• ベストアンサー

トーラスは R/Z × R/Z と同相。ではクラインの壷は?

ninigiの回答

  • ninigi
  • ベストアンサー率43% (10/23)
回答No.2

  >幾何学的存在と代数的存在の関係   というと、両者の関係の深い順に   1.Lie群 (微分多様体でもあり、かつ群でもあるもの。主な例は古典群) 2.等質空間 (Lie群を部分群で割った商空間。トーラスや射影空間、球面など) 3.代数多様体 (代数方程式の零点を張り合わせたもの)   が思いつきますね。   クライン管は向き付けられないのでLie群にはならないし、曲率を考えると等質空間にもならなそうな気がします。 一方、クライン管は2個の実射影空間の連結和と同相なので、代数多様体になるんじゃないでしょうか。 式で書くと    クライン管=RP(1)#RP(1)   です。  

katadanaoki
質問者

お礼

ありがとうございます。 幾何学的存在(イメージの世界)と代数的存在(論理の世界)の関係には、かんたんな感覚として、 直線⇔実数 2つの直線を直交させると平面ができる⇔2つの実数を並べて書くと実数の組ができる などと思っています。 で、連結和というのは、幾何学的存在(イメージの世界)のものと思うのですが、それに対応する代数的存在(論理の世界)のものはなんなのかなあと疑問に思っています。 クラインの壷は、 [0,1] × [0,1] の境界を次のように同一視したものでもあります。 (0,y) ~ (1,y) ただし 0 ≦ y ≦ 1 :対辺を同じ向きに張りあわせる (x,0) ~ (1-x,1) ただし 0 ≦ x ≦ 1:対辺を反対向きに張りあわせる [0,1] × [0,1] を正方形折り紙として、一組の対辺を同じ向きに張りあわせるということは、円柱にするということ。 さらにいえば、[0,1] × R という無限に長い帯を、トイレットペーパーのごとく巻きつけて、円柱、[0,1] × R/Z にするということ。 同様に、 [0,1] × [0,1] を正方形折り紙として、一組の対辺を反対向きに張りあわせるということは、メビウスの帯にするということ。 さらにいえば、R × [0,1] という無限に長い帯を、次々ひねりながら巻きつけて、メビウスの帯 にするということ。 その無限に長い帯をメビウスの帯にするという操作が、代数的にどういえばよいのか疑問に思っています。

関連するQ&A

  • 同相であることの証明

    原点中心半径1の球の球面とユークリッド平面に一点を加えた集合は同相であることを示します。 いわゆる、立体射影というやつです。 まず、球面の北極点(0,0,1)を除いた集合から、ユークリッド全平面への写像が、 立体射影の方法で与えられていて、これが同相であることは認めていいとします。 次に、ユークリッド平面上にない、無限遠点∞をユークリッド平面に加えた集合を考え、 球面からその集合への写像Fを、fを拡張し、F((0,0,1))=∞ という風に設定します。 このとき、Fが(0,0,1)で連続であることを示したいのですが、やり方がわかりません。 どなたか詳しく教えていただけないでしょうか。

  • 図形同士が同相であるという証明

    上半球面P={(x,y,z)∈R~3|x~2+y~2+z~2=1,z≧0}で、E={(x,y,z)∈R~3|x~2+y~2+z~2=1,z=0}を赤道とする。このときPに関係 x~-x(∀x∈E)で生成される同値関係”~”を考えて得られる商空間P/~が、2次元射影空間P~2と同相になることを示せ。 この問題なんですが、図では確かにどちらも同じ形になるので、同相になるんだろうとは思うんですが、その証明になると手が止まってしまうんです。方針としては、やはり同相写像が存在することを言えばいいのでしょうが、それをどのようにとればいいのか(全単射で逆像も連続なもの)がまったく思い浮かびません。 これは慣れとか経験から出てくるものなんでしょうか?だれか解法のヒントと、後者のコメントをお願いします。よろしくお願いします。

  • リーマン球

    立体射影P;複素平面C∪{∞}→Σ(R^3内の球面)が同相写像であることを教えて欲しいんですが、特に無限遠点と北極点が同相であることが理解できなくて。 よろしくお願いします。

  • 体の同一視について

    可換環について勉強していて, 『R[x]を実数係数のxの多項式全体の集合として,剰余環R[x]/(x・x+1)と,複素数全体がなす体Cが同一視できる』 とあるのですが,『同一視』という意味がよくわかりません.何を示せば『同一視』と言えるのか教えてください.

  • 同相写像についての問題がわかりません

    Cを複素数体,C⊃Uは単連結な開領域とします。 U⊃Fを有界な閉集合で閉包cl(F)⊂Uとします。 この時,リーマンの写像定理から, f:U→{z∈C;|z|<1}なる同相写像fが存在しますが, 0<∃r<1;f(F)⊂{z∈C;|z|≦r}となる事を示したく思ってます。 どうすればいいのでしょうか?

  • 環準同型

    代数の勉強をしていてわからないことがあります。 Rを環とし、Rの単位元を1とする。このとき、整数環ZからRへの環準同型 f:Z→R が唯1つ存在する。 f(n)=n・1(nはZの元)で与えられるf:Z→Rは環準同型である。これが唯1つの環準同型である。 と、あるのですがこれが環準同型であることは、定義にしたがってあてはめればわかったのですが、 唯1つであるということがわかりません。 なぜこのように結論付けられるのか教えていただけないでしょうか。

  • 位相空間 球面

    ユークリッド空間R^1に無限遠点を加えると円周S^1になる。 ユークリッド空間R^2に無限遠点を加えると球面S^2になる。 こういう説明がありますが、この場合、無限遠点を通る線は、曲線と言って良いんですか? たとえば、繋がっているというんでしょうか?

  • 整数環に関して Ik ∩Q=Z

    kは数体、代数体kに属する代数的整数の全体をIkで表す。Ikは整数環という。 (1)このときα∈kが αに関する次のr次式を満たすとする。係数は順に1、aの1番、---, aのr番 つまり{α^r+a1*α^(r-1)+---+aのr番=0} このとき各係数  (aのi番)∈Ikならば、α∈Ik (1) は理解できました。 (2) Ik ∩Q=Z (2)の証明について Ik ∩QはすなわちQに属する代数的数の全体である。(1)によりZは整閉であるからIk ∩Q=Zである。と本(岩波 河田 数論IIp155)に書いてあるのですが、Zは整閉というのがよくわかりません.説明願えませんか。

  • 電磁気学の問題

    半径 R の円周上に電荷が一様に電荷密度 λ で分布している場合に、 円周の中心を通って円周が作る面に垂直な直線上の電場。 わたしの解答 円周は xy 面内にあるとし、考えている直線を z 軸とする。 λ=Q/2πRより E=Q/(4πξr^2) =2πRλ × (1/4πξ) × (1/(R^2+z^2)) =Rλ/(2ξ(R^2+z^2)) 間違っているのですが、どこがどう違うのか教えてほしいです

  • 幾何学の問題です。

    幾何学の問題が解けなくて困っています。 どなたかわかりやすく教えてください。 よろしくお願いします(> <;) S^2={(x,y,z)∈R^3| x^2+y^2+z^2=1} をR^2の開集合と微分同相な開集合で被覆せよ。 そのときの微分同相写像も記せ。 という問題で、Rは実数全体の意味です。