• 締切済み

プロトンNMRについて

プロトンNMRは、温度が変わると化学シフトが起こってしまうと聞いたのですが、なぜ温度が変わると化学シフトが起こるのでしょうか?

  • 化学
  • 回答数2
  • ありがとう数2

みんなの回答

noname#48539
noname#48539
回答No.2

ANo1のご回答のように、私の経験からも温度による化学シフトを経験したことがありません。 温度変化をさせて、その分子の運動による立体配座の変化による「分かれ型」を見る場合の方が多いです。 温度を下げた場合のチャートが割と複雑に出ていたときに、温度を上げて測定するとシャープに出てきますので。

JET-LUCK
質問者

お礼

回答ありがとうございます。経験談なら、やはり温度変化は関係ないのですね。

noname#160321
noname#160321
回答No.1

>プロトンNMRは、温度が変わると化学シフトが起こってしまう 「化学シフト」という言葉の使い方が変です。化学シフトは通常テトラメチルシラン(TMS)を標準に、各プロトンがどの様な振動数の電磁波を吸収するかを表す「位置(振動数)」の意味で使います。ですので、NMR現象が1946年凝縮系で見いだされ、この化学シフト「現象」が1950年に見いだされて以来「化学シフトは起こってしまうのではなく存在する」というべきでしょう。 私の経験ですと化学シフトは「温度」によって変化することはあまりありません。 固体の結晶系の違いなど状態変化に付随して起こることは考えられますが、そのような研究に従事していませんでしたので存じません。 化学シフトが温度で変化する系は通常、低温では状態の違った位置にある複数のプロトンが温度上昇による回転などで等価になって、平均された位置に表れること等が挙げられます。 化学シフトについてはちょっと「Googleる」と沢山出てきますので、ご自分で納得のいく記述をお探し下さい。 m(_ _)m

JET-LUCK
質問者

お礼

回答ありがとうございます。温度変化では化学シフトが起こらないのですか。おそらく私の聞き間違いだったと思います。化学シフトについては自分でもう少し調べてみたいと思います。

関連するQ&A

  • DCNNQIのNMRについて

    現在大学4年の者ですがNMRについて質問です。 DCNNQI(1,4-ナフトキノンから合成したもの)のプロトンNMRの化学シフトを教えてください。N=CN基がついている環のプロトンは等価なのでしょうか?測定ではピークは1本しか出なかったのですがそれがなぜなのか分かりません。回答お願い致します。

  • p-chlorocinnamic acidのNMRの帰属

    p-chlorocinnamic acidの1H NMRのピークの帰属について質問です。 芳香環に結合しているプロトンのうち Clに近いほう(Clに対してo位に結合しているプロトン)と Clから遠いほう(Clに対してm位に結合しているプロトン) のどちらのプロトンによるピークが 1H NMRで大きな化学シフトをもつのでしょうか。 考えてみたんですが、 Clが電子を吸引するため Clに近いプロトンの周りの電子密度が Clから遠いプロトンの電子密度より小さく Clに近いプロトンの化学シフトがより大きくなる という考え方と Clが芳香環に電子を供与するとして共鳴構造を考えると Clに近いプロトンの周りの電子密度が大きくなり Clに近いプロトンの化学シフトがより小さくなる という、異なる2通りの考え方ができると思ったのですが どちらが正しいのでしょうか。 あるいはどちらの考え方も間違っていましたら どちらのプロトンのピークの化学シフトが大きいのかということと その理由を教えていただけたらと思います。 よろしくお願いします。

  • NMR 振動数と化学シフト

    NMRで振動数をNMRの周波数MHzで割ると化学シフトが出ると思うのですが、この値は、いろいろな周波数のMHzですると、振動数や化学シフトが実際に計算してみると同じ状態のプロトンでも異なってくるように思えます NMRのMHzをかえても振動数や化学シフトなどと統一して系統立てて関連付けることはできないでしょうか よろしくお願いします

  • プロトンNMRのブロード

    与えられたプロトンNMRから有機化合物を同定したいのですが、NMRには5~3ppmで極端に平らなブロードがあります。ブロードするものとして、ヒドロキシル基、カルボキシル基、アミノ基、アミド基、のほかにどんなものがかんがえられるのでしょうか? ちなみにベンゼンの三置換体で、分子量は138.12ということが分かっています。またIRも与えられています。

  • プロトンNMRにおけるスピンスピン分裂

    プロトンNMRスペクトルにおいて、ある分子中の異なるプロトンが1本のピークを与えるものと、プロトンの吸収が多重線のピークに分裂するものの違いがいまいちよくわかりません。どのような場合に1本で、どのような場合に分裂するのか、ぜひ教えていただけたらと思います。ヒントでもいいので、ぜひ、よろしくお願いいたします。

  • NMRについて

     こんにちは。NMR関係のことで教えてほしいことがあります。 「しゃへい定数と化学シフトにはどのような関係があるか」がわかるかたいらっしゃいますでしょうか? あと「H-NMRの吸収エネルギーの大きさ(1モルあたり)」の求めかたもできれば教えていただきたいです。

  • H-NMRの化学シフトについてのデータ表について

    H-NMRの化学シフトのデータ表(例えばCH3CH2C(=O)CH3の場合のCH2の場合の化学シフトが0.23+0.68+1.50=2.41であるように、それぞれ0.23、0.68、1.50の値について書いてある表で、他にもCH3を求めることができる表や、ベンゼン環のプロトンの化学シフトについて求めることができる表があるもの)が書いてあるものをネット上でも参考書でもいいので知っていたら教えてもらえませんか?

  • H-NMRの化学シフトのデータ表について

    H-NMRの化学シフトのデータ表(例えばCH3CH2C(=O)CH3の場合のCH2の場合の化学シフトが0.23+0.68+1.50=2.41であるように、それぞれ0.23、0.68、1.50の値について書いてある表で、他にもCH3を求めることができる表や、ベンゼン環のプロトンの化学シフトについて求めることができる表があるもの)が書いてあるものをネット上でも参考書でもいいので知っていたら教えてもらえませんか?

  • NMR

    NMRについては初心者なんですが、遮蔽定数σと化学シフトδの関係について教えてください!

  • プロトンNMRの高磁場シフト、低磁場シフトについて

     化学論文を読んでいて、包接錯体形成によりあるNMRスペクトルが高磁場シフトや低磁場シフトをしているものがありました。  色々調べていて、溶媒を変えるなどによって環境が変わったり、相互作用があると高磁場シフトや低磁場シフトが起こるということはなんとなく分かったのですが、同じ相互作用でも高磁場シフトしているものと低磁場シフトしているものがあり、原理の部分がいまいち分かりません。  どういうときに高磁場シフトもしくは低磁場シフトするのかを教えてもらえるとうれしいです。よろしくお願いします。