束するというのは証明したのですが、この問題では数列があってとだけ言ってます。コーシー列ならば、εーN法で行けるのですが、この場合どうやって証明すればいいのでしょうか?どなたか分かる方、証明宜しくお願いします。

  • 収束

    「収束する数列の部分列は収束する」 というのは、意味としてはわかるのですが、 具体的にどのように証明すればよいのでしょうか?

  • 幾何平均の収束の問題

    学校の課題で以下の問題がありました、まったくわかりません。 「区間(0,1)の一様乱数の幾何平均 データ→∞のとき ある値に収束することを示せ」 です、ヒントでも答えでも誰か教えてください!

  • ベクトル列の収束

    ある定理の証明をしていた時に、 以下のことを使うとわかると途中の補足で出ていた事なのですが、 その補足でつまってしまいました。 どのようにして解けば良いのでしょうか。 宜しくお願い致します。 E:バナッハ空間 {x_n}:Eのベクトル列 {a_n}:実数列 ∥x_n∥≦a_n かつ Σa_nが収束(n=1~∞) ならば Σx_nも収束(n=1~∞)

  • an=cos(nπ/5)の収束部分列をすべて求めよ。という問題が分かり

    an=cos(nπ/5)の収束部分列をすべて求めよ。という問題が分かりません。  回答よろしくお願いいたします。

  • cauchy列

    CAUCHY列{an}n=1∞ において、ある部分列 {an(k)}k=1∞ がaに収束するとき、{an}n=1∞自体がaに収束することを証明せよ。 お答えおねがいします。s

  • 「収束」を定義すれば、位相も定義できる?

    位相空間では、点列の収束という概念が定義されていると思います。手元に適当な本がないので、不確かな記憶ですが、 位相空間Xの点列(a_n)がαに収束する ⇔αを含む任意の開集合Oについて、あるNが存在して、n≧Nならばa_n∈Oである という雰囲気の定義だったと思います。(nは自然数のような離散的な値ではなくてもよいはずですが、自然数と考えて問題ありません) さて、ある空間X上の点列(a_n)に対して「収束(極限)」の概念を定義したとしたとします。 この時、空間Xに適当な位相構造を入れてやる事で、位相空間Xにおける収束と、ここで定義した収束が一致するようにする事は可能でしょうか?(もし、必要なら、Xはベクトル空間としても構いません) そもそも何を「収束」と呼ぶべきかすら分からないですが、一般的な定義あるのであればその定義と考えて差し支えありません。(ないのであれば、困ってしまうのですが、きっとあるでしょう) 具体的な例としては、ヒルベルト空間の線型演算子には、「弱収束」や「強収束」と言った概念がありますよね。これらの意味の収束を与える位相は存在するのか、という事です。(具体的にどう構成するのかは知りませんが、「弱位相」とか「強位相」と呼ばれる位相があったと思います)

  • 積分が収束する証明

    xを変数とする関数 関数 sin(x^2) を x で 0から無限大まで 積分するとその値は収束すると思います。(^2 は二乗の意味) 収束値は問いませんので、収束することを証明したいのですが 難しいです。どなたか証明して頂けないでしょうか。

  • 数列とその部分数列の収束の証明

    ----- ----- 数列{an}がaに収束するとき、その部分数列{an(j)}がすべてaに収束することを示せ。 ----- ----- 様々な書籍を参考にしてみたのですが、 ----- 任意の部分列 {an(j)}が、その n0 より大きな添え字の項以降(nk>n0 となる k が存在して、k<j)で|anj-a|<ε ----- 上を示そうにも手こずり困っています。 部分列 {n(j)}が、自然数の単調増加列であることは解るのですが…。 大まかな道筋をお願いします

  • 部分列って?

    証明で,「~~なので,~~という部分列が存在する」 (たとえば,「fが非有界とする.fの非有界性より,ある部分列{tj}でf(tj)→∞というものが存在する」など) というのを見かけますが,部分列ってなんですか? 「~~という点列が存在する」 ではだめなのでしょうか? 基本的なことで申し訳ありません. よろしくお願いいたします.