- ベストアンサー
ポンプの確実なキャビテーション予防策
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
出口圧力はキャビテーションには無関係です。 キャビテーションは入口圧力が低い場合に発生します。 吸込側のタンクを10.3mとしても、 ポンプ入口に10.3mの水頭がかかるとは限りません。 タンクからポンプまでの配管で 水と配管内面の摩擦による圧力損失が発生します。 タンクからポンプまでの配管長が長いと圧力損失は大きくなります。 また、配管径が細いと流速が大きくなり圧力損失が大きくなります。 圧力損失の推定(計算)は容易に可能です。
その他の回答 (3)
- 12125j
- ベストアンサー率29% (8/27)
キャビテーションが問題となるのは遠心ポンプの場合が多いので、 ポンプの型式は遠心ポンプと仮定します。 遠心ポンプはシャフトを中心に曲板状のインペラが放射状に配列され、 これをケーシングで囲っています。 外側のケーシングを省略すると、断面図は卍の形です。 中心がシャフトであり、4枚のインペラがシャフトと共に回転します。 (実際のポンプではインペラは4枚とは限らない。) インペラの回転により、 (1)インペラ前面では水が加速され、 この運動エネルギーが圧力に変換されます。 (2)インペラ裏面では、 急激な圧力降下(場合によっては真空に近い程度まで)が発生し、 圧力降下に伴い水が沸騰します。 このとき、インペラ裏面の圧力と水の蒸気圧が一致します。
お礼
なるほど、理解できました。 とて分かりやすかったです。 ありがとうございました。
- Denkigishi
- ベストアンサー率47% (269/562)
吸込側の圧力を高めることで負圧にならないようにするという考えはおそらく合っているのでしょうが、10.3mが適切かどうかはポンプの出口圧力次第だと考えます。出口圧力が水頭10m以下だとあなたの対策は効果があるかも知れませんが、出口圧力が水頭10m以上だとどうでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 出口圧力によっても左右されるのですね。 もし解説頂けましたらまたご教示頂けますでしょうか。(^^;)
- N64
- ベストアンサー率25% (160/622)
単に、揚水ができれば良いということでしたら、それで十分でしょう。そのばあい、ポンプによって吸い込み能力が違いますので、有効NPSHをチェックしておくとよいでしょう。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1413176374
お礼
ご回答ありがとうございます。NPSHの解説もありがとうございます。 ちなみに自分で書いておきながら分からなくなってしまったのですが、キャビテーションについて書かれている本によく「ポンプ内部の圧力が下がることで内部の水の沸点が下がり、沸騰して気体になる」と書かれています。沸騰とはよく外気圧(大気圧)=水の蒸気圧になった時点で沸騰が起こると聞くのですが、ポンプ内部では何が(外気圧??)水の蒸気圧と等しくなったとということなのでしょうか? もし知っておられましたらご教示頂けますか??(^^;) N64さんでも他の方でもかまいせん。よろしくお願いします。
関連するQ&A
- 石油ポンプのポンプ部分の気圧について
はじめまして。 ウィキペディアの石油ポンプの説明で、「たとえば石油ストーブに給油する場合は、まずポンプ上部にある白色の栓を締めたあと、まっすぐな管を石油缶に差し入れ、横枝の先を灯油ストーブの石油タンクに差し入れる。この状態でポンプ部分を押しつぶすと内部の空気は横枝方向へ抜け、手を離すとその内部は陰圧になるため、石油缶から灯油が吸い上げられる。」という部分があります。 この説明のうち、「手を離すとその内部は陰圧になるため、石油缶から灯油が吸い上げられる。」という部分がどうしてもわかりません。 ポンプ部分を押しつぶして手を離すと、ポンプ部分内部の気圧が下がるということかと思いますが、なぜ気圧が下がるのかがわかりません。 人為的に気圧を高くする場合は、風船の例(風船をふくらますと、風船内部の気圧が風船外部より相対的に高くなる)でよく理解できます。 しかし、今回の質問のように人為的に気圧を低くする場合の原理がどうしてもわからないので教えてください。 よろしくお願い致します。
- ベストアンサー
- 物理学
- ピストンポンプを逆転させると何が起こるか教えてく…
ピストンポンプを逆転させると何が起こるか教えてください。 可逆型ではないピストンポンプを下記の条件で逆転させた場合に何が起こるか教えてください。 条件?:IN側ポートはタンク油面下に接続 条件?:OUT側ポートはシリンダのヘッド側に接続 条件?:シリンダは単動型としロッド側ポートは解放 条件?:シリンダには縮め方向に外力がかかっている 負荷を持ち上げている状態のシリンダを逆回転で少しずつ速度制御しながら降ろしていく状態を考えてください。 つまり圧力条件としてはIN側ポートは常に大気圧、OUT側ポートは通常加圧状態(シリンダが縮みきった状態ではアンチキャビテーション用の逆止弁でタンクより逆流させますので極軽い負圧)となります。 一般にポンプの逆転ではOUT側ポートが陽圧となることによるシール不具合が問題視されますが、上記条件ではこの部分はクリアされているように思われます。 何か他に不具合が起こる要素が有れば教えてください。 (もしかして可変容量型だと不具合が出るかな??)
- ベストアンサー
- 機械保全
- 配管で水頭圧とポンプ選定について
循環ループでのラインポンプの選定を行っています。 3F(GL+10m)に受け(開放)タンクがあり、その脇のポンプでこのタンク内の水を、1Fにある別タンクの冷却用ジャケットに送り、また3Fタンクの受けタンクに戻すループとなっています。 下記の通り仮選定しましたが、ポンプが3Fについているため水頭圧がさらに加わると考えられますが、ジャケットの耐圧が0.20MPaでしてジャケット流入時点での圧力を確認するにはどういった計算を行えばよいでしょうか? 特に水頭圧がどのくらいかかるかの計算方法を教えていただきたいです。 また、ポンプで直下降で送っても、損失楊程として考慮しなければならないでしょうか? すみませんが、よろしくお願いします。 <仮選定>ラインポンプ循環水量100ℓ/min×楊程24mAq×出力1.5kw (上記で説明してない範囲で別途タンク2台経由してるため能力余裕見てます) ※ポンプは都合上3Fにしか付けられません。
- 締切済み
- その他(開発・設計)
- 過酸化水素のマグネットポンプ移送
過酸化水素(35%)をマグネットポンプで移送しておりますが、 インペラが焼付いて、サーマルトリップで停止するという事態が1ヶ月間に2回 起きました。 過酸化水素は反応性の富む物資なので、液体が配管内でガス化して、 ポンプが空運転の状態になってしまったのではないかと推測しております。 過酸化水素の移送について、皆様の現場で実践しておられる方式 (運用方法、ポンプ形式、移送形式など)を今後の対策の参考にさせて いただきたいので、教えて頂けないでしょうか? 現在の使用条件は下記の通りです。 ・移送目的:ストックタンクから反応槽への移送 ・運用:手動操作によるバッチ運転、ポンプ停止時はポンプ吸込み側のバルブを 閉じています。 ・ポンプ形式:マグネットポンプ ・吸込条件:タンク水頭圧分押込み(タンクとポンプは同じ据付レベルです) ・流量:60 L/min(現状) ・吐出圧力:0.5 MPa(現状) ・配管:U-PVC 40A(特に保温、保冷などはしていません)
- ベストアンサー
- 機械保全
- エタノールのポンプ・フィルターを捜しています
20L・40Lのエタノールのタンクがあります。このタンクは部品の洗浄槽なので、しばらくすると汚れてきます。ポンプの前にフィルターを付け、エタノール液を循環させ、きれいにさせれないかなと思います。 大きなゴミはタンクの吸い込み部にストレーナー的な網を設けようと思います。 吐出量は4~10L/minぐらいで良いと思います。 揚程は1m以上あれば良いと思います。 電源は200Vが望ましいのですが、100Vでもかまいません。 このような装置をご存じの方がおられましたら、教えて下さい。 極力安価で、耐久性があり、フィルターは交換しやすい物を望んでいます。 よろしくお願いします。
- 締切済み
- その他(電子・半導体・化学)
- ポンプのミニマム流量(フロー)の求め方
【質問】 ポンプのミニマム流量(フロー)の求め方についてご教授ください。 【いきさつ】 ポンプ末端のノズル付近の配管が振動しております。しかし、原因はキャビテーションなのか配管の詰まり、もしくはタンクバック排水時の衝撃などが考えられますが現状不明な状態です。そのため、原因解明の一環としてポンプのミニマム流量(振動を生じることなく連続運転できる最少吐出し量)を求めたいのですが、計算の仕方がわかりません。ご教授願います。 【設備仕様】 ■ポンプ仕様 ポンプ:多段渦巻きポンプ 口径:吸込125mm 吐出125mm 段数:2段 全揚程:64m 吐出量:1.6m3/min ポンプ回転数:1750rpm 液体:工業用水 ■ポンプユニット仕様 上述ポンプを4台~5台常時運転。ある操業条件時に振動発生。 ■配管径 ポンプ⇒300A⇒100A(この配管が振動) この間、バルブ、流量調整弁、三方弁、減圧弁を通る。 ■ノズル圧力 吐出圧力:5kgf/cm2必要 【コメント】 原因解明と言うよりもミニマム流量の算出方法をご教授願います。私の不備で分からない必要条件等ありましたらご質問ください。以上、宜しくお願い致します。
- 締切済み
- 機械保全
- 加圧給水ポンプの代替ポンプについて
受水槽から建物内への送水している加圧給水ポンプが2台とも調子悪いのですが、同じ型番のポンプがすぐ手に入らない場合、例えば渦巻ポンプでも代用は可能でしょうか?運転はしっぱなしで結構です。今も常に運転していて停止しているところを見たことがありません。常に水の需要がある状態です。
- 締切済み
- 機械保全
- 水のポンプの吸い込み高さについて
水の吸込み高さはポンプの能力に関係なく限界値は10mですよね? <調べた計算式> 1気圧=1013.25hPa=101.325kPa 重力加速度:9.80619920m2/s 101.325/9.80619920=10.33274m 質問(1) なんとなくポンプの能力の大小で吸込み高さは変わってくる気がする。 大きければ大きいほど吸込めませんか?(10m以上でも) 質問(2) 吸込み高さと1気圧、重力加速度がどう関係するのかが理解できませんので教えてください。
- ベストアンサー
- 物理学
- ホースから水が流出するのかしないのか。
高さ8mの直径10mの大気開放された円柱型タンクがあります。水位は5mです。タンクの水位計はホースで、タンク下部から弁を通じて、タンクの側面に固定されています。ホースの長さはタンク底面から8mです。 ホースが空の状態で、弁を急に開けると、水は慣性により、5mを越えるような気がするのですが、何mまで理論上、ホースの中を上昇するのでしょうか?
- ベストアンサー
- 物理学
お礼
ご回答ありがとうございます。 ポンプはタンクの直近に設置しており、配管は流速が1m/s程度になる口径にしています。となると、圧力損失はごくわずかということなのだと思うのですが、確実にキャビテーションを防ぐには、その圧損分の高さも加味しておくことが必要ということで合っていますでしょうか。 ちなみに自分で書いておきながら分からなくなってしまったのですが、キャビテーションについて書かれている本によく「ポンプ内部の圧力が下がることで内部の水の沸点が下がり、沸騰して気体になる」と書かれています。沸騰とはよく外気圧(大気圧)=水の蒸気圧になった時点で沸騰が起こると聞くのですが、ポンプ内部では何が(外気圧??)水の蒸気圧と等しくなったとということなのでしょうか? もし知っておられましたらご教示頂けますか??(^^;) よろしくお願いします。