• ベストアンサー

ビンラーディンはなぜ米国だけを敵に?

Wikipedia を見たのですが、9・11を起こしたビンラーディンが米国を敵視するのは、聖地を擁するサウジアラビアに米軍基地があるのが理由のようです。 要は聖地を穢されたと思っているようです。 そしてどんどんとイスラム圏を汚染していく ・・ それで米国に対して攻撃的になったとありました。 一見なるほどと思ったのですが、よく考えると変じゃないですか? 米国を恨むのは当然としても、それより聖地を擁しながら憎むべき米軍基地の存在を許しているサウジアラビア政府当局に対してテロ活動をするのが先ではないのでしょうか? そして米軍基地を閉鎖に追い込む。 あるいはサウジ高官を人質に取って米国との国交を断絶するよう要求するとか ・・ でも、なぜか矛先は米国だけなんですよね。 変ではないですか? それと、もうひとつ。 テロの原因に貧困がよく挙げられます。 イスラムの教えでは富む者は貧しい者に施しをする事が求められています。 アラビア湾沿岸で大儲けしている石油成金の国が、同じイスラム圏の貧困を解決しないのはなぜですか? パレスチナ難民には経済的援助をしているとは聞いた事がありますが、全面解決には程遠い金額のはずです。 という事は沿岸諸国はイスラムの教えに背いている ・・ 鉄槌を下す意味でビンラーディンのテロの対象に? でも実際にはなっていませんよね。 なぜですか?

noname#48778
noname#48778
  • 政治
  • 回答数12
  • ありがとう数19

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • No_14
  • ベストアンサー率46% (13/28)
回答No.10

No2のものです。 皆様と重複してしまう部分があることをご了承下さい。 質問者様はサウジアラビアという国の正式名称をご存知でしょうか? 「サウジ-アラビア王国」。「サウード家のアラビア王国」という意味です。 国名に王国とつくことは珍しいことではありません。世界の王室界をリードするイギリス王室を抱える英国の正式名称は「グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国」ですし、その他にもhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%8B%E6%86%B2%E5%90%9B%E4%B8%BB%E5%88%B6 ↑これらの国も立憲君主国ですし、もちろん日本もそうです。 現在大多数の王国は立憲君主制をとっています。王が元首として君臨しその下に議院が存在し内閣が行政を行っています。 しかしサウジ-アラビア王国は違います。国王が現役バリバリで政治を行っているのです。 つまり21世紀にもかかわらず専制君主制が維持されておりその点で言えば北朝鮮とまったく変わりません。 話がそれましたね。 サウジは日本人が最も入国しづらい国の一つです。北朝鮮のほうがまだ入国しやすいかもしれません。 日本人はメッカの巡礼者位しか入国を許可されません。(TVの取材、ツアーはまた別になります。これらにはガイドという名の監視がつくからです。)なぜでしょうか?やましいことでもあるのでしょうか? 実はサウジはいまだに公開処刑が行われているのです。言論は統制されています。王族たちは豊富なオイルマネーで退廃的な享楽に溺れています。 しかしそれを補って(?)余りあるほどのオイルマネーがこの国を支えているのです。 医療、教育はタダ。若者のうちから高級車を乗り回し豪邸に住むことができます。 サウジは中東一の面積、GDPを持ち(王族は世界一)。世界最大の石油埋蔵量を誇っています。 また、ムハンマドの出生地であるイスラム第一の聖地メッカを抱えており国内に米軍基地も存在しています。そのため中東では絶大な影響力を持っているのです。 これらが全て質問者様の質問の鍵を握るキーワードとなります。 まずイスラム教の国はメッカがあるサウジを攻撃したりしません。もし攻撃すればイスラム教徒全てを敵に回すことになり指導者は失脚します。 しかしイスラム教以外の国が攻めてくるかもしれませんし、イスラム教の国といえど万が一ということもあります。そこで米軍が効いてきます。もしサウジを攻撃すれば米国に喧嘩を売っているのと同じですからね。 それでほとんどの国は攻撃してこないでしょうか一般市民の感情は違います。質問者様の考える通りそれが面白くない人もいるからです。そのような人・組織には裏で資金提供を行っているのです。 これがサウジの「外交」であり「安全保障」です。表ではメッカ・米軍を盾にし、裏ではテロ組織にワイロを、国内では締め付けを行っている国がサウジ-アラビアという国なのです。 そしてそんな専制国家とよろしくやりながら「中東に民主主義を!」と唱えているのが米国です。 巡礼者が世界中から集まる聖地を持ちながら米軍の庇護を受けていたら、当然イスラム原理主義の格好の標的になります。 そこで彼らは小国の国家予算を遥かに凌ぐほどのカネを”保険料”としてアルカイダ、アブサヤフ、ビンラディン等に提供しているのです。 ビンラディンはそもそも王家と米国の関係が嫌になって国を出ました。そして「米国(かつてはソ連)に正義の鉄槌を!」とテロ集団の親玉になったのです。 しかし、資金繰りが厳しくなると手のひらを返したように米国とよろしくやっているサウジからカンパを受け取っています。 つまりは米国も、サウジも、ビンラディンもみんな同じ穴のムジナという訳です。 ダブル・スタンダード。 リアルな弱肉強食である国際社会でダブル・スタンダードは珍しいことではありません。どこの国でもやっていることです。 ただ、こうした国々があり様々な問題を抱えているのが現在我々が生きている世界です。 このことを頭の隅に入れていれば、これからTVや新聞を見るときに今までとは少し違って見えてくるのではないでしょうか? 長文失礼いたしました。これが質問者様のお力添えになれば幸いです。

noname#48778
質問者

お礼

再度の詳しいお答え、本当に感謝します。 馴染みがないせいか、どうもサウジに関して知識がなかったようです。 米国 ー サウジ王族 ー テロ集団、この関係がとても複雑ですね。 米国もテロ集団の資金源が実はサウジにある事を承知しているのでしょうね、きっと。 それでもサウジに対しては何も表立っての圧力や抗議のような態度は見せていないように思います。 またテロ支援国家の指定とか、国連の場で非難決議を求めるとか一切していないようにも思います。 これらを総合して考えると、米国の対テロ戦争も一体何のためにしているのか、一体何のために米兵が倒れていくのか、虚しく思えますね。 国際政治の一端を勉強させて頂き、お礼を申し上げます。 有難うございました。

その他の回答 (11)

  • edoduki
  • ベストアンサー率15% (68/445)
回答No.12

テロはアメリカ政府に向けられていますが、アメリカ人には向けられていないという話のようです。そういう趣旨の犯行声明を以前に出していましたね。いつだったか忘れましたが。要するにアメリカが軍事的に行っている事と9.11などのテロは同じ事をしたのだ という主張です。イスラム原理主義者テロリストと呼ばれる人間からすると、アメ公に脅されている同胞を打つより、脅しているアメ公に狙いを定めているという事でしょう。 なんだかんだといろいろありますが、結局この問題は、イスラエル・パレスチナの問題に集約されるといってもよいでしょう。ビンラディンらの行動も9.11もそれ以前のテロもすべてあの問題の余波です。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 アメリカ政府とアメリカ人とは違うという事なんですね。 今のテロ活動の根源は貧困とパレスチナにありそうですね。 でもこの二つは、やはりアメリカがその気にならないと全く解決される可能性はないように思います。  また日本が間に入って云々という人もいますが、日本にどれだけの発言力があるのかが試されると思います。

  • moto21
  • ベストアンサー率27% (43/159)
回答No.11

少し別の視点の回答になりますが ある程度経済的に安定したところでは過激な原理主義はなじまないのではと思います。 近年のイスラム原理主義はエジプトで発生したとも言われていますが俗化した政府の政策に反発で出てきたみたいですが、自分の主張に合わない人間は同胞の一般人まで攻撃した為うまくいかなかったみたいです。 (サダト大統領暗殺のころかな) 原理主義ではないですが日本でも連合赤軍は国内に居場所がなくなり海外にいきました。 過激なものはある程度安定したところでは排除されると思います。 サウジアラビアは、建国時からウラマーという宗教指導者のお墨付きをもらうと言う形で国を治めてきています。 米軍基地が実際にウラマーの承認があったかはわかりませんイスラム法には背いていないということではないでしょうか (外部からみると?ですが国内的に表面上の問題ないということでしょう) アラブ全体の敵イスラエルをアメリカが極端に擁護していることの補助的にあるかもしれません。 富むものが貧しい者に施しをというのはあるかもしれませんが貧富の差をなくす方向ではなく、あくまで最低線のところより下にいかせないと感覚ではないでしょうか。また欧米の金持ちが寄付するのと同じで社会の潤滑油的側面をもっていると思います。 テレビで見ただけですがイスラムの人が施し?をするのを3回見たことがあります。 1つはNHKの高校講座で夫婦喧嘩で夫に離婚と3回言われた妻が仲裁を宗教指導者?たのみ夫に3回分の金額の施しをしなさいというものです。 また、商売で今年は儲かり子供も生まれたお祝いにヤギ?の丸焼きを作り一部を近所の貧しい方に分けていました。 アラブのどこかの王子ですが、砂漠のテントで夜千人くらいの陳情者にそれぞれ裁定をしていました。事故で車が壊れたが不可抗力的なので補助的金額を与えよとか日本では考えられないものでした。しかしその王子は、空いた時間はそばのノートパソコンで世界の金融市場の動向を常にチェックして運用していました。(オイルマネーですかね) 宗教なので個人が個人に施すことが重要で国家の社会保障的視点はないのではとも思います。 アラビアの商人から生まれた宗教ですから商売で儲けることは否定せず最低限の生きていけないレベルでは助け合う知恵があるのではと思います。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 イスラムの世界の一端を垣間見たような気がしています。 > 過激なものはある程度安定したところでは排除される ・・ おっしゃるように貧困から過激派が生まれるように思います。 と言うか、今より下の生活は無いという事で自暴自棄な行動に出て、どんどん過激になっていくという事でしょうね。 もはや失う物が無いところで過激な思想が生まれるという事ですね。 そう考えると貧困からテロ思想が生まれるという事になるので、やはり米国を中心として今行なわれている 「力による抑え込み」 で本当にテロが無くなるのか疑問に感じます。

noname#29999
noname#29999
回答No.9

#6です。 彼の母国であるサウジアラビアを追われ、又彼の実母が住むスーダンも追われたわけですからビンラディンがサウジアラビアを敵視していないわけはありません。 しかし、しかし我が国を見ても分るように基地があると言うことはその国の首根っこを握っているに等しいわけですから、<彼らの正義>を犯す張本人はアメリカと言うことで、枝葉でなく、幹に攻撃していると言うことだと思います。 これはあくまでも私見です。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 なるほど、サウジを叩くよりも元凶のアメリカを攻撃する方が早道と考えているかも知れないですね。

  • nacam
  • ベストアンサー率36% (1238/3398)
回答No.8

ソウジアラビアという国は、イスラム教のスンニ派の中のワッハーブ派を国教として規定しています。 このワッハーブ派というのは、ムハンマドの時代を理想として、それから逸脱した行為を武力をもってしてでも修正する事を信条としています。 実際は、同じくスンニ派のファナフィー派に属するオスマン=トルコ支配からの脱却をはかるためにアラビア半島のサウド家がかかげた方便でしかありませんが。 ファナフィー派は、イスラム法の解釈の幅を広げ、応用を積極的に活用して現実世界の変化に対応しようとする考え方で、ワッハーブ派は、それを否定し、トルコ支配からの脱却をねらったものです。 トルコからの独立後の主敵は、イランのシーア派になり、イラン・イラク戦争では全面的にイラク支持にまわります。 湾岸戦争でサウジアラビアは、アメリカに基地を貸し、イラク攻撃の拠点となりました。 その行為に不満を持つ人々は多くいましたが、親米政策をかかげる政府に屈したり、なだめられたりする人がいる一方、過激派に走ったり、過激派援助をする人が沢山でました。 アフガニスタンのタリバンを生んだのは、サウジアラビアの支援するイスラム神学校からです。 サウジアラビアは、国王を頂点とする完全独裁国家ですが、アメリカの利権を最大限認めているために、最大級のテロ支援国家ですが、テロ支援国家とはみなされていません。 国内的には、石油で得られる利権をばらまく事で、国民の不満を抑えてきましたが、最近ではばらまく利権が枯渇し、利権を得られない、満足する利権の得られない人が、反政府活動や国外のテロ組織支援に動いています。 >それより聖地を擁しながら憎むべき米軍基地の存在を許しているサウジアラビア政府当局に対してテロ活動をするのが先ではないのでしょうか?  サウジアラビア政府は、親米政策をとる一方、イスラム原理主義のPRに積極的で、イスラム過激派の最大の支援国でもあります。 サウジアラビア政府にたてつきますと、自らの経済的基盤を崩壊させる事になってしまいますから、直接手出しは行いません。 >アラビア湾沿岸で大儲けしている石油成金の国が、同じイスラム圏の貧困を解決しないのはなぜですか? パレスチナ難民には経済的援助をしているとは聞いた事がありますが、全面解決には程遠い金額のはずです。 建て前と本音が異なる事は、世界共通です。 >沿岸諸国はイスラムの教えに背いている ・・ 鉄槌を下す意味でビンラーディンのテロの対象に? でも実際にはなっていませんよね。 建て前と本音の違いでしょうし、堕落したイスラムを叩いても、その元凶が残っていたらイスラムは堕落し続けるので、その元凶を叩き潰せば、堕落は収まると考えているのかもしれません。 でも、支援者をテロに巻き込んで支援が止まる事を心配しているのかもしれません。 テロ支援者は、名乗らずに支援していますから、イスラム圏での無差別テロを行えば、巻き込む可能性が高くなりますから。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 なるほど、アメリカとサウジの関係も結構複雑なようですね。 アメリカもサウジをテロ支援国家に入れたいけれど、基地を置かせてもらっている以上そうもいかない。 ジレンマがあるようですね。 本当にテロ撲滅を目指すなら、アメリカはサウジと事を構える方が早いかも知れないと思いました。 またサウジの現状を考えると、将来サウジが今のイランのような存在にならないとも限らないですね。 とても勉強になりました。

  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3287)
回答No.7

サウジアラビアは絶対君主制の王制国家ですが、建国は意外と新しく1932年とまだ100年経っていません。 いくら中東とはいえ、20世紀の時代にどうやって王制国家を作り上げたかというと、実は婚姻によりアラビア半島の諸部族の族長たちを取り込んでいったのです。 こういう歴史をもつサウジアラビアは王族が非常に多くいるおり、また複雑に入り組んだ姻戚関係をもっているのが特徴です。 あの石油からもたらされる莫大な石油収入も、かなりの割合が王族たちに利益分配されていると推測されています。 絶対君主国家では、普通は王に絶対服従し一致結束するのが常ですが、こういう事情をもつサウジアラビアでは、実は王の意思に反した行動を取る王族も少なからずいるのが実情です。 サウジはイスラム国家の盟主でありながらも親米国家ですが、数多くいる王族たちの中には、国のこういう姿勢をよしとしないものもいます。 それらの王族、ないしは国内の富豪の一部が、反米的な行動をするアルカイダに資金援助をしているのが実情です。 とはいえ、これらの王族たちもサウジ王家から石油利権の上前の一部を受け取っている以上、面と向かって王家に歯向かうことはできません。 しかし、アルカイダが国外で暴れるのは彼らの勝手であるわけです。 こういう事情で、アルカイダはサウジ国外で反米活動を行っているのです。 また、サウジアラビアの地理的な事情もあります。 サウジは国土のほとんどが砂漠で、都市はほんのごくわずかです。 そういう場所でテロを行っても、テロリストは隠れる場所や逃げる場所がほとんどありません。 実際、過去にアルカイダ系のテロリストがサウジ国内でテロ活動をしたこともあり、外国人居住区が狙われたのですが、サウジの治安部隊によって容赦なく鎮圧されました。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 なるほど、サウジの実情が少し理解できたように思います。 なぜテログループがサウジを狙わないかは、どうも陰のスポンサーである事が理由のようですね。 でもそのスポンサーが親米国家になっているわけですから、とても複雑な感情を持っていると思われますね。 それと実際にサウジ国内でテロ活動をした事もあるんですね。 勉強になりました。 

noname#29999
noname#29999
回答No.6

なぜビンラディンがアメリカを敵視するのかを知りたければ、ビンラディンよりも、<アフガニスタン戦争>を検索して調べるべきだと思います。 膨大な資料なので、どなたも簡単に回答を書くことは出来ないと思います。 9.11についてはNo4さんの言われるように謎だらけです。 田中眞紀子氏が9.11の起きる直前にアメリカから帰って来てのインタビューでものすごい警戒ぶりで、驚いたと発言していましたね。 その後、間もなく更迭されましたが、、、。 ことと次第によっては、なんでもありのアメリカだと思います。 比較的、簡潔にまとめてあるアフガニスタン戦争です。 http://www.funk.ne.jp/~a-rans/afghan/afg_1.html

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 とても参考になるサイトでした。 色々な意見から彼がアメリカを敵視する理由の一端は理解できたように思うのですが、ただなぜ彼の願いを聞かず、異教徒の軍事基地建設を許可したサウジ政府に対して抗議のテロ活動をしなかったという事が未だに理解できません。 彼から見ればサウジ政府や王族は許しがたい裏切り行為をしたわけで、イスラムの教えを穢していると考えても不思議ではないのですが ・・

noname#40981
noname#40981
回答No.5

悪の根は仮面をかぶり国家を超越してはびこっているということなのではないのでしょうか。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。意味深長ですね。

  • edoduki
  • ベストアンサー率15% (68/445)
回答No.4

9.11はわからない事だらけですので、なんともわからないというところでしょう。証拠らしい証拠もないまま、アルカイダが起こした事になってますので。(通常テロリストというのは、自らの主張を世の中に知らせるためにテロを起こします。そういう事情もあって一つのテロが起きると、複数の関係のないテロリストグループも私達がやったと発表するのが通例です。) だから9.11をアルカイダが起こしていようといまいと、アルカイダは当然やったというし、仮にアルカイダが起こしていないテロをアメリカがでっち上げてアルカイダのせいにしても、アルカイダからすると 望むところ なのです。 それから、二つ目の件ですが、イスラムでは利子や投機などは否定していますが、投資は否定していません。また、ギャンブルなどイスラムの教えにそむくような事柄、機関には投資をしないというのも特徴の一つです。このあたりはイスラム金融をキーワードに検索するとよいと思います。昨今の資源高騰から豊富なオイルマネーと共に、かなりの勢いで拡大していっています。 ここなど http://park6.wakwak.com/~asia/islam/islam_b.htm

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 おっしゃるように、9・11は謎だらけのようですね。 ただ理解できないのは、ビンラーディンの憎悪の感情がなぜサウジ政府や石油で金がうなっているアラビア湾沿岸の裕福なイスラム諸国に向かわなかったという事なんです。 彼から見れば、イスラムの教えに背き、異教徒に心を売った裏切り者になるはずなのに ・・

  • lvmhyamzn
  • ベストアンサー率8% (50/617)
回答No.3

自国内に米軍基地があるのは、どういう訳があろうが、最終的にはその国の政府の決定です。 しかし、「聖地を擁しながら・・・米軍の存在・・・サウジアラビア政府・・」というのは回りくどいからです。 それにサウジアラビア政府当局というの自国の君主であり、同じアラブ人だからです。 煽動というのはよく考えれば非常に変で、元来そういうものです。 「とにかく米国が悪い、日本が悪い、自民党が悪い」というのと同じです。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 さすがのビンラーディンも、憎むべき米軍基地の存在を許可しているサウジ政府には手も足も出せないんですね。 本来なら信じていたサウジに裏切られたと思い、「可愛さあまって憎さ百倍」となるはずなのに、この辺は我々には理解できないところです。

  • No_14
  • ベストアンサー率46% (13/28)
回答No.2

Wikipediaをご覧になられたということはビンラディンの項も見られたかと思います。そこに記述されている通りビンラディンはお金持ちです。 ただの金持ちではありません、”桁外れな”金持ちなのです。 その資金を利用し様々な組織へカンパを行ってきました。 かつてはアフガンでソ連と戦うために、最近では米国の9.11を実行するためにスポンサーになってきました。 しかし彼がいかに大金持ちだとしても個人資産だけで数10年もの間、世界規模で活動する組織へカンパし続けることはできません。 実は彼自身もカンパを受け取っているのです。 それは彼の出身国であるサウジの王族からです。 質問者様の質問の答えがここにあります。 サウジのしたたかさが見えてきますね。 ご存知の通りサウジは長年親米です。国内に米軍基地を持ち、米国に肩入れし中東における影響力を与えさせています。 しかしその裏では反米勢力へ資金提供を行っているのです。 さすがのビンラディンもスポンサーであり、母国でもあるサウジにテロを行う訳にはいきません。 イスラムの聖地を抱えているサウジに、もしそんなことをしたらイスラム世界全てを敵に回すことになります。 質問の1つしかお答えできず申し訳ございませんが、質問者様のお力になれば幸いです。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 なるほど、謎が徐々に明らかになってきたように思います。 いくら富豪といっても個人資産には限界があるはずなのにと、思っていたのですが、真のスポンサーはサウジの王族だったんですね。 でも表向きにはビンラーディンはサウジの王室から 「ペルソナ・ノングラータ」 のレッテルを貼られ、国外追放になったと聞いていますが、ドッコイ、裏ではしっかりと握手しているかも知れないですね。 それと、さすがのビンラーディンもサウジには手を出せないんですね。 とても勉強になり、有難うございました。

関連するQ&A

  • オサマ・ビンラーディンはなぜサウジアラビアにテロを仕掛けないのですか?

    オサマ・ビンラーディンはなぜサウジアラビアにテロを仕掛けないのですか? 今、アフガンを題材にした小説を読んでいます。 その中にビンラーディンが時々登場してくるので、興味があって Wikipedia で彼に関する解説を読みました。 元は、そんなに反米ではなかったのに、湾岸戦争でサウジアラビア国内に米軍基地が設けられた事に激怒して急激に反米派に転じたとあります。  つまり彼は国に裏切られたわけです。 その後、2001年10月7日に出された声明の中で 「不信心者の軍はムハンマドの地を去れ」 という批判をしています。 サウジアラビアは、ビンラーディンを危険視し、国外出国を禁止したようです。 となると、アメリカを敵視するのは仕方無いとしても、不思議なのはそのアメリカ側に立って彼を裏切った、憎むべきサウジアラビア政府にもテロ活動をしても当然だと思うのですが、なぜかそのような事は聞いた事がありません。 彼にしてみれば、イスラムの聖地に米軍基地を認めたサウジ政府は決して許す事ができない存在であって、サウジ国内でテロ活動なり反政府運動なりしても良いと思うですが ・・・ とても不思議です。 どなたか詳しい方がおられれば、お願いします。

  • 宗教 イスラム教のコーランには、なんと書いてある?

    テレビで、「9月11日のアメリカでのテロ攻撃の原因を考えると、オサマ・ビン・ラディンという人の出身地、サウジアラビアにアメリカの軍隊がいることに、彼が腹を立て、その追い出しのためにテロをやっている」 (自分流の言葉に、かなりの意訳がありますが、、、) だそうですが、聖地に異教徒を入れてはいけないというのは、コーランの教えなんでしょうか? それとも、オサマ・ビン・ラディンさんが、気に入らないと考えているんでしょうか? 宗教自体は、「みんな仲良く暮らしましょう」と言うような気がするんですが。 コーランは読んだことがないので、、、。 キリスト教の聖書は、抽象的なことが書いてあって、それを読んだだけでは意味がわかりません、、、。 その点、コーランは、なんと言ってるんでしょう?

  • ビンラディンやテロについて、子供に説明したいです

    小学二年の娘との会話です。 娘:ビンラディンって、何? 私:人の名前。テログループの一番偉かった人。もう死んじゃったけどね。 娘:テロって何? 私:自分のしたいことを、関係ない人にまで暴力をふるって、無理やりやろうとしている人たちの事。 娘:じゃあ、ビンラディンは何がしたかったの? 私:イスラム過激派って言うのがあってね・・・。 娘:?????? ここで私が説明するのには限界が来ました。小二の娘にも分かるように説明するために、どうぞ力をお貸しください。難しい事を難しいまま説明するのは何とかなりますが、難しい事をやさしく説明するのって、なんと難しい事か。 よろしくお願いいたします。

  • やはりウサマビンラディン氏は悪でしたか?

    ウサマビンラディン氏はアッラーの神の下、アメリカを中心とする 世界支配の構図への憤りを感じて、アッラーの神による世界統一を 試みようとしました。その一環でアメリカの同時多発テロであるとか、 アフガン・イラク戦争を引き起こしたりとか、色々しました。 そして各国の多数の死傷者を出した後、パキスタンで彼は潜伏先を 襲われて殺されました。彼の水死体はおそらくサメなどの魚貝類に 食い引き裂かれ地球のライフサイクルの下、あとかたもなくなった 事でしょう。 わたしははじめの内、アメリカを中心とする世界支配への疑念、 と言う点で、確かにウサマビンラディン氏の主張する新たな 世界平和と言う話も、無理も無い考えかとも感じていました。 イスラエルによる中東戦争などを考えてみれば、確かにユダヤ人の 可哀想な側面もあるが、ムスリムの立場から考えてみれば、 彼らは確かに差別されていたところもあった。で、アメリカの 金持ちは豪勢な食事・ワインを楽しんでいるのに、ムスリムは、 みじめに、いみじく生きないといけない世の中に矛盾を感じるのも いたし方ないところもあるかな?どちらにも正義があって、 どちらの言い分もわからないわけではない、結局宗教対立、 宗教戦争は難しい事だから、無視して勝手にやっておれと思って いればそれで良いのかな?とも思っていました。 でも、無視していたら無視していたで本当に酷い死傷者を出す 様になりましたよね、あの一件。アメリカ人も沢山死んだし、 ムスリムも沢山死んだし、ムスリム同士で殺しあう事もする様に なったし、最近ではシリア情勢のあまりの不安定さに、 また米軍が出動しないといけなくなるのでは?と言う世の中。 ウサマビンラディン氏の描いた未来とは、こんな血生臭い、 どろどろとした社会だったのかなと、強い疑念を持つ様になりました。 はじめウサマビンラディン氏の言い分も一理あると思っていたけど、 結局彼はカオスと結託して、欧米社会のみならず、ムスリム社会も 無茶苦茶にしたのでは?そう感じています。 最近何だかんだで欧米が指摘していた様に、ウサマビンラディン氏は 確かに悪だったのか?と、思わずも思うようになってきたのですが、 これはおかしな考えだったでしょうか? 勝ったのが欧米だから、欧米の風潮に流されていると考えれば それまでだと思うのですが、どうなのでしょう? ウサマビンラディン氏は悪だったでしょうか? 思うところお教えください。

  • 今回の同時多発テロ事件の経過って

    今回は米側が言うように、敵は国家や政府ではなく テロリストという新しい戦争のようですが、 となるとまた世界中に潜んでいるイスラム原理主義のテロリストたちが 各国でテロ事件を起こすことも考えられるのでしょうか? となると米軍基地のある日本などは格好の標的になるのでは? 大丈夫ですか?

  • 裕福なイスラム教国は他国を助けるべき

    サウジアラビア、アラブ諸国、ブルネイなどの裕福な国はどうしてバングラディシュやアフリカ諸国などの貧しい国を助けないのでしょうか?裕福な暮らしが出来るお金があるなら、そのお金で同じイスラム教国を助けてあげたらいいと思うのですが。裕福な人が貧しい人を助けるのがイスラム教の教えと聞いた事があるのですが?

  • イスラム国の正義がアメリカを滅ぼす?

    イスラム国が残酷なのは分かり切った事ですが、アメリカがイラク戦争時に彼の地の民に植え付けた憎悪、怒り、屈辱は半端無いと思います。もし自分の兄弟家族が米軍によって無実の罪で拷問されたり殺されたりして痛めつけられ苦しんだであろう無残な姿で帰って来たらそりゃアメリカに自爆テロをしても不思議は無いと思います。日本でも残酷な犯罪があると犯人を死刑にしろと思いますがそれと同じで相手が米国になだけ。そういう大きな憎しみを基盤にしてそのはけ口の一つがイスラム国となっているだけ。湯川や後藤が着せられたオレンジの囚人服はそのアメリカへの憎しみの象徴でありイスラム国が上手く利用している。イスラム国の正義が例えイスラム国が没落したとしてもいつかアメリカを滅ぼす可能性はあるんでしょうか?日本にも刃が向かって来ますか?アメリカの空爆でまた無関係な市民が死んでテロの温床になっていると思うけど憎悪の連鎖を断ち切るにはどうしたら良いんですか?正義のテロが怖いです。。゜(゜´Д`゜)゜。

  • アルカイダ報復テロの標的は「福島原発」…緊急警告

    【ビンラディン死亡】アルカイダ報復テロの標的は「福島原発」…危機管理専門家が緊急警告 ★警告! アルカイダ報復テロ、福島第1原発標的 国際テロ組織「アルカイダ」の指導者、ウサマ・ビンラディン容疑者=推定(54)=が2日、 米海軍特殊部隊に殺害されたことで、世界中で報復テロの危険が高まっている。 米国はすでに警戒レベルを引き上げているが、日本や欧州諸国などの同盟国も決して 他人事ではない。なかでも、東日本大震災後の「トモダチ作戦」で米国との絆が再認識された 日本は、格好の標的となりそうだ。危機管理の専門家からは、恐るべき警告も飛び出している。 「大震災前に比べて、日本国内で報復テロが起きる可能性はすこぶる高くなった。 最大のターゲットは東京電力福島第1原発だ」 こう語るのは軍事アナリストの小川和久氏。『危機と戦う-テロ・災害・戦争にどう立ち向かうか』 (新潮社)などの著書があり、歴代政権に危機管理やテロ対策などをアドバイスしてきたスペシャリストだ。 衝撃的な警告内容は後述するとして、ビンラディン容疑者の殺害後、報復テロとみられる攻撃は 各地で相次いでいる。 イラクの首都バグダッド南西部のイスラム教シーア派地区で3日、車爆弾が爆発し、若者ら少なくとも 16人が死亡、37人が負傷。アフガニスタンの首都カブール北方のパルワン州にある韓国軍基地にも 4日、ロケット弾攻撃があり、2発が基地内に着弾した。 米国の約10年にわたる「テロとの戦い」で、アルカイダ本体は弱体化しているが、分節化やフランチャイズ化、 極小化が進み、「アラビア半島のアルカイダ」や、アフリカの「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織」などが 独自のテロ攻撃を続けている。 現に、「アラビア半島のアルカイダ」の指導者は4日、AFP通信の電話取材に対し、「ウサマ・ビンラディン師の 死に対して報復する。敵にこれを証明してみせる」とし、「ジハード(聖戦)を続ける準備を進めている」と述べた。 元公安調査庁第2部長で、国際テロ事情に詳しい菅沼光弘氏は「アルカイダ系組織は現在、それぞれの思惑で 行動している。すでに日本の警察が厳重警備を敷いているが、国内の米軍基地や米大使館、関連施設などが 狙われる可能性はある」と分析する。 こうしたなか、冒頭の警告は無視できない。小川氏は続ける。 「テロリストの立場になって考えれば、その行動は推測できる。彼らは以前から『日本は米国の同盟国』と 知っているが、極東の島国で距離的に遠いうえ、『米国と日本は(イスラム教徒などへの姿勢が)違う』として 狙わなかった。しかし、東日本大震災で第1原発が破壊されたことで、考えは変わったと見るべきだ」 「水素爆発で建屋が吹き飛んだことなどで、第1原発は世界中の注目を浴びている。その第1原発で、 訓練を受けたテロリストがプラスチック爆弾などを使って核汚染テロを実行すれば、最も効果的に 世界中をパニックに陥れることができる。攻撃対象の筆頭になってもおかしくない」 日本には現在、17カ所の原子力発電所に54基の原子炉がある。9・11テロ以来、日本の原発でも、 陸上では機動隊が特殊車両と自動小銃などで武装。海上では、機関砲を備えた巡視船が警備している。 ただ、小川氏は「先進国の複数の対テロ専門家らから、何度も『日本の警備体制のレベルは低すぎる』と 忠告され、私はそのたびに歴代政権に『警備体制を見直すべき』と提言してきた」という。 一方、日本国内でのアルカイダの活動については、2003年12月にドイツで逮捕された傘下組織幹部が 02-03年にかけて4回にわたって偽造旅券で来日し、新潟市のマンションに潜伏していたことが分かっている。 菅直人首相は連休中の4日、第1原発事故を受け、福島県双葉町の住民約1200人が集団避難している 埼玉県加須市の旧県立騎西高校を訪れ、「年明けに住民の帰宅の可否を判断する」との方針を表明したが、 アルカイダの報復テロにまで思いは至っているのか。 小川氏は「日本だけで対応しようとは考えないほうがいい。米軍やオーストラリア軍と協力して防御すべきだ」と語る。 無策宰相の下、“危機の連鎖”が起きないことを祈るばかりだ。 http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20110506/frn1105061555001-n1.htm 前から思ってたけどやっぱ原発ってテロの標的なのかな特に福島の原発は? 今は原発の警戒警備防衛はどうなってるのかな自衛隊がミサイルや戦車配置して防衛してるのかな? 自衛隊も10万人災害派遣されて防衛が手薄だけどこれから原発への攻撃を防ぐには一体どうしたらいいと思う?

  • トランプ大統領は「貧困層の叫び」では

    トランプ氏が大統領になれば、企業家的発想と 「アメリカ第一主義」のもと在外国の米軍基地は全部なくなりそうですね。 ここには、「外国に軍隊をおいておく余裕なんてないはずだ。俺がこんなに 苦しいのに。秩序なんて、結局、金持ちが得するだけじゃないか。ゆるさない。」 という米国内の貧困層の叫びがあるような気がします。 グローバル化が格差社会を産み、多数の「貧困層」が いろいろな形で戦後秩序を崩壊させてゆく。 それは歴史の必然であり、 日本も、今後のの選挙で米国の後追いすることになるのではないでしょうか?

  • アルカイダも認めた、オサマの死亡・報復宣言とは?

    国際テロ組織「アルカイダ」が、オサマ・ビンラディン容疑者の死亡を認めたのは、米国その他4国は最大恐怖の場と言えるのではないでしょうか?  「アルカイダの声明はインターネット上で出されました。ビンラディン容疑者は「殉教した」と死亡を認めたうえで、「アメリカ人の喜びは間もなく悲しみに変わり、彼らの血は涙と混じるだろう」と報復を宣言しました。一方、CNNテレビは、アメリカ国土安全保障省の話として、アルカイダが今年9月11日に鉄道を狙ったテロを計画している可能性があると伝えました。ビンラディン容疑者を殺害した際に押収したパソコンなどを分析し、ワシントンやニューヨークなど4都市が標的だとしています。ロンドンのアメリカ大使館前では、イスラム過激派がビンラディン容疑者殺害に対する抗議活動を行い、逮捕者が出る騒ぎになりました。アメリカがビンラディン容疑者の遺体を独断で水葬したことに反発し、200人近くが参加しました。」 裁判もせずに、殺害するからこういう羽目に落ちるのではないでしょうか! アメリカは自分の非に対しては、見通し、いつもあまく、ヤンキー丸出しではないでしょうか? またこれから、何十年このような報復合戦が、繰り広げられ、結末は核テロではないでしょうか? 米大統領はバカではないでしょうか?