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αメチルドパの作用についての質問

正誤問題です 「αメチルドパは、抵抗血管のα2受容体を刺激して血圧を下げる」 正解は誤なのですが、どこが違うか分かりません。 αメチルドパは選択的α2作動だし、α2を刺激すれば血圧は下がるのでは?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • RoHang
  • ベストアンサー率100% (1/1)
回答No.2

 確かにαメチルドパは選択的α2作動薬ですし、選択的α2作動薬には降圧作用がありますが、血管内皮の平滑筋に分布するα2受容体は、平滑筋を収縮させるように働きます。  α2作動薬の降圧作用の機序は下の方が書いていますので、そちらを参照して下さい。

その他の回答 (1)

  • mmmma
  • ベストアンサー率41% (683/1637)
回答No.1

日医工のインタビューフォームからの引用です。 メチルドパは,ノルアドレナリン神経に取り込まれ,ノルアドレナリンを合成する酵素によってα-メチルノルアドレナリンに代謝され,これがノルアドレナリンと置換して偽伝達物質false transmitter として神経終末内の顆粒に貯蔵される。 生理的な神経興奮によってこの代謝物がノルアドレナリンに代わって遊離し,以下の作用を示す。 (ⅰ)下位脳幹部のα2受容体に結合し,ノルアドレナリン本来の機能(中枢性に胸髄側角内交感神経節前神経を興奮させる)を抑制する。 (ⅱ)ノルアドレナリンよりもα1受容体での作用が弱いα-メチルノルアドレナリンがα1受容体と結合する。 (ⅲ)シナプス前α2受容体に結合してノルアドレナリン遊離を抑制する。 ということで、中枢系に作用するっていうところじゃないでしょうか。

参考URL:
http://www.nichiiko.co.jp/medicine/if/pdf/m_n/nichidopa_if.pdf

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