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プロトンNMRについて
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ANo1のご回答のように、私の経験からも温度による化学シフトを経験したことがありません。 温度変化をさせて、その分子の運動による立体配座の変化による「分かれ型」を見る場合の方が多いです。 温度を下げた場合のチャートが割と複雑に出ていたときに、温度を上げて測定するとシャープに出てきますので。
>プロトンNMRは、温度が変わると化学シフトが起こってしまう 「化学シフト」という言葉の使い方が変です。化学シフトは通常テトラメチルシラン(TMS)を標準に、各プロトンがどの様な振動数の電磁波を吸収するかを表す「位置(振動数)」の意味で使います。ですので、NMR現象が1946年凝縮系で見いだされ、この化学シフト「現象」が1950年に見いだされて以来「化学シフトは起こってしまうのではなく存在する」というべきでしょう。 私の経験ですと化学シフトは「温度」によって変化することはあまりありません。 固体の結晶系の違いなど状態変化に付随して起こることは考えられますが、そのような研究に従事していませんでしたので存じません。 化学シフトが温度で変化する系は通常、低温では状態の違った位置にある複数のプロトンが温度上昇による回転などで等価になって、平均された位置に表れること等が挙げられます。 化学シフトについてはちょっと「Googleる」と沢山出てきますので、ご自分で納得のいく記述をお探し下さい。 m(_ _)m
お礼
回答ありがとうございます。温度変化では化学シフトが起こらないのですか。おそらく私の聞き間違いだったと思います。化学シフトについては自分でもう少し調べてみたいと思います。
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お礼
回答ありがとうございます。経験談なら、やはり温度変化は関係ないのですね。