• 締切済み

動的粘弾性測定について

現在、粘弾性について勉強しています。 粘弾性の測定法の一つに動的粘弾性測定がありますが、 市販の測定装置では、貯蔵弾性率や損失弾性率をどのように 求めているのでしょうか?

  • 化学
  • 回答数4
  • ありがとう数2

みんなの回答

  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1631/3289)
回答No.4

もうちょっと補足しておきます. 一般に,Fsin(ωt+δ) = F'sinωt + F"cosωt と変形できます. 周期的な歪み γsinωt に対して,F'/γ から貯蔵弾性率,F"/γ から損失弾性率を計算します.

shida_mura
質問者

お礼

みなさん、御説明ありがとうございました。 もっと勉強していきたいと思います。

回答No.3

あなたの質問を、どんな方法で(測定方法で)貯蔵弾性率、損失弾性率をしらべられるか。という意味として回答します。 (1)弾性率=応力/ひずみ、です。一般には試料に、ひずみ(変形)を正弦波形(sin curve)をとして振動をあたえます。その応力(力)responseを測定します。 (2)ひずみ(変形)を、x軸に、応力(力)をY軸に図形化します。図形化方法は、簡単にパソコンでもできますよね。すると、粘弾性材料なら、リサージュ図形が得られます。 (3)複素弾性率=応力/ひずみですから、貯蔵弾性率=応力振幅/ひずみ振幅、損失弾性率=リサージュ図形の中央のy軸幅/ひずみ振幅、tanδは位相差で測定可能です。詳細は専門書でどうぞ。

  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1631/3289)
回答No.2

違います. ひずみγ(ω)=γsin(ωt) で表されるとき,応力F(ω)=Fsin(ωt+δ) で表されることになります. このときの γ/F とδから求めるのです. 機械の仕掛けとして,ひずみを制御して,結果として生じる応力を計るタイプと,応力を制御して結果として生じるひずみを計るタイプがありますが,解析の基本原理は同じです. より詳しくは,複素解析の基礎的理解が必要です.

  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1631/3289)
回答No.1

周期的な振動変形を与え,発生する応力との振幅比と位相差を解析するか, 周期的な振動応力を与え,発生するひずみとの振幅比と位相差を解析する.

shida_mura
質問者

お礼

ありがとうございます。 それは、E'=E*cosδという関係を使っているということでよいのでしょうか? それとも、他の方法があるのでしょうか?

関連するQ&A

  • 動的粘弾性測定について

    動的粘弾性測定を行い、貯蔵弾性率E'を算出したいのですが、測定方法によって、形状補正をしなくてはならないと学びました。しかし、良い文献がありません。そこで、この形状補正について、教えて頂けないでしょうか?また、参考になる文献があれば教えてください。お願いします。

  • 動的粘弾性

    動的粘弾性の初心者です 動的粘弾性で言う貯蔵弾性率と、引張試験で言う引張弾性率はどのような違いがあるのでしょうか。 どなたか教えていただけますでしょうか。 よろしくお願いします。

  • 素材の粘弾特性を測定して製品の反発弾性率を推定するほうほう

    素材の粘弾特性を測定して製品の反発弾性率を推定するほうほう DMA試験で貯蔵弾性率や損失弾性率を求め、これらデータから製品(クッション部品)の反発弾性率を推定する方法は御座いませんか。

  • レオロジーの本

     溶融粘弾性や損失弾性率、貯蔵弾性率など詳しく解り易く書かれた本があれば、教えてください。 レオロジーのことを勉強しているのですが、数式ばかりでよく分かりません。お願いします。

  • 粘弾性について

    tanδ=弾性係数/粘性係数 でいいのですか?  貯蔵弾性率=弾性成分=弾性係数   損失弾性率=粘性成分=粘性係数    これらの関係も いいのですか?

  • 動的粘弾性でのE’E”、G’G”

    貯蔵弾性率、損失弾性率という表現でE’E”という表現があり、単純なMaxwellモデルでは、それぞれEω^2τ^2/(1+ω^2τ^2), Eωτ/(1+ω^2τ^2)なることは判りました。しかし一方G*なる量が出てきて、実部と虚部にわかれ、G’G”としてそれぞれ貯蔵弾性率、損失弾性率とよばれていたり、貯蔵剛性率、損失剛性率とよばれていたりします。EとGは異なるものとしてかかれているようですがどう違うのか判りません。きちんと勉強すればよいのでしょうが、手っ取り早く理解する必要がありここでお聞きする次第です。よろしくお願いします。

  • 動的粘弾性の測定について

    動的粘弾性の初心者です。どなたか教えていただければ幸いです。 変形モ-ドを変えてゴム試料のAとBを測定したのですが 損失正接(tanδ)のピ-ク値が引張りではAが1.83、Bが2.19に対して 捻りによる測定ではAが1.85、Bが1.83の結果でした。 変形モ-ドは違いますが同じ応力を与えて、発生する歪みを測定しているのに このような現象が発生する原因がわからず困っています。よろしくお願いします。

  • DMTA測定してもらえる所はありませんか?

    お世話になります。 合成ゴムの弾性率測定をしたいと思っています。 DMTA又はDMAで貯蔵弾性率を測りたいのですが、有償で引き受けてくれる 企業・団体があれば教えて下さい。(○○分析センター など) 装置メーカーにお願いすればデモ測定でやってくれる所もあるようですか、今回 はこれは除いて考えています。

  • 動的粘弾性の測定法を教えて下さい。

    高分子の動的粘弾性の測定を行おうとしておりまして、測定装置(パーキンエルマ社製)はあるのですが、測定条件をどのようにすれば良いのか分らずに困惑しております。 書籍を調べ、測定原理については理解したつもりなのですが、周波数や加重をどのように最適条件を導けば良いのでしょうか。 周囲に詳しい方がおられず、総代理店に問い合わせてもらちが明かず質問させて頂きました。 どうかよろしくお願いします。

  • 高分子の靱性は皮膜の粘弾性で評価できますか。

    現在、高分子の靱性を高める研究を始めたところです。高分子の皮膜粘弾性は測定し、ある程度データの蓄積はあります。損失弾性率はエネルギーの散逸を表していることから、与えられたエネルギーがどの程度散逸するかは靱性をある程度表すことができるのかなあと漠然と考えています。この考え方は正しいでしょうか。また、高分子内に発生する欠陥やその成長も考慮する必要があり、非破壊での靱性評価には無理があるとも考えています。高分子の靱性は皮膜の粘弾性で評価することは可能でしょうか。ご回答の程よろしくお願い致します。