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設備投資を行う際の実質利子率の変化の影響

私は大学で金融の勉強をしている学生です。今日、授業で下記のような質問を教授からされたのですが、きちっと答えられませんでした。どなたか分かる方は教えてください! 問題はこんなものです。 自分が小さな工場でゴムを生産していると仮定して、本日、実質ベースで見た市場利子率(=借入をする際の利子率)が4%だとする。しかし、資金を借り入れようとしたその日は、他の予定が入っていたため借入にいけなかった。次の日になってみたら日銀が利上げをしたため、実質市場利子率が4.5パーセントに上昇したとする。こうなると、資金を借入れて設備投資を行うことを断念するとすると、実質利子率の変化意外には特に何も変化がなかったとすると、この事実は一体、この企業に関して何を物語っていることになるのだろうか? ※借入金利が4%から4.5%に上がったためという答えはなしとするそうです。

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  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.2

金融の立場からいうと、 「予想収益の現在割引価値よりも、投資のコストが上回ったから」 ということになります。 たとえば1期後に4.3万円の収益の見込みのある100万円のプロジェクトがあったとします(簡単化のために104.3万円の売上を産んで、設備は壊れて無価値なものとなるとします)。すると 利子率4%:4.3万円の収益-4万円の支払=0.3万円の黒字 利子率4.5%:4.3万円の収益-4.5万円の支払=0.2万円の赤字 となるため、4%では儲かって4.5%では損となるので、結局、4.5%ではこのプロジェクトは行われません。 本当はn期後までで、最後に残った設備を売却した額も含めた話を考えなければならないのですが、複雑になるだけで全く同様の話になります。

kei1624
質問者

お礼

なるほど!この答えというか例えはかなりすっきりですね! 理解できました。ありがとうございます。

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その他の回答 (1)

  • nrb
  • ベストアンサー率31% (2227/7020)
回答No.1

期待している答えは 4%だとする 出た利益で返せる(可能性が高い) 4.5%ならば、出た利益で返せない 借入金利が4%から4.5%に上がったためという答えはなしとするそうです。 上の答えは裏返せば・・・そのまんま同じ意味なんでがね これを言い換えれば良いんです それが期待している答えです でも 実質利子率の変化意外には特に何も変化がなかったとすると とすると 予定通り設備投資をすることになんですがね それならば(期待されてない答え) 他から低利子で借りる当てがついた 倒産した企業から中古で格安で買えるめどがついたの自己資金で となるんだが・・・ どうも教授の問題の出し方が可笑しいですね でことで 受注が増える見込みが無くなったので設備投資が不要になった しか答えが無くなりますね 実質利子率の変化意外には特に何も変化がなかったとする これに当てはまるのはこれ見たいな感じしか無くなりますね んん・・・・ でも 実質利子率の変化意外には特に何も変化がなかったとすると でも成長率も今まで通りとも取ることができる のでね 

kei1624
質問者

お礼

そうなんですよね。結局、裏返せば同じ事なんですよね。。 この質問は教授が言ってたことを思い出しながら書いたので完全に正確ではないかもしれないんですが、「借入金利が4%から4.5%に上がったためという答えはなしとする」という部分はどっちにしてもちょっとおかしいかなとは思います。 なんにしてもありがとうございます。自分の考えに自身が持てました。

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