映画「靖国」、東京での上映中止 自由？

質問

タイトルのとおり　TBSnewsでそうのニュースを見てました。
　その映画は中国人監督で反日っていう内容を含めって国会委員の圧力で中止されてしまいましたって報じられました。
　　みなさま　この件でどう思われるんでしょうか？

回答No.1

noname#29999 · ベストアンサー

自由か？と聞かれると、自由ですと答えるでしょう。
しかし、日本も他の民主主義国家もいろいろな規制はありますし、言論の弾圧もあると思います。
国家権力が直接弾圧しなくても、関連性を疑われる組織が弾圧する事もあります。

「天皇陛下に戦争責任あり」と言って銃撃された長崎市長、「朝日新聞が反日世論を育成するマスコミ」として起きた朝日新聞社銃撃事件、
また、昨日の新聞には洞爺湖サミットに向けての警備強化のため、韓国のNGO代表、サミット反対を訴えるドイツ人が入国を拒否されました。
関係者から「サミットでは過剰な法の適用で人権侵害が起る恐れがある」と心配の声が出ています。
このように、自由民主主義の国、日本でもその時の国の状況によっては完全に自由とは言えない時もあります。
国の平安を維持するためには、人権侵害にあたる事も敢えて侵さなければならない時もあるという事だと思います。

映画［靖国］の上映中止は表向きは、右翼団体の御宣車が出た事により、お客や近隣への迷惑を考えたためと言っていますが、それはすなわち、自由とは言えない状態です。
また、上映中止決定の前には国会議員向けの異例の試写会が開かれているそうですので、裏に私たち国民が知らされていない何かがあったのかもしれません。
その他にも国民に知らされずに決定される事はたくさんあると思います。
また、先日は都内のホテルで日教組の会合が断られています。

国民の思想、芸術、言論、集会の自由を守ってやれない国に真の自由があるとは私は思いませんが、疑う事をしない日本人はこれで良しとしている人がほとんどなのでしょう。
国がこういう思想的暴力や弾圧を大っぴらに堂々とやるか、自由の仮面をかぶって狡猾にやっているかの違いではないかと思います。

お礼

客観的に教えていただいてありがとうございました。
　そうですね、どの国でも徹底した自由がないと言うことでしょうね。
　自由に発言してる発言者にはある一方的な意見を持つ勢力、団体などのバックがついてるんでしょう。もし民衆の認識がある一方的な意見に左右されていれば　それは不自由だと思ってます。歴史問題を例にしてれば　事実だと言ってもいい　謎だといってもいいじゃないでしょうか？歴史のことを書き込んでたのはある階級に属した人間でしょうね。
　　自由だって何の目的って？民衆にその真のことを知られて正しい行動を取らせるということでしょう。そのため人々が心からの自由意識を持つのは肝心でしょう？　現状のことから言えば無理だと思います。
　　自由は相対の自由だと思ってます。

回答No.11

modoki666

「神道」は、「日本の魂」だと思います。
たとえ中国人監督が、それについて映画を作り、その映画が問題があるにしても、「日本の魂」を決めるのは、日本人自身であるべきだと思います。
その「自由」と「権利」を行使するのを妨害し、それを煽ろうとしているのに、しかも下のようなことが事実であるのなら、なおさら「愛国者」や「国粋主義者」は怒るべきだろうし、上映させるよう働きかけるべきでしょう。
しかし、むしろそれを推し進めているのでしょう。
大きくいえば「民族の自決権」を下の方が述べられているような人たちに奪われているのに、なぜかおもしろがっている。
「愛国心」のない人たちが、多いのでしょう。

回答No.10

noname#56760

9様の仰る通りです。ちなみに問題をすりかえる気など有りません。
なぜ、右翼や暴力団を警察が取り締まりきれていないのか、なぜ映画館も放映をしたがらないのか書いただけです。

＞諸悪の根源は被差別者という、ある種の傾向のかたの望む結果に落ち着くわけですか？右翼団体かヤクザか分かりませんが、その出自が朝鮮半島であるとか部落出身者であるとかは関係ありません。

⇒外国人の犯罪で逃げ帰って、無罪になって大問題にもなっていることがありますが、もしかして知らないんですか？　構成員が外国人なのか日本人なのかによって、警察のとるべき対策は変わります。外国人の場合、祖国へ帰ってしまえば罪に問えないケースもありますので、相手の国と法律なども含めて連携する必要があります。

　暴力団や右翼、やくざの暴力的な活動を止めるためには、日本や韓国、北朝鮮が連携して、取締りをかけるしかありません。日本の警察が日本国内でしか活動できない以上限界があります。
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＞　＜韓国人、朝鮮人、、被差別者など天皇制という身分階級の下では最下層に位置され身分制度の被害者であった人々＞が、何故今、菊の紋を貼付け、自分たちを差別虐待した国の国歌や国旗をたてて靖国神社を擁護するのでしょう？

　⇒目的はおそらく愛国者のイメージダウンと市民に恐怖を植え付けることと考えられています。愛国は恥かしい事だというイメージを市民に植え付け、恐怖も植えつけることによって、自分たちの主張を通しやすくする為だと考えられています。　
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＞差別主義者たちがいつも問題を摺り替え、「だから悪いのはあの国だ」という方向に持っていくのには飽き飽きしました。
　仰るとおりです。在日韓国人・北朝鮮人の方に対して、ハンチョッパリなどと差別を行い、日本に責任を押し付け、日本の警察と協力もせず、野放しにしたがために、朝鮮日報が報じるような結果になってしまいました。韓国の警察も協力し、このような国民に恐怖を与える集団を取り締まれるような態勢ができることを願います。

＞このネット上で差別発言を繰り返す人間は、自分たちが軽蔑している街宣車で騒ぐ人間とまったく同じ主張をしているのだという事に一刻も早く気づくべきでしょうね。

　仰るとおりです。解決するにはどうすれば良いのか、それを考えることこそが大切だと思います。

回答No.9

noname#29999

変ですね、さらなる問題の摺り替えが起きてますね？
諸悪の根源は被差別者という、ある種の傾向のかたの望む結果に落ち着くわけですか？
右翼団体かヤクザか分かりませんが、その出自が朝鮮半島であるとか部落出身者であるとかは関係ありません。
アメリカもマフィアはほとんがイタリア移民です。
もし万が一、そうであったにしても、それにはそれなりの、そうしなければ生きて行けない理由があったと考えるべきです。
しかし、分からないのは
＊＜韓国人、朝鮮人、、被差別者など天皇制という身分階級の下では最下層に位置され身分制度の被害者であった人々＞が、何故今、菊の紋を貼付け、自分たちを差別虐待した国の国歌や国旗をたてて靖国神社を擁護するのでしょう？
＊右翼に限らず、偏向した人間ほど恐ろしいものはありませんし、国会議員の乱闘騒ぎは日本や韓国に限った事ではありません。
また今と昔の右翼がどう違うかはともかく、国会議事堂前での手首の切り落としは世界では誰も知りませんが、三島由紀夫のハラキリは英語圏の国ではそのまま通じるほど子供でも知っている言葉です。
ゴルファーも、爪先上がりのライで打つ時はハラキリショットというくらいです。
どちらがより残酷かはその人の考え方次第です。
差別主義者たちがいつも問題を摺り替え、「だから悪いのはあの国だ」という方向に持っていくのには飽き飽きしました。

いずれにしても、街宣車で騒ぐ連中の正体がなんであれ、国家が国民に迷惑や恐怖を与える分子を取り締まれないという事は事実であり、結果今回のような問題を引き起こし、様々な自由を束縛する事に繋がるわけですから、結論としては、日本も内部にさまざまな問題を抱える国だということ、他国を誹謗中傷する権利は無いという事になるでしょうか。
また、このネット上で差別発言を繰り返す人間は、自分たちが軽蔑している街宣車で騒ぐ人間とまったく同じ主張をしているのだという事に一刻も早く気づくべきでしょうね。
skyboyfuさん、何度もの回答ごめんなさい、失礼しました。

お礼

nekomacさん　いつも客観的に教えていただいて誠にありがとうございました。
　　もし全ての日本人方はnekomacさんのような方であればって思っております。毎度nekomacさんのご発言を拝見して大参考になりました。
　　近年のことから見て　日本の右翼の勢力は増えつつありそうです、中国への偏見なども...　今の日本は旧軍国主義に戻ってないかという懸念を持つ中国人がいっぱいいます。...
　　もっと日本のことを知りたくて　これからもぜひよろしくお願いします。

回答No.8

noname#56760

なぜ日本の警察が、暴力的な行為を行う暴力団や右翼ややくざを潰せないかと言いますと、これらの組織は、日本人のみの日本国内だけの組織ではないからです。以前はＢＢＣ(日本メディアが報道せず、海外メディアが報道するのは何とも滑稽)、最近は日本の警察も発表していますが(動画リンク貼ると消されますが)
それによると
実際の構成員は国粋主義者とは相容れない筈の韓国人、北朝鮮人、また天皇制と言う身分階級の下では最下層に位置され、最も身分制度の被害者であった筈の被差別出身者で９０％を占めていると指摘しております。
　なぜ税制上の優遇を受けることが出来るか、これで納得ですね。
　つまり、韓国や北朝鮮にもパイプを持っていますから、日本の警察が日本国内で追いかけても潰せる筈がありません。
　在日のスター、辛淑玉（シン・スゴ）氏も日本の右翼の構成員に在日が多いと認めています。
Most of those who appear to be right-wingers, she says, are just frustrated people feeling the same sense of isolation that minorities such as herself feel. Many, in fact, are Koreans, she said.

　お気付きの方も居られるでしょうが、彼らの行動様態は、韓国で見られる暴動などと非常に酷似しています。火をつけたり、自分の体を傷つけたり、恐喝したりetc。
過去の行動を調べてみると、日本の国粋主義とは明らかにかけ離れたものもよくあります。
*マナーの悪い韓国人記者に「キムチ野郎」と言ったことに対して、この発言に激怒した多くの右翼団体が次々と決起し抗議活動。
*朝鮮総連に対する強制捜査阻止目的で、国会議事堂前に車で乗りつけ手首を切り落とす。車内に、『北朝鮮に経済制裁しようとしていた日本政府への批判ビラ』。

朝鮮日報の記事ですが、最近は里帰り現象が起きているようです。
これを見れば分かりますが、日本　韓国　北朝鮮の3方向から取締りをかけない限り、無くなることはないでしょう。日本国内の取り締まりが厳しくなれば韓国の方へ戻っていますから。
http://honyaku.yahoofs.jp/url_result?ctw_=sT,eCR-KJ,bT,hT,uaHR0cDovL25ld3MuY2hvc3VuLmNvbS9zaXRlL2RhdGEvaHRtbF9kaXIvMjAwOC8wMy8yMy8yMDA4MDMyMzAwNTMwLmh0bWw=,qlang=ja|for=0|sp=-5|fs=100%|fb=0|fi=0|fc=FF0000|db=T|eid=CR-EJ,kbc3edea810e16d9fbe44addb325dc224,t20080403044056,

それから街宣車を見たらよく観察してみましょう。明らかに変な所があります。
http://specific-asian-flash.web.infoseek.co.jp/gaisensha1.jpg

回答No.7

noname#29999

いろいろ丁寧に調べられた方がおられる事は敬服に価しますが、ここでも問題の摺り替えが巧妙に行われているように思います。
［靖国］は、決して肖像権や使用された写真類の信憑性が上映中止の原因になったわけではないと思います。

映画館が上映中止を決めた当時の時点の理由は、
街宣車の活動で近隣の商業施設やお客に迷惑がかかる、
他の映画館が中止するのに自分だけ上映は出来ない、ということです。

突き詰めれば右翼の街宣車という暴力に屈したという事以外の何ものでもありません。
また、これは、街宣車が一般国民に与える外見の恐怖、周辺おかまいなしにあげる大音量の嫌がらせの事実があるにもかかわらず、国が取り締まる事をしない、出来ないという事を暴露している以外の何ものでもありません。
ご質問者は街宣車についてご存知かどうか分かりませんが、この迷惑行為を行う車両が税制上の優遇を受けているという事の不思議もあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%97%E5%AE%A3%E8%BB%8A
（ただし、右翼団体がこの優遇措置を受けているかどうかは不明ですが）

私たちの税金で作ったけれどほとんど使わない公共施設、橋、道路と同じようにこの映画も無駄になるのでしょうか？
確かにまったく何の規制も抑圧も無い国家はないでしょうが、アメリカでは、政治的影響が懸念された華氏911も堂々と上演されていますし過去には数多くの反戦映画など、政権を告発する映画も作られています。
こういう事については私は、アメリカはすばらしい自浄能力を持つ国だという賞賛の念を持っています。

［靖国］が海外の映画祭でも最優秀賞を受賞したドキュメンタリーである事を考えると、#５さんの言うように、国が見せる見せないを決めるべきではなく、見せた上で個々人がどう考えるかの自由な選択肢を与えるべきだと思います。
公権力が選択肢を一方的に遮断する権利を持つ事はすなわち検閲に繋がり日本国憲法では禁止されています。
憲法で禁止されている事を後押しする勢力が幅を効かす社会は健全とは言えません。
いずれにしろ、この問題はご質問者が懸念されているように、今後波紋を呼ぶものと思います。

回答No.6

noname#56760

(1)助成金の出所は、「独立行政法人日本芸術文化振興会」の芸術文化振興助成金。
(2)助成基準は、「商業的、宗教的、または政治的な宣伝意図を有しないもの」←★１
(3)記録映画専門委員６人が選定。
・“日本映画”の定義が「国民、日本に永住を許可されたもの、また日本の法令によって設立された 法人によってつくられた映画」なので、日本の法令によって設立された法人が、例え構成員がすべて外国人でも可。
・助成金交付映画の選定にあたって委員が集まり、１６本の映画の審議をしたのは３時間のみ。
・完成後の試写には専門委員６名中４名が出席するが、各委員の意見を聞かず。
・映画のクライマックスで、南京事件の写真として、ねつ造と断定されたり、信憑性の怪しい写真が 使われている。←★２
・刈谷直治さんは、「美術品として純粋に靖国刀匠、匠のドキュメンタリーを撮りたい」という若い中国 人の青年の申し出に、刀をつくる自らの映像を撮影することは承諾したが、キャストになることを知らなかったし、今もキャストになることを了承していない。←★３
・パンフレットにのっている制服姿の青年は現役自衛官。靖国神社に参拝しているところを無許可で撮影をし、無許可でこの映画に使われ、パンフレットに掲載されている。←★４
・靖国神社の許可を得ずに撮影が禁じられている場所や時にても撮影。←★５
・靖国神社のご神体は日本刀ではない。

★１～★５まで見れば分かりますが、これで許可が下りるほうが凄いです。 ★３～★５は無許可ですから、上映を規制されたことに怒る前に、無許可で使っている件について謝罪の上、当事者の了承を得るのが先だと思います。また、人権(肖像権、プライバシー)を侵害しているかもしれないような映画を上映に踏み切る映画館もまず無いと思います。

回答No.5

modoki666

この映画が国会議員が問題にして、試写が行われたからこそ、一般の人にも見てもらい、その上でこの映画の「価値」や「評価」が決まればよかったと思います。
特定の人間はこの映画を見る「自由」があり、行使する「力」もあるが、一般の人間には「自由」も「力」もないという状況だと思います。
「自由」も「力」も行使できなくて、その映画の「価値」も「評価」も決められるわけがないと思います。
北朝鮮や中国では、一部の幹部がそういう特権を有していて自分たちの「価値」や「評価」を国民に押し付けて弾圧している状況です。
これを「日本の伝統」にしたい人たちがいるわけです。
そういう人たちが政権を担っているのです。
中国人監督が撮影したからこそ、みる価値があると思いますし、そこから、自分たちの「リテラシー」を行使して理解すればいいのですし、その自分なりの理解が力になり、自分の言葉で反論も出来るのです。
こんなことが続けば、自分で考えることもない、自分の言葉で反論も出来ない国民「ヘタレ」を生むだけです。

回答No.4

noname#56760

上映禁止にはなっていません。映画館側が自主規制しただけです。
映画館は慈善団体ではありませんので、儲からない映画を流すこと
はしません。
　倫理的に問題が出れば、規制が掛かります。これはアニメ・ゲームも同じです。無制限な自由が認められるなら、強姦殺人を映画にしたって構いませんし、特定の人種・民族を扱き下ろすようなものや、幼女強姦も映画にして構わないことになります。質問者様が見ている日本製アダルト動画も映画館で放送されないのはこのような理由があります☆
　ちなみにこの映画『靖国』は文化庁所管の行政法人「日本芸術文化振興会」が助成金を出していますので、国会委員が試写会を行っても文句は言えません。映画製作費用を出してくれた団体が試写会を開いてはいけないというのはおかしいですから。
　更に、政府が映画に助成金を出している以上、この映画が助成金を出す価値も無いようなものなら、国民は怒るでしょう。映画館に苦情が来ることも考えられます。「なぜ面白くも無い映画に国は助成金を出し、且つそれを放映するのか」と。政府にも飛び火するでしょう。今頃、政府はどう国民に弁解するか考え中だと思います☆

回答No.3

mksast

自由が認められるのは善や義務を行う自由である場合に限られるのは当たり前のこと。明らかな悪意や我々の祖父達を悪戯に貶めるが如き行為を止めさせようとするのは極めて当然であり、むしろ、民族の義務であると言うべきです。

この様な映画を日本で上映しようとする者達の破廉恥加減に思い至らず、表現の自由を云々する日本人は頭も心も完全に狂っており、良識ある日本人が黙っていられる筈はない。

目を覚ませ、日本人！

回答No.2

popesyu

まずどこの国でも表現や言論の自由を無制限に認めている国はありません。ある程度の制限（宗教だったりポルノだったり、人種差別だったり、残酷描写だったり、著作権がらみだったり）はどこにでもあります。もし表現の自由をとことん認めるのであれば、右翼の街宣車も認めるべきとなりますし。お客や近隣住民に迷惑をかけるような街宣活動は取り締まるべきというなら、それはすなわち自由とは言えない状態です。

また資本主義国家では、例えばハリウッド映画では特に顕著ですが、商業主義による制限も大きいです。ソ連から米国に亡命したハリウッドの映画監督がソ連時代よりも規制が厳しいと嘆いた（ソ連時代は検閲官をどう騙すか、どうこっそりとメッセージを差し込むかで頭を悩ませていたが、ハリウッドは売れるかどうかだけが第一に判断される）笑い話もあります。

今回の件はあくまでも興行側の自主規制のような形となっており、単純にそう客が入るわけでも無さそうな上に色々と面倒なことが起きそうということからの判断ではと私は思います。例えば同様に靖国の一方的な賛美映画でもやっぱり断られたりするでしょう。あまりイデオロギー的なことは深く考えていないわけで、その辺偏ったイデオロギーに染まった特定のTV番組からすると奇異に映ったのかもしれません。まぁこういった圧力や抗議活動を恐れた自主規制の度合いはTV報道の方がその何百倍もひどいわけですから、批判的に扱う前に少しは自分の身を振り返れとは思います。

肝心の映画の上映については、今の日本は、少々偏っていようが観た上で価値判断が出来るぐらいの情報公開はされていると思いますので、やってもかまわないだろう（右翼の人も少しは自主規制しろ）という感想です。新右翼である一水会の鈴木代表は逆の意味での愛日映画なんて評価していましたし。セブンイヤーズチベットですら上映禁止な中国は、そうしておかないと嘘で塗り固めた威信が徐々に崩れていってしまうからそうせざるを得ないのでしょうがね。
興行側も商売第一ってのもある程度は仕方ないにしても、国会議員が激怒なんて右にも左にも良い宣伝になるわけですから、それをキャッチコピーにして逆に盛り上げたり。それこそイデオロギーなんて無い商売人らしい行動でしょう。