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no+比較級について

googoo1956の回答

  • googoo1956
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回答No.6

>どうして2の文では「小さい」と言えるのに1の文では「年をとっている」と言えないのでしょうか?同じ構造の文なのに意味の捉え方が違うのが疑問です。 ○ まず、形容詞の持っている意味について考えてみましょう。「young」、「short」、「small」などの形容詞は「as ... as ~」の構文で用いても、その形容詞が本来持っている意味が消えることはありません。すなわち、「同じくらい若い」、「同じくらい背が低い」、「同じくらい小さい」という意味になります。 ○ これに反して、「old」、「tall」、「big」などの形容詞が「as ... as ~」の英文の中で用いられると、「高齢の」、「背が高い」、「大きな」という「プラス」の意味が消えてしまい、「(高齢か若いかは別にして)同じくらいの年齢」、「(背が高いか低いかは別にして)同じくらいに背の高さ」、「(大きいか小さいかは別にして)同じくらいの大きさ」という「プラス・マイナス0」の意味になります。 ○ したがって、お尋ねの英文の「He is as old as I am.」は「彼は私と(高齢か若いかは別にして)同じくらいの年齢である。」という意味を表すことになります。 ○ また、「no+younger+than ...」は「・・・と同じくらい【高齢】である。」という意味を表すと考えられます。 ○ したがって、「He is no younger than I am.」の英文と「He is as old as I am.」の英文と厳密に比較すると、質問者の方が言われるように、若干の意味のずれが生じることになります。 ○ しかし、「私も彼も高齢である」という点を除けば、両者には一致する部分があります。「同じくらい・・・である。」という点です。 ○ 言いかえれば、前者が持っている「私も彼も高齢である」という意味を後者が持っていないだけで、後者が持っている「同じくらいの年齢である」という意味を前者が持っていない訳ではありません。したがって2つの英文が全く異なる英文であるわけでもなさそうです。 ○ しかし、全く同じ意味を持つ英文に書き換えたいならば、無理に「as ... as ~」の構文は使わずに次のように書き換える方が良いのかもしれません。  ※ He is no younger than I am.    → I am old. He is the same age as me. ○ 書き換えは、あくまで理解の助けになるためのもので意識しすぎない方がよいでしょう。ちなみに、いくつかの【英々辞典】を調べてみると「比較級」の前に置かれた「no」については、「not ... at all」や「 in no respect」という意味が記されているだけで、書き換えた「同意文」などは全く示されていません。(日本の辞書や文法書では、多くの書き換えが出ていますね。日本人が親切なのでしょうか。) ○ ただし、同じ【英々辞典】でも、「no+形容詞+名詞」については、「反対の意味の形容詞+名詞」という書き換えの例が数多く示されてはいます。(この用法と「比較級」の前に置かれる用法が、日本人の言語学者や日本の辞書の編集者に混同されている可能性もありますが・・・。)  ※ 「no bad thing」 → 「a good thing」  ※ 「She is no fool」 → 「She is intelligent.」 ○ 少しでも参考になれば幸いに思います。

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