• 締切済み

実効値の式になぜ√がつくのですか

 実効値の公式は、最大値/√2でコレだけ覚えていれば通常計算できすが、もとは√(1/T×ある時間からある時間までのIの2乗を時間tで積分したもの)です。 この√は何ですか? 実効値は電力を表すもので、P=Iの2乗*抵抗なのでそのためと習ったのですが・・・

みんなの回答

  • Meowth
  • ベストアンサー率35% (130/362)
回答No.3

この√は何ですか?  結論を先に言えば、これは時間平均したときに出てくる数字です。正弦曲線を2乗平均の意味でならすと最大値の1/√2になるということです。 交流電流は正弦波なのでただ平均すると +側と-側が打ち消しあって0 になってしまいます。 そこで、1つの方法としては、リンク後半にあるように、|I|や|V|の平均値として定義されますが、実際にはこのように定義する値より役に立つ”平均”(2乗平均)を使います。 なぜ、2乗平均の方がいいのか? 最大値Imaxについてみると、正弦波なので、大方はこの値より小さいことになり、実感のIとしては大きすぎてしまいます。 そこで、なにか、実感と一致するような”平均値”を定義できると都合がいいことになります。 そこで、I の”平均値”をすぐに決める前に、電力を考えます。 (このため、質問のように、もともとはPからでているということになる) P=IVで瞬間電力が出ますが、これも正弦波で変化しています。平均は0でPはありませんが。 そこで、I,V P の適当な”平均”を定義して、これが、直流のときと同じように、瞬間だけでなく”平均”電圧Vで”平均”電流Iを流したときの”平均”電力になれば都合がいいでしょう。 そこで、この平均を計算することにします。面倒くさいことに、IとVに位相差があり(最大になるところが一致しないと)値がかわってくるので、 まず、位相がない場合、すなわち、負荷が抵抗Rだけの場合を考えます。 そのときV=IRなので、P=I^2×Rの平均を計算します。それが、 Pの平均=(1/T×ある時間からある時間までのIの2乗を時間tで積分したもの)×R で I(実効値)=√(1/T×ある時間からある時間までのIの2乗を時間tで積分したもの) と定義すれば、 平均電力=Pの平均=I(実効値)*R=I(実効値)^2×R となり、直流のときと同じ式が成り立つことになります。 積分はNo1のリンクのとおりですが、 結果は、 I(実効値)=Imax/√2 となります。 同様に位相差がないときに P=V^2/Rが直流のときと同じように成り立つように決めれば、Vの2乗の時間平均の平方根をV(実効値)と決めれば、 平均電力=Pの平均=V(実効値)^2/R が成り立つようになります。 √P/R=最大値/√2だと。 の意味がよくわかりませんが、 平均電力P=I(実効値)^2×R から求める式のことでしょうか。だとすれば、 √{平均電力P/R}=I(実効値)=IImax/√2 です。 ようするに、位相差がない場合(負荷が抵抗だけのときは、最大値がImax,Vmaxの電流と電圧は、あたかも、I(実効値)、V(実効値)の直流電流と直流電圧のように振舞う。ということです。ただの平均と区別して、実効 とつけます。

jlnh
質問者

お礼

ありがとうございます。上の方のURLで解決しました。それと合わせて確認します。

jlnh
質問者

補足

平均値のように半周期でなく、1周期で測るのは、負の部分でも正の部分と同じ仕事(電力)をしたことになるからですか?

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  • BookerL
  • ベストアンサー率52% (599/1132)
回答No.2

 V=V0sinωt という交流電圧が 抵抗値Rの抵抗に加わるとします。電流は、I=(V0/R)sinωt=I0sinωt になり、この抵抗で消費される電力は P=VI=V0I0(sinωt)^2 です。  電力も当然時間的に変化しますが、その平均は V0I0/2 です。 (Pの式を時間tで1周期分積分して、周期で割れば出ます。または V0I0(sinωt)^2=(V0I0/2)(1-2cosωt) と半角公式で変形して、cosのところは時間平均が 0 になるので、P の平均は V0I0/2 、としてもいいですね)  さて、P の平均 V0I0/2 と、P=VI を比べると、電圧の最大値 V0 に対して、実効値を Ve=V0/√2 、電流の最大値 I0 に対して、実効値を Ie=I0/√2 と定義してやれば、 P=VeIe と表されることになります。つまり交流でも「平均」で考えると「電力=電圧×電流」と表すことができるわけです。  つまり、最大電圧 140V の交流電圧は、抵抗に加わるとき、「平均して」 100V 分のはたらきを持つ、という風にとらえることができるわけです。

jlnh
質問者

お礼

ありがとうございます。回答からまた疑問が浮んだので復習したいと思います。

jlnh
質問者

補足

v~2T*/R=∫v~2/Rdtがそのあとでv~2T=∫v~2dtでRが消えるのは、右辺のRを∫の外に出し、両辺にRをかけたですか? 

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noname#43018
noname#43018
回答No.1

まさに「P=Iの2乗*抵抗なのでそのため」なのです。 この式から、I=√(P/抵抗) となりますね。 ここで出てくる√が、御質問の√です。 失礼ながら、もしかしたら、電力の平均値と電流/電圧の実効値をごちゃごちゃに理解されているでしょうか。 はずしていたら、大変恥ずかしいのですが、実用上、交流のある瞬間の電力を知っても、つまらないですよね。むしろ、興味があるのは平均していったいどれくらいの電力なのか、ということです。 電力Pは P=抵抗×I(t)^2 で、これを時間tで一周期Tの分だけ積分して、Tで割ると平均が出ます。それを I=・・・・ の形にするすると(これが電流の実効値ですが)、「P=Iの2乗*抵抗なので」√が表れます。 実際の生活で、交流といえば正弦波にきまっています。ですから、いちいち平均電力からもとめなくても、最大電流/√2が電流の実効値で、最大電圧/√2が実効電圧とわかっていれば、大概の計算は4則演算だけですむというわけです。 ここに数式をずらずら書いても単に読みにくくなるので、リンクをはっておきます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9F%E5%8A%B9%E5%80%A4 やっぱり、質問の趣旨をはずしてますかね?

jlnh
質問者

お礼

ありがとうございます。回答を締め切らせていただきます。

jlnh
質問者

補足

√(1/T×ある時間からある時間までのIの2乗を時間tで積分したもの)・・・I=最大値/√2はもとはP=でも表せるということですか? √P/R=最大値/√2だと。

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このQ&Aのポイント
  • エレコムのWMC-X1800GS-Bは、購入してから2か月しか経っていないのに頻繁にインターネット接続が切れる問題が発生しています。切れているときには電源部インジケータがピンク色になります。最新のファームウェアを使用しており、設定もデフォルトのままです。楽天ひかりの接続状況も正常であり、VDSLモデムにもエラーはありません。問題の解決方法やログの確認方法について教えてください。
  • エレコムのWMC-X1800GS-Bを購入してから2か月ほど経ちますが、インターネット接続が頻繁に切れるという問題が発生しています。切れているときには電源部インジケータがピンク色になります。最新のファームウェアを使用しており、設定もデフォルトのままです。楽天ひかりの接続状況やVDSLモデムの状態にも問題はありません。調査方法やログの確認方法についてアドバイスをいただきたいです。
  • エレコムのWMC-X1800GS-Bを購入してからわずか2か月で、インターネット接続が頻繁に切れるという問題が発生しています。切れているときには電源部インジケータがピンクになります。最新のファームウェアを使用し、特に設定の変更も行っていません。楽天ひかりの接続も正常であり、VDSLモデムにも問題はありません。この問題の解決方法やログの確認方法について、アドバイスをお願いします。
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