• ベストアンサー

伊藤忠はどうやって4000億もの負債を処理したんでしょうか?

昨日カンブリア宮殿に、ゲストとして伊藤忠の会長が出演されていました。色々な話の中、自身がかかわった一番大きな仕事の一つに4000億の負債の特損処理を挙げておられたんですが、具体的にこういった莫大な不良債権の処理というのはどのようにして進めるものなのでしょうか。 いくら財務諸表に「特別損失4000億」と記載しても、借金自体は減らない訳ですし、非常に気になりました。 素人のため質問がアバウトで申し訳ないんですが、出来るだけ詳しい話をお聞きしたいです。回答よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kinoman
  • ベストアンサー率51% (104/202)
回答No.4

財務諸表を見ましたが、伊藤忠が借金を減らしたわけではないですよ。 特別損失にはいろいろ出てきますが、4000億の内訳はさまざまです。 (1)固定化営業債権の貸引の計上 (2)関連会社の整理 (3)減損損失 これらをまとめると4000億ぐらいにはなるのでしょう。 (1)について 考え方としては、過去の売上を取り消すような作業です。お金がもらえそうにないので、過去の売上をなかったことにするのです。 (2)について 関連会社に対する貸付金や営業債権などを放棄したのでしょう。 (3)について 土地や建物などの固定資産は財務諸表上、買った時の値段で計上されています。これを時価に換算しなおしたときの差額です。バブルのときに買ったものなどは値下がりしていますから損になりますね。

aoao7777
質問者

お礼

大変簡潔で分かりやすいご説明、ありがとうございました。んー、何かことばにすると簡単なように聞こえてしまいますね。でもこれらを行うに伴って難しい部分や弊害が少なからずあると思うのですが、どんなものが挙げられるかご教授願えませんでしょうか?よろしくお願い致します。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (4)

  • kinoman
  • ベストアンサー率51% (104/202)
回答No.5

会社は株主のものであり、取締役は株主から経営をまかされているにすぎません。そのため経営者は経営に失敗したら、株主に対して責任を取らなくてはなりません。 大企業の社長の場合、自分が社長の間はできれば何事もなく過ごしたいというのが本音でしょう。 (1)~(3)の損失は別に現在の経営者だけの経営判断の失敗で出てしまった損失ではないのですが、その損失の責任は現在の社長が取らなければなりません。 しかも、4000億もの多額の損失を1人の社長が計上するとなると相当な覚悟が必要です。赤字に転落する可能性すらあります。過去に何か問題となる取引をしていれば、株主代表訴訟を起こされるかもしれません。 これほどのリスクを背負っても、会社を健全化することのほうが大切だと考えてがんばったのでしょうね。すばらしい自己犠牲ですね。

aoao7777
質問者

お礼

なるほど、責任が集中する社長という職業はは大企業ともなればある意味辛いものなのかもしれませんね。「普通は自分が社長の間は何事もなく過ごしたいと思うのは当然」と丹羽会長自身も番組内で仰っていました。 二度に渡り回答して頂きありがとうございました。大変勉強になりました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • my3027
  • ベストアンサー率33% (495/1499)
回答No.3

ファンドに安値で売り飛ばしたり、債権者に債権放棄してもらったりしたんじゃないでしょうか?

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • yonyou
  • ベストアンサー率29% (17/57)
回答No.2

同じ番組を見ていた者です。 負債を「たんたん」と返していったというのが印象でした。 具体的には、 会長さんの給与を(たしか)ゼロにし、それを他の役員のかたや社長さん方にも減額という形で実行したしていった だったと思います。 龍さんもただ誰にも出来そうで出来ない「たんたん」とやるということに感心されたようでした。 うる覚えの記憶の回答なので、許してください。m(__;)m

aoao7777
質問者

お礼

回答大変ありがたいのですが、具体的な手続きやプロセスについてお聞きしたいんです。企業の不良債権処理がどういうものなのかを知りたいので・・

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • mellow91
  • ベストアンサー率11% (47/392)
回答No.1

過去の利益とぶつけて相殺したとかじゃないですか。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 貸倒引当金の意義について

    諸先輩方お知恵をお貸しください。 貸倒引当金は、債権者保護の要請から、企業の財務諸表を実態に近づけるべく、そして仮に貸倒が発生してもショックを吸収して外に迷惑をかけないように用意されている制度かなと思うのですが、企業側には何かメリットはあるのでしょうか? 貸倒が発生したときは、引当金が無ければ、そのままその金額が損失となろうかと思います。一方、引当金として積み立てていた場合、その金額を取り崩す(?)のだと思うのですが、この取崩というのはどのような性質の会計処理になるのでしょうか?(損失とか利益とか)

  • 減資をして繰越損失を処理できるのはなぜ?

    累積損失を抱えた企業が減資により繰越損失を処理したりしますが 何故このようなことができるのでしょうか? 例えば減資により資本金を10分の1にしたとして、その分繰越損失を圧縮したりしてますが、資本金とは会社設立時あるいはその後の増資により調達した資金であり、バランスシートに記載される資本金の額は、現実的にそこにそのお金があるわけじゃないですよね。 でも繰越損失は長年(あるいは急速な業績悪化で)積み重なった負債、いわば実際にそれだけのお金が必要なのにそこに無かったから損失として計上している実態のある損ですよね。 ではなぜ経理上の(単なる記録の?)資本金で実質的な損である繰越損失を処理できるのでしょうか? また、減資は株主に対して中立だそうですが、であるならば(その後の株価下落や減資をしなければならない経営状態はさておき)ある程度資本金のある企業が繰越損失を計上してしまった時は、減資により簡単に 財務体質を向上できるように思われますが、実際にはそう簡単にはできるもんじゃないですよね。 それは何故ですか? なぜ経営者は減資を簡単に実施できないのか? 基本、株主に対し中立で、減資後の財務基盤が飛躍的に改善されるのであれば株主を納得させることはそんなに難しいこと? 減資せずに多大な損失を抱えたまま長期間掛けて会社を再生に導くのも (配当を出せない、株価も上がらない)株主にとってデメリットのような気がします。最悪潰れますし。 なら、サッサと減資してその後近い将来良くなりそうなら、その方がいいと思うのですが・・・ 例えば下記の事例はどうですか? 純資産の部  資本金    6500億  資本準備金  4500億  利益余剰金 △7000億  株主資本合計 4000億 ど素人ですみません・・・、よく考えると7000億の負債を抱えてなんで倒産しなのかもよく分かりません。 損失を抱えたままの営業活動なんて???だし、借金で穴埋めしているのなら有利子負債のような気も・・・ 宜しくお願いします。

  • 簿記、財務諸表の勉強をしていて当期純利益が分かりません

    財務諸表の読み方をマスターすべく、通信教育を履修しています。 練習問題の○×回答の設問に、理解できないものがありOK WEBにいらっしゃる皆様にお尋ねさせていただきます。 (設問) 当期純利益(純損失)=(期末資産-期末負債)-(期首資産-期首負債) は正である。 という問題ですが、テキストを読んでも、言葉を代入し置き換えてみてもなかなか理解できない現状です。 お手数かけますが、ご回答のほどよろしくお願いします。

  • 連結税効果会計について。

      連結財務諸表固有の一時差異「税効果会計に係る会計基準第二・一2(2)」より。  (3) 連結会社総合間の債権と債務の相殺消去により貸倒引当金を減額修正した場合。    とありますが、個別財務諸表上、税効果会計を適用している、していないに係らず、連結上は、税効果会計を適用すると理解していいのでしょうか?  また、個別財務諸表上、税効果会計を適用していた場合、繰延税金資産が計上されているので、これを消去する仕訳。       貸倒引当金    *****  /  貸倒引当金繰入  *****       法人税等調整額 *****  /  繰延税金資産   *****  個別財務諸表上、税効果会計を適用していなかった場合、繰延税金資産が計上されていないので、繰延税金負債を計上する仕訳。       貸倒引当金    *****  /  貸倒引当金繰入  *****       法人税等調整額 *****  /  繰延税金負債   *****  このような仕訳で合っているのでしょうか?どなたか詳しい方おられましたら、判定していただき、間違っているときは、何処がどのように間違っているか、教えて下さい。

  • 銀行経営者の持つべきモラルとは何でしょうか?

    銀行経営者とは銀行の利益を追求していれば日本は良くなるのでしょうか?開示されてる銀行の財務諸表もどこを信じればいいのでしょうか?積もりにつもった不良債権も処理され、公的資金の回収は可能なのでしょうか?また銀行と政治や官庁との関係等、どんなことものでもいいのでみなさんの回答をおねがいします。

  • 財務諸表論の金融商品の会計基準について

    財務諸表論の「金融商品に関する会計基準」第40項について教えてください。 「契約の一方の当事者の払込資本を増加させる可能性のある部分を含まない複合金融商品は、 原則として、それを構成する個々の金融資産または金融負債とに区分して処理するのではなく、 一体として処理する。」 と書いてあるのですが、 これがどの処理を表わしているのか?よく分かりません。 どういう処理なのか?仕訳例とかもあれば教えてください。 よろしくお願いします。

  • 圧縮記帳等の損金経理について

    基本的な質問で申し訳ありません。 法人税法で圧縮積立金を積み立てる経理方法には損金経理と剰余金の処分経理がありますが、損金経理の場合、財務諸表の表示や仕訳はどうなるのでしょうか? 圧縮損(特別損失)××× / 圧縮積立金(固定負債)××× でよいのでしょうか? また、特別償却準備金の積立も同様に考えてよいのでしょうか? よろしくおねがいします。

  • 財務諸表論の社債その他の債権について

    財務諸表論の問題で分からない問題があります。 分からない問題は下記です。 問. 時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券のうち、 社債その他の債権の貸借対照表価格は、債権の貸借対照表価格に準ずる。 答. ○ ----------------- なのですが、社債は分かるのですが、 その他の債権とはどういうものですか? 債権の貸借対照表価格に準ずるとは、売掛金と同じ処理という事でしょうか? よろしくお願いします。

  • 税効果会計に係る会計基準第二の二の4について

    「連結財務諸表において子会社の留保利益が親会社に配当される可能性が高く、その金額を合理的に見積もることができる場合、繰延税金負債を計上しなければならない」 とありますが、このように処理される理由をご教授願います。 実際に配当されてから税効果会計を適用したらダメなんですか?

  • いわゆる企業調査会社って、どうやって調査するの?

    帝国データバンクなどの企業の信用調査会社って、他の会社の内部的な情報をどのようにして調査しているのでしょうか? たとえば・・・ ・資金繰概況、財務諸表、資産や負債の状況 ・事業目的、主力商品(サービス)の状況、仕入れ状況(仕入先、取引額、支払条件)、不良債権など スパイがいるのでしょうか? 法的に問題ないのでしょうか?それとも特殊事業として認めらているのでしょうか?