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noname#24736の回答
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ふぐの場合です。 ふぐ毒は、1905年には、田原博士によって卵巣から粗毒の分離が行われてテトロドトキシンと命名されました。 それから50年後の1964年になって津田教授によって、複雑なその構造が発表されます。 このテトロドトキシンなんですが、なんでフグがこんな毒を持っているのでしょう?一時期はフグ毒=テトロドトキシンとなっていたのですが、その後、ある種のタコ、貝、カニなんかからテトロドトキシンが見つかったうえに、フグの毒にも地域差があることが判りました。決定的だったのが養殖しているフグは毒を持たないという事実でしたということで、餌に毒の源を探る調査が始まるのですが、調べてみるとかなり多くの細菌がテトロドトキシンを作る能力があることが判ったそうです。 で、こういう毒を持っている生物の場合、本人は大丈夫なのかというのが疑問として持ち上がるのですが、確かに生半可な量では、フグ自身はまったく何ともないみたいです。 これらテトロドトキシンを持っている生物の感受性が弱いのは、ナトリウムチャンネルの分子特性が変化しているのか、毒作用を抑えるような物質を作っているのか判っていないそうです。 人の心筋などにはテトロドトキシンで塞がれないナトリウムチャンネルがあるそうですが、それを調べてみるとチャンネル分子のアミノ酸の一部が欠けていたり入れ替わっていたりするそうです。 脳の神経細胞にもこの毒が効く物と効かない物があるそうでございます。
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お礼
こんなに早く回答が頂けるとは思っていませんでした。 ありがとうございます。 ふぐっていえば、当然どのふぐも毒を持っているものだと思っていたのですが、 毒を持たないふぐもいるんですね。 しかもふぐの毒は生まれながらにして持っているものではなく、 あとから体内に取り入れることによって毒を持つようになるというのも初めて知りました。 本当にありがとうございました。