邦画の魅力がわかりません。

質問

初めまして。
タイトルの通りなんですが、自分は邦画（映画・ドラマ）に魅了されたことは一度もありません。
宮崎作品・今作品・新海作品（海外作品は、おいといて）などアニメ作品にしか夢中になれません。
自分からドラマや映画を見たい！っていう気にはなれないのです。

例えば、こないだ深夜に「STAND UP!!」というドラマの再放送がやっていたので見てみました。
だけど、どうしても登場人物として見ることができませんでした。
二宮くんは二宮くん。成宮くんは成宮くん。小栗くんは小栗くん（そのほかの俳優・女優さんも）としか見ることができませんでした。
登場人物である「しょうちゃん」として二宮くんを見ることは私は出来ませんでした。

だけど、たまたま別の日の深夜に韓国ドラマ「私の名前はキムサムスン」がやっていたのですが、それは１話しか（しかも途中から）見ていないのに引き込まされました。
（なぜ、そこまで物語に引き込まれたのかは自分自身分かりません。）
なので別に、実写が嫌いというわけではありません。

邦画に魅了される人は、どこに惹かれるのですか？
その俳優さんが好きなので。という理由以外でお願いします。

また、邦画に魅了されないという人は
どういう点が改善されない限り、邦画が好きになることはない
と思っていますか？

皆様の邦画の良さ・好きになれない点
両方の意見を聞きたいと思い、質問させてもらいました。

回答No.10

Chappy4649 · ベストアンサー

No.9です。
実写とアニメの違いなんて、ざっくり言うならば表現したい事を描くか撮るかの違いですから、どちらも日本人が作る映像という事で雰囲気が似るのかもしれませんね。
個人的にはレイアウトがよく練られた画面の映画ほど、アニメっぽさを感じます。
アニメは想像した通りにしか表現できませんので、レイアウトが思い通りにキッチリとキマります。演出の為だったら、物理法則すら捻じ曲げます。それがアニメっぽさの一つです。
実写は物理的制約により、レイアウトを多少妥協せざるをえません。
ですから実写でレイアウトにこだわると、非常にアニメっぽく見えるのです。
以前、押井守監督の講演を拝聴した事があるのですが、実写は現実に対してリアルだが、アニメは想像力に対してリアルなんだとおっしゃっていました。

ピンク映画で申し訳ないですけど、邦画っぽい画面作り＝アニメっぽい画面作りって事が良く分かる例です。
この映画は見たことないのでオススメはしませんが。(汗)
http://buchi21.blog64.fc2.com/blog-entry-319.html

お礼

ＵＲＬ見させてもらいました！（ピンク映画等は気にしないでください）
すごくわかりやすかったです！
特に、最後の数枚の写真のカメラワークとかはアニメの１シーンのようでした！
>>アニメは想像した通りにしか表現できませんので、レイアウトが思い通りにキッチリとキマります。演出の為だったら、物理法則すら捻じ曲げます。それがアニメっぽさの一つです。
実写は物理的制約により、レイアウトを多少妥協せざるをえません。
この辺り、すごくおもしろい意見です！
全然、頭になかった考えだったので。いい意見を聞かせていただき、また２回も回答していただきありがとうございます！

回答No.6

swampkuro

お初です。
結構おやじですが自分も邦画は余り見ませんね～
結局、ハリウッド映画と比べ日本の映画は制作費が少なく
ストーリーが結構良くてもテレビドラマで良いんじゃない？
程度が多く、レンタルするにも前評判の高い海外の大作を
借りてしまいます。

自分も邦画のおもしろいのを探してる最中でした！
若い方とお見受けしましたので多分、見てるかもしれませんが
おすすめは青の炎です！
これも主役が二宮くんですが(^_^;)
主人公が殺人を犯すので、決して内容は
楽しい映画では、ありませんが・・・

ネタばれになるので余り言えませんが二宮くん演ずる
主人公の心情に引き込まれてしまいます。
演技うまいね彼！

主人公目線でストーリーは進行しますが被害者、加害者の
バランスも良く描かれ個人的には殺人を肯定する内容に
ならなかったのは配役や監督が非常に上手だと感じました。
最後は悲しい気持ちになりとても考えらされてしまいますが
洋画では味わえない映画だと思いますよ！

参考URL：

http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id240937/

お礼

>>青い炎
見てないです…(^^；)
参考ＵＲＬを見させてもらいましたが、二宮くんの演技が
いいそうですね！

今までの回答をみると、心情描写が邦画は凝っているとわかったので
青い炎という作品は結構わかりやすいかもしれませんね
今度見てみます！

回答ありがとうございました！

回答No.5

mokky999

いまいち質問の意図がわからないのですが、魅力がわからないけど気になるということなのでしょうか？だとしたら、そのうち好きになる可能性高いかもしれませんね。

私の場合は、昔、邦画にお金かけてみるなんて、と思っていました。
でも１本の映画でコロリと変わってしまいました。
東映の「おもちゃ」深作欣二監督作品です。
京都出身の三十代後半から年配の方ならおすすめです。

邦画ひとくくりでは、なんとも語ることができませんが、
エンターテイメントというよりも日本人の心情に響くもの
といういみでは、よい作品が沢山あると思います。また、
ある程度の年をとると、邦画もおもしろくなって
くるんじゃないでしょうか？

ちなみに私は、アニメはダメです。でも、
「時をかける少女」
「ベルヴィルランデブー」
は、とてもよかったです。

お礼

>>いまいち質問の意図がわからないのですが、魅力がわからないけど気になるということなのでしょうか？
詳しく書いてなくてすみません。
映画というもの自体凄く好きなんで、映画関係の大学を受験するつもりなのですが、どうしても邦画や日本のドラマを好きになれなくて…。
致命的かと思ったので、色んな人の意見を聞きたいと思い質問させてもらいました。

やはり、日本人の作品は「心情」を中心に描かれているのですね。
今度、何か作品を見る際は「心情」に注目したいとおもいます。

>>「時をかける少女」
>>「ベルヴィルランデブー」
後者は見たことないですが、前者は見ました。ＤＶＤも購入して
何度も見てます。すごくいいですよね。
後者も、いつか絶対見たいと思います。

回答有難うございました！

回答No.4

jinny6202

映画に何を求めているかにもよるのではないでしょうか。
私も映画は好きでよく見ますが（映画検定資格は持ってません、うらやましいです）
邦画より洋画派です。アクションやSFを好むので、そうなると邦画は…となってしまいます。

質問者さんはどんなアニメを見るのかによりますが、何か邦画の「現実に引き戻される感じ」
が嫌になってたりはしませんか？私は映画の中にスターバックスコーヒーが出てきても
違和感を感じませんが、映画にみそ汁とサバの味噌煮とかが出てくるともう別世界にいると
いう気がしなくて萎えます。参考まで。

お礼

アニメとしては、割と「実写してもいいんじゃない？」といわれるようなアニメが好きです。
やたらとぶっとんだ（ファンタジーなど）内容は見ません。

>>映画に何を求めているかにもよるのではないでしょうか。
映画鑑賞したあと、いろんなことを自分にあてはめて
物事を考える「余韻」というものが好きです。
あのボーッとしたかんじが好きで、好きな作品は何度も繰り返し見ます。
ですが、どうしても今の人気のある邦画やドラマでは
その余韻に浸ることができません。。。
感情移入が出来てないだけかもしれませんが…。

回答ありがとうございました！

回答No.3

AmuroRay

ども。
映画検定4級です。

私も最初そうでした。
いまは、邦画、洋画共に大変面白く観ています。

邦画の面白さはなんといっても日本人の繊細さが表現されているところでしょう。

日本の郷土、歴史、わびさび、特有の美徳が見事に表現されています。洋画のように濃厚、大胆、激しい表現は少ないと思いますが、自分たち日本人の良さがわかるようになりました。

日本人の良さ→言葉で言わなくても、立ち振る舞いでわかる

といったところでしょうか。そんな作品を紹介させてください。

「北の零年」行定勲　監督
「フラガール」李相日　監督
「明日の記憶」堤幸彦　監督

等いかがでしょうか?
北の零年は明治の北海道を舞台にした悲しい歴史中に生きた家族とその人達を描いています。
フラガールは実在の話で、福島県常磐市を舞台に、終わり行く炭鉱を救うべく、町おこしに常磐ハワイアンセンターを盛り上げようと奮闘するフラガールと炭鉱の人々を描いています。
明日の記憶は、近年多くなった若年性アルツハイマー病になった患者を中心に家族や周りの環境がどのようなものか、記憶が失われるということがどのようなものかを描いています。出演者の渡辺謙さんが以前白血病で生死の境をさまよった経験も重なり、その演技には偽りがありませんでした。

また、洋画と邦画の合作とも言える作品で、
「硫黄島からの手紙」クリント・イーストウッド　監督
はどうでしょうか?
アメリカから見た第二次世界大戦時の日本像を描いています。
クリント・イーストウッド監督はこの作品を手がけるにあたって、相当日本の文献を読み大変勉強されたそうです。
日本人に対する偏見や誤解による描写や表現が全くなく、邦画にしか見えません。
日本人がなぜ神風特攻をしたのか、自決したのか邦人でなくても良くわかるように表現されています。さすがクリント・イーストウッド監督です。正式には洋画です。

邦画は最近良いものが増えた気がします。
レンタルビデオ店で見かけたら、是非観賞してみてください。

お礼

先ほどの回答者さんのように、
>>邦画の面白さはなんといっても日本人の繊細さが表現されているところでしょう。
日本の郷土、歴史、わびさび、特有の美徳が見事に表現されています。
「繊細さ」が特徴的なんですかね。
ドラマでも、そのようなことが描写されているのでしょうか？
最近は、どうも人気アイドルを選んでいることもあり
そっちのが頭にいってしまうので…。

色んな作品をご紹介していただきありがとうございます。
個人的にフラガールを以前放送したとき見逃してしまいまして
かなり気になっていた作品です。

回答ありがとうございました！

回答No.2

3kuku5

はじめまして。

私は邦画も洋画も好きです。

邦画の魅力は洋画（特にハリウッド映画）にない繊細さがあるところです。（作品によりますが）
具体的に繊細さとは何かは、うまく説明しにくいのですが、心情の描き方などが邦画と洋画ではだいぶ違います。個人的にその違いを繊細さという言葉で表現してみました。

あと文化の違いがないので、話としてもわかりやすいし、日本語なので感情移入しやすいです。

有名でない作品や、あまりテレビに出ていない浅野忠信さんなどイメージが先行しない役者さんの作品を見てみるといいかもしれません。

お礼

心情表現の繊細さというところは、わかってませんでした。
そういうところも、注目して今後見ていきたいと思います。

>>あと文化の違いがないので、話としてもわかりやすいし、日本語なので感情移入しやすいです。
これは、なんとなくわかりました。

回答ありがとうございます！

回答No.1

k-naoto

私も邦画は余り観れません。
アニメは崇拝しているのですがね。

そうですね…私の場合は「日本のCG」のチャチさでしょうか。
先日のローレライを観ても思ったのですが、邦画のCGはどことなく安っぽいというか粉っぽい（？）というか、違和感がかなりあって馴染めないんですよ。
ハリウッド慣れってやつかもしれませんね。

また、複雑な設定が組まれている場合が多いので、その分物語の世界に引き込まれるまでに時間が掛かってしまうのも難点では無いでしょうか。
映画ってモンは2時間半しか時間が有りませんから、あんまり細部にこだわっていると、本当に表現しなければならないことが端折られる結果になってしまいます。

やっぱり、視聴者の目が洋画で肥えてしまっているのが一番の要因でしょね。
海外のアニメが日本に及ばないのと同じように、実写映画では今の邦画が洋画を超えることは当分無いでしょう。
しかし、日本の映画業界にはかつて黒沢監督という神様がいたことを忘れてはいけませんよ？
あの方は世界中で絶賛されています。現に素晴らしいと思いますし。

お礼

ハリウッドのＣＧはスゴイですもんね。
むこうのＣＧに違和感を感じることは、あまりないです。

複雑な設定が組み込まれている…確かにそうですね。
たまたま見た韓国ドラマは一つのことに焦点をあてて
描かれているような気もしました。

世界のキタノと呼ばれる北野氏の作品はみたことないのですが
やはり黒沢監督を超えることは無いのでしょうか…。

回答ありがとうございました。