易学による恋愛運の解釈と解決策

質問

元日に易で「今年１年の恋愛運」と占ったところ、山水蒙の三爻を得ました。
曰く、「勿用取女。見金夫、不有躬。无攸利。」、すなわち、「女を取るに用うるなかれ。金夫を見れば、躬を有たず。利ろしきところなし」（妻に娶る相手としてはよろしくない。たとえ娶っても金持ちの男を見れば、目がくらんで身持ちを悪くする。どこから見てもよろしくない）と書いてありました。
私が思うに、恋は今年一杯あきらめろと書いてあるのです。

私は一面的な解釈しかできない人間ですので、この「蒙三爻」についても多様な意見や見解ができると思います。この解釈と、よい方向へ打開する解決策について、易経や易学をご存知の皆さんにお伺いしたい次第です。よろしくお願いします。

なお、「信じるな。己の道を歩け」「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という答えであれば要りませんので、よろしくお願いします。

回答No.2

orihime

蒙とは草むらに家のある様子のことで、はっきりしない状態を表しています。中国では「山水は蒙」と言って、これから伸びることを意味するのです。
だから、この卦が出ると運がだんだんに、なんとなく良くなっていくということを念頭に置いて、解釈します。
恋愛運で言えば、お互いの努力次第で明るい方向に向かうと解釈することが多いと思います。
蒙と言う卦から、「勿用取女。見金夫、不有躬。无攸利。」という解釈が出てくるのは、占い師の個性ではないでしょうか？それをさらに占ってもらう人が自分なりに解釈しようとするから、複雑になってしまうのでは？
元来の意味の骨の部分を押さえると解釈に迷わないと思います。
また、渙と坎は、長くなるので簡単に言うと、厳しい環境が取り巻いているけれど、前進あるのみ！という感じでしょうか。
精神的負担が大きく健康に影響を与えやすいので、気持ちの切り換えが特に大切です

お礼

実は占ったのはアマチュアの中のアマチュア、すなわち私なんです。岩波文庫の『易経』がテキストです。
当然、蒙卦そのもののの爻辞も見ています。それによると、「教育が大事」とのこと。恋について、どうやって教育を受けるんやねん。マニュアルかハウツーでも読めってか？　で、解釈に迷ったので、ここで質問した次第です。
「勿用取女。見金夫、不有躬。无攸利。」というのは、その中にある三爻の爻辞です。これは、占い師の個性でも何でもなく、易経の中に書かれている文章なのです（占い師にみてもらったら、私はそれを素直に信じます）。確かに、私は日頃の行いがよろしくないですが、ここでも相当教育を受けていますので、まあましになった、といったところです。

なお、「渙」と「坎」は例示だったのですが、「渙」に従えば私の悩みは一気に解決、しかしおかしいことをやっていると「坎」という三大難卦にはまりますよ、ということでした。ドンピシャです。

まずは、自然体で彼女を見つけ、そこから這い上がっていきます。
これが伏しているのは蠱卦ですので、見つける前、そして見つけたら三匹の虫（障害物）を排除していきます。

丁寧なご解説に感謝します。10ポイントお受け取りください。ありがとうございました。