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警告状の理由

 中途で採用したA氏が職務上発明したものを、出願人を弊社とし、弁理士B氏に依頼して出願しました。この先願では、「a+b+c+dを有する物品」を独立請求項としています。  A氏は、その後、弊社を辞め、自分で弊社と似たような事業を始めました。  先願の出願後に弊所にて様々な検討を繰り返した結果、a+b+d+eを有する物品(つまり、cの代わりにe)の方が格段に性能が良いことが分かり、これを後願としてB氏に依頼し、出願しました。もちろん、後願では、「a+b+d+eを有する物品」を独立請求項にしています。  ところで、先日、A氏の代理人を名乗る弁理士C氏から、「後願を商品開発するつもりならば、先願に抵触しますので、そのときには、A氏は補償金を請求する所存です」という警告状が届きました。B氏と大笑いしながら無視することに決めました。ちなみに、弊社では、先願を審査請求する気すらありません。  ちょっと前置きが長くなりましたが、質問したいのは、「C氏は何故にこんな警告状を送ってきたのか?」ということです。「金が入るんだから、依頼人の言う通りにしておこう」ということでしたら悪徳弁護士と同レベルですし、特許法を知らないとしたら、C氏が弁理士を名乗れることが不思議でなりません。  「こういうことが考えられる」というご意見をお聞かせ下さい。

noname#2145
noname#2145

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#2873
noname#2873
回答No.3

 一方からの情報しか入ってきませんので私たち回答者には何とも言えないんですけど、0saikigyoさんが仰っていることがすべて正しい情報であるとすれば、てんで問題外ですね。最初の出願に係る発明の特許を受ける権利は貴社にあるわけですから。  A氏は共同出願人にもなっていないわけですよね? また、他にも共同出願人はいないんですよね? それと、最初の出願(イ)と後の出願(ロ)との間の時系列もはっきりされていませんね。ロはイの公開後の出願ですか? それとも公開前の出願ですか? (このケースにおいてはあんまり意味がないですが、回答するに当たってはできる限りの情報が欲しいです。)  でも、0saikigyoさんは弁理士さんに相談されて十分検討された上でのお話でしょうから、ここで資格も持たない者たちの意見を聞くというのもおかしな話なのではないかと思います。  ここの回答者は明細書を比較検討することもできませんから、技術的な内容もわからずに推測で回答するしかありません。明細書を読んで技術的な内容までちゃんと理解している弁理士さんに相談して返ってくる答え以上のことがこのサイトの回答者から返ってくるとは思えませんが???  たとえ専門家でも、詳しい情報を与えられなければ、詳しい情報を与えられている別の専門家の方の意見以上の意見を申し上げることはできないと思いますが?  どうもご質問の真意が図りかねます。「変な弁理士がいるぞ。」という告発でしょうか? それとも、「詐欺・恐喝にご注意を。」という警告でしょうか?  私が最初に「なんだか質問・回答になってませんね。」と申し上げたのも、そういう疑問があったからです。  このサイトで相談している暇があれば、C氏に直接電話して話し合いをされてみてはいかがでしょうか。案外、0saikigyoさんがご自身でも仰っているように、C氏は勝手に名前を使われただけで、実際には全く関与していなかった、なんて話になるかも知れませんね。(笑)  もっとも、貴社がその出願ロの発明を実施する予定がないのでしたら、まるで無視してしまっても構わないでしょうね。その辺のことは貴社がお付き合いされている弁理士さんも同じ意見なのではないでしょうか?

noname#2145
質問者

お礼

 ありがとうございます。 >「変な弁理士がいるぞ。」という告発でしょうか? >それとも、「詐欺・恐喝にご注意を。」という警告でしょうか?  そう言われてみれば、そのような意図と取れなくもない質問ですね。(笑) 私としましては、弁理士といえばB氏しか知らず、彼は自分が無理だと判断したことは絶対に引き受けないので、「他の弁理士は、依頼があればどんなに無理な仕事でも引き受けるものなのか」という疑問もあってのことでしたが。  しかし、poseidon さんからご指摘を受け、気がつきました。  実際の事情にかなりデフォルメを加え、私が誰か特定されないようにしたつもりではありますが、インターネット上でこのような相談をするのは、下手をすると告発につながりかねません。ちょっと迂闊でした。突然で申し訳ありませんが、質問を締め切らせて頂きます。  インターネット上での発言を一つ一つ本気にして調査するようなことはないでしょうが、念には念を入れ、早めに退去したいと思います。  真意は、仰るようにC氏に聞かないと分かる由もないですが、いずれにせよ実害はないので、放置しておきます。  それにしても、世の中、理不尽なこともありますね。口惜しい限りです。(笑)  ご協力、誠にありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • ejison16
  • ベストアンサー率46% (124/264)
回答No.2

あくまでも素人考えなのですが・・・ A氏はcを特許の構成要件とは考えていないのではないですか? すなわち先願は、a+b+d であると・・・。 (例えば、cの部分については公知であるなどの理由で。) したがって、a+b+d+eは先願に抵触すると言っているのでは?

noname#2145
質問者

お礼

 ありがとうございます。  A氏は、特許法に関しては素人です。彼の提案書の請求項素案は、「○○という不都合を解決できる○○」というものばっかりでした。  先願も後願も、「発明が解決しようとする課題」はほとんど似たり寄ったりです。このことから、A氏にしてみれば、「同じ不都合を解決できる物品なのだから、後願は先願の模倣だ」という感覚なのだろうとは推察しています。  ただですね・・・。素人がそう言ってきたら「特許について考え違いしていますよ」で終わりにできるんですが、プロであるC氏が発明の差異をまるで無視している???のが不思議なのです。  ちなみに、a+bはごく普通に存在する、ある機械の主要部分です。この機械を延命するために、cを取り付けました。dは、cを取り付けるための補助的なものです。  ただ、cは大きく、取り付けも面倒だったので、後願では、弊社が独自に開発したeを取り付けるようにしています。なお、eとcとは全くの別物です。  ですので、先願のc、後願のeが重要な部分であって、互いの構成が全然違うことは、公報をよく読めば理解できるはずなのですが・・・。  A氏がC氏にどのような相談を持ちかけたのかは分かりませんが、普通、プロなら、2件を検討したうえで、「先願と後願には、これこれこういう点に違いがありますから、後願は先願に抵触しません」と回答するのが当たり前だと思うのですが・・・。  それ以前に、先願の出願人は弊社なのです。A氏は発明者として名前があるだけ。しかも、代理人はB氏。  仮に先願が特許になったとしても、A氏は特許権者にはなりえないのに、C氏はそのことすら無視しているように思えてなりません。本当に不思議です。

noname#2873
noname#2873
回答No.1

 様々なことが考えられるかも知れませんけど、まず0saikigyoさんの方でそのC氏が本物の弁理士さんなのかどうかをお調べ下さい。弁理士会のサイトで検索できます。(全員リストアップされるかどうかは知りませんが。) http://ucgi.jpaa.or.jp/listns/index2.html  そのC氏がリストアップされれば弁理士であることは間違いありませんけど、リストアップされなければ詐欺師という可能性も否定できません。被害者を増やさないためにも然るべき所で相談していただきたいと思います。(なんだか質問・回答になってませんね。)  お調べになった結果をご報告いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

参考URL:
http://ucgi.jpaa.or.jp/listns/index2.html
noname#2145
質問者

補足

 ありがとうございます。  弁理士であることに間違いはありません。電子図書館での検索条件で、「代理人」をC氏にして検索するといくつかヒットします。  そして、警告状のC氏の住所も、B氏に調べてもらった限り、弁理士名簿にあるそうです。  ですので、詐欺師である可能性はないと思います。  もしかしたら、C氏の名前をかたった不届き者という可能性もありますかね?  本当は、C氏に回答してみるのが良いのでしょうけれども、質問文の通りですのでちょっと気乗りしなくて。(笑)

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