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有効数字の桁数と平均操作

encyの回答

  • ency
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回答No.2

たとえば、「92.0mm」というデータがありますが、このデータの意味するところは「91.95mm以上 92.05mm未満」ということです。 つまり、「91.95mm以上 92.05mm未満」であることは確からしいということで代表値として「92.0mm」といっていると考えても良いでしょう。 ちなみに、この場合 3桁目に誤差を含んでいるわけですが、これを「有効数字3桁」で表現しているといいます。 他の 9つのデータも  91.5mm→91.45mm以上 91.55mm未満  91.0mm→90.95mm以上 91.05mm未満  97.0mm→96.95mm以上 97.05mm未満  93.0mm→92.95mm以上 93.05mm未満  94.0mm→93.95mm以上 94.05mm未満  92.0mm→91.95mm以上 92.05mm未満  93.0mm→92.95mm以上 93.05mm未満  92.0mm→91.95mm以上 92.05mm未満  92.5mm→92.45mm以上 92.55mm未満 となります。 さて、これらの数字を使ってどこまでの精度で計算できるかを確かめてみます。 一番精度の悪い場合を考えるため、誤差の範囲の端の数字同士で平均値を求めてみます。 すると、  92.745mm以上 92.850mm未満 となります。 # 計算間違えてないよね? ご質問の意図は、もとのデータの平均値が「92.8mm か、92.80mm」かということですが、両者の精度はそれぞれ  92.8mm→92.75mm以上 92.85mm未満  92.80mm→92.795mm以上 92.805mm未満 となります。 また、データから得られる平均値の精度は「92.745mm以上 92.850mm未満」でした。 平均値を有効数字 4桁まで求めて 92.80mm (92.795mm以上 92.805mm未満) とするほどの精度はないと考えるべきでしょう。 この場合は、有効数字 3桁まで求めて 92.8mm (92.75mm以上 92.85mm未満) とするのが妥当なのではないかと思います。 …というような話を、学生時代に教えられた記憶があります。 「有効数字の桁数以上の精度は求めない」と覚えておけばよいでしょう。 元の質問に対する ANo1さんは > データ数が多くなると、平均値の有効数字を増やすことができます。 と書かれています。 一般に n=10 を「データ数が多い」とは呼べないと思いますし、参考URLで示しているようなもともとバラツキの少ない例で「n=10 で有効数字を1桁増やせた!」と言われても、回答として不十分だと思うのですが。。。 # データ数が多いといった場合、n≧50 はほしいところではないでしょうか。 まぁ、最後は私見ですのであまり気にしなくても良いです。 ご参考まで。

htms42
質問者

お礼

皆様ありがとうございます。 御礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 >一般に n=10 を「データ数が多い」とは呼べないと思いますし、参考URLで示しているようなもともとバラツキの少ない例で「n=10 で有効数字を1桁増やせた!」と言われても、回答として不十分だと思うのですが。。。 # データ数が多いといった場合、n≧50 はほしいところではないでしょうか。 #7のご回答の中にもありますが分散は1/√nで小さくなっていくというのが元々の根拠だろうと思います。 10個のデータで求めた分散と100個のデータで求めた分散を比べると100個の方の分散が0.3倍ぐらいになっているということです。それだけシャープになるのです。 ただこの場合も個々のデータを何桁で測ったかということと平均値の精度はいくらかということとは直接の関係はありません。 #7にも書かれていますがこのデータの場合、せいぜい2桁です。その2桁目の幅が平均によって狭まくなるだけです。 平均しても2桁の精度(信頼性)しかない、という#7のご回答に納得できるものがあります。 50回、100回とやっても3桁にするのがせいぜいでしょう。 とにかく測定の精度が悪すぎます。

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