バレーボールに詳しい方教えてください。

質問

バレーボールの試合を観るのが大好きなのですが、一つ疑問に思ってることがあります。無知ですのでバカな質問だと思いますが・・・。
アタックで速攻（ＡクイックやＢクイック・・この違いも分かってません）というのがありますが、セッターがチョコンとボールを上げ（低く）それをアタックしますと、ボールの角度も出てスピードも速くほとんど点が入ります。っという事は毎回速攻をすればいいのでは？？と
思うのですが・・。バレーボールの経験もありませんがタイミングとか非常に難しいのでしょうか？バカな質問ですいません。

回答No.3

Buchikun · ベストアンサー

クイック攻撃をするためには、ボールがセッターにしっかり返るという大前提があります。サーブで崩されたら使えないんです。
だから、毎回クイックが仮に理想であっても、事実上は不可能ですね。

また、そもそも攻撃がクイックだけでは攻撃に厚みが無く、結果的に攻撃力が下がります。
クイックが決まる前提には、警戒するべきエースアタッカーの存在が欠かせないからです。
質問者様が指摘している通り、クイックは低く早い打点です。これは、読みきられた場合はそのまま弱点になり、ブロックの餌食になりやすい攻撃です。タイミングが合えば、1対1でも止められるてしまいます。
それに対して、エースクラスのオープン攻撃をブロック一枚で止める事は殆どありません。エースのオープン攻撃には普通2枚のブロックが付いてますね。オープンアタックはクイックに比べて打点が高いため、広範囲に打ち分けられますし、ボールが力強いのでブロックでコースを限定していかないとレシーブも出来ません。そのため、一枚ブロックでは役に立たないのです。

ブロック2枚を引き付けてる力のある攻撃があって、はじめてクイック攻撃が生きてくるのです。前衛の人数は一緒ですから、どこかで攻撃をひきつけないとフリーになれませんからね。

クイックが鋭角で打てるのは、ブロックが付いてきていない状態です。
いわば、セッター対ブロッカーの騙しあいで、セッターが勝った状態。
この状況で代表アタッカーが打ち損じるわけがありません。
なので、殆ど点が入る攻撃に見えるのです。

つまり、駆け引きはあの状態になるまでなのです。

ちなみにセッター近くでクイックに入るのがA
セッターから距離があるところで平行のトスをB
セッターの後ろ(距離的にはA)がC
同じくセッターの後ろ平行がDクイックです。

結局、ブロックを外すのが攻撃戦略の基本です。
Aの振りしてCとか、AB一緒に飛んだりとか、クイックをエサにバックアタック、タイミングを外して2アタックなど全てブロックとの駆け引きです。
そういった駆け引きも楽しんで、バレー観戦してみて下さい。

お礼

何も知りませんでしたので、寝た子を起こされたようで（？）バレーボールの奥深さにびっくりしました。セッター対ブロッカーの騙しあい・・この言葉にゾクッとしましたよ～、そしてセッターが勝った状態！そうなんだそうなんだ！！
駆け引きですね！今夜はそのあたりを頭に置きながらじっくり観戦します。有難うございました。

回答No.2

kendama_19

ブロックというものが大きく影響してきます。
ＡクイックやＢクイックの決定率が高いのは、
様々な攻撃パターンの中の１つとして、たまに使うからであって、
それ一辺倒になってしまっては、その高い決定率は維持できません。

さらに、クイックは、レフトやライトから打つスパイクよりも、
打つコースが制限されたりということもあるので、
逆にそれ一辺倒になれば、レフト一辺倒になるより決定率は下がるでしょう。
タイミングは練習すれば難しいということはなくなりますね。

しかし、試合中での使用頻度はレフトやライトより低いため、
ブロックにしっかり付かれる率も低くなります。
ですので、決まるときは、いかにも強く、鋭角に決まるんですね。

そういう意味では、流れを変え得るプレーにもなりますが、
日本チームの場合、レフトエースの信頼感が、
外国チームに比べるとどうしても低いので、
クイックの使用率が高くなってしまっています。

高さのあるイタリアやキューバと比べると、
その比率の違いは明らかだと思います。

決まるとかっこよく見えるように思えて、
実は、強いチームほど使用率が低く、
そして、より局所的に、効果的に使っていると思います。

今度のキューバとの試合で、
レフトとクイックの使用率と決定率を、両国それぞれ比べてみたら、
おもしろいかもしれませんよ（笑

お礼

有難うございます。バレーボールがこんなに奥深いスポーツだったとは！強いチームほど使用率が低いという事にもびっくりです・・そしてなるほど！何も知らずに観るよりいろいろ知った上で観る方がより楽しいですね～～～。今日は面白くなるぞぉ～～、有難う！！

回答No.1

msama1920

バレーボールの基本は、
セッターがトスをあげて、それに合わせて助走を付けてスパイクを打ちます。
ただし、毎回、そのタイミングでは、
ブロックするほうも、スパイクを打つ人のジャンプに合わせれば、
ブロックできる確立は高くなります。

速攻（クイック）は、相手のブロックのタイミングをずらすために行ないます。
トスを上げると同時にジャンプしてスパイクを打ちます。
ですので、スパイクを打つほうも難しくなります。
なぜなら、ボールに合わせて打ちに行くのではなく、
自分がジャンプしたところにトスが来ないとスパイクできないからです。
少しでもずれればジャストミートしないどころか、空振りです。

また、毎回速攻を続けるということは、
相手のブロックも毎回同じタイミングで実行できてしまいます。

わかりましたか？

お礼

有難うございました。自分がジャンプしたところにトスが・・なるほど～～～。この表現でいかに難しいか分かりました。
今日はペルーとですがこういう事が分かって観ますとほんとに面白いですね。