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交流のコレクタ電圧の求め方について
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>これの意味がわかりません Vc = RL*Ic というのは、Vc も Ic も交流成分(振幅)という意味です。正確に書くと ΔVc = RL*ΔIc ということです。直流的にみたときのコレクタ電圧は変わりません。 例えばコレクタ電流の変化分 ΔIc がサイン波的に変化していて ΔIc = I0*sin( ω*t ) となっている場合 ΔVc = RL*ΔIc = RL*I0*sin( ω*t ) ですが、これはコレクタ電圧の変化分なので、コレクタ電圧自身は Vc = Vc0 + ΔVc = Vc0 + RL*I0*sin( ω*t ) となります。Vc0 は ΔIc = 0 のとき(信号が入っていないとき)のコレクタ電圧です。コレクタ電圧 Vc は Vc0 を中心にして上下に振れますが、その平均(直流的にみたときのコレクタ電圧)は Vc0 のままです。
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- soramist
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最も単純でわかりやすい説明を入れましょう。 先ず、電源(+)は交流的にはGNDと同じ、ということをご理解ください。 そうすると、トランジスタのコレクタ電位(交流的な)はどちらから見ても同じ、ということになりますね? ただし、問題にしているのは交流信号ですから振れ(振幅)があります。 そして、その振れの向きは逆です。 (RL電圧が増加するときは、コレクターエミッタ間電圧は減少する) これを「位相は逆」といいます。 注 以上の内容は、今までのご回答すべてと同じことをいっています。
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回答ありがとうございます。 まだ、確実には、 理解できませんが、 交流の電圧について、 考え直す必要を 感じています。 非常に参考になりました。 皆さんの意見を参考に がんばってみます。
- candle2007
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>交流のコレクタ電圧は、 vc=RL*Ic と書いてありました。・・・ 交流のコレクタ電圧は、コレクタ電流(増幅分)*トランジスタの抵抗(CE間) と、なるはずでは、ないでしょうか。 同じことです。 ただし、向き(変化する向き)は違います。 このような回答はANo.1さんのように説明するのが正しいのですが、 ここではわかりやすい方法でご説明します。 (ANo.1さん、ANo.2さんと同じ事を言います) 電源から12V DCが負荷抵抗RL(仮に100Ω)に供給されており、トランジスタのコレクタには6V DCがかかっていると仮定します。 今ここに何らかの信号が加わり、コレクタ電流が10mA変化したとします。 (交流ですから、正しくは10mArmsというべきでしょう) そうするとRL両端には1Vrmsの交流信号が発生します。 ところが、RLの他端は電源につながれているので、こちらは12Vでビクともしません。 仕方がないのでコレクタ電圧が1Vrmsだけ振れます。 このとき、コレクタ電圧が振れる向きに注目してください。 (トランジスタの内部抵抗が下がって)電流が増える方向に向かうとき、コレクタ電圧は下がる方向に向かいますが、RL両端の電圧は増える方向に向かいます。 これが、「抵抗両端に発生する電圧とコレクタ電圧の変化は逆位相」と言われる根拠です。 ただし絶対値は同じです。 勿論、RLに発生する電圧は、トランジスタの動作に起因することはいうまでもありません。 しかし、「トランジスタの抵抗(CE間)」を定量的に表すのは難しいので(また結果としてRL両端に発生する電圧がわかればよいので)、 vc=RL*Ic という表現を使うのです。
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- isoworld
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単純(素直)に「交流のコレクタ電圧は、コレクタ電流(増幅分)*トランジスタの抵抗(CE間)」と考えてもOKです。 というのは、交流という観点で見た場合には(ですから直流バイアスの観点で見た場合ではありません)、「交流のコレクタ電圧は、コレクタ電流(増幅分)*トランジスタの抵抗(CE間)」と「交流のコレクタ電圧は、コレクタ電流(増幅分)*負荷抵抗(コレクタ側の抵抗)」は同じになるからです(ただし逆相になりますが)。なぜなら、負荷抵抗(コレクタ側の抵抗)の電源は、グランドと同じ(交流という観点では電源とグランドは完全につながっている)だからです。
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