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トーラスは R/Z × R/Z と同相。ではクラインの壷は?
ninigiの回答
- ninigi
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>幾何学的存在と代数的存在の関係 というと、両者の関係の深い順に 1.Lie群 (微分多様体でもあり、かつ群でもあるもの。主な例は古典群) 2.等質空間 (Lie群を部分群で割った商空間。トーラスや射影空間、球面など) 3.代数多様体 (代数方程式の零点を張り合わせたもの) が思いつきますね。 クライン管は向き付けられないのでLie群にはならないし、曲率を考えると等質空間にもならなそうな気がします。 一方、クライン管は2個の実射影空間の連結和と同相なので、代数多様体になるんじゃないでしょうか。 式で書くと クライン管=RP(1)#RP(1) です。
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