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単射の証明
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f:A→B とします。まずは定義です。 (1) r・f=IdA となる r:B→Aがある時、r を f に関する左逆写像と言う(または引き込み,挿引). (2) f・s=IdB となる s:B→Aがある時、s を f に関する右逆写像と言う(または切り口,押出). f:A→B について、一般的に次の事が言えます。 (3) f に左逆写像が存在 ⇔ f は単射. (4) f に右逆写像が存在 ⇔ f は全射. (3) についてだけ言います。じつは常識的に考えれば、わかります。 一般に f(A)⊂B ですが、h を、h:A→f(A) かつ x∈Aで h(x)=f(x)、と定義すれば、f が単車なら、h は全単射であり、h の逆写像 h^(-1) として r が存在するのは明らかです。 f と h は値域が違うだけで、実質的には同じ写像なので、この r が(r を B まで任意に延長したものが)、f の左逆写像になる事は、ほぼ明らかです。 逆に r があるなら、f(x1)=f(x2)∈Bについて、 r・f(x1)=r・f(x2) IdA(x1)=IdA(x2) x1=x2 となって、f は単射です。 (4) についても、同様な発想で対処できます。図を描く事をお奨めします。また「自分の都合の良いように、何かを定義する(つくる)」という意識も、大学数学では大事だと思います。
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お礼
ではどうやればいいんでしょうか?(>д<)