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半透膜 浸透圧 温度 について

浸透圧は絶対温度に比例するようですが、どういった理由でそのような関係が生まれるのでしょうか? 現象のイメージが定かでないので困っております。たとえば、温度が高くなると、 1.溶質分子の熱運動が盛んになって移動が速くなる 2.半籐膜の穴が大きくなって透過しやすくなってしまう などが考えられるかと思いました。ただ、2.だと、透過する分子の大きさの許容範囲が変わってしまい、同時に選択性も変わってしまいそうですが、どうでしょうか? とすると、温度によって選択性を変えるということもできそうですが、どうでしょうか?

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回答No.1

半透膜を通り抜けるのは基本的に溶媒分子ですよね? したがって、「溶質」ではなく、「溶媒」分子の熱運動が盛んになって移動が速くなるのです。

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