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とりつく●●もない

「取り付く島もない」という言い方がありますよね。 もちろん「島」でよいですが、うちの父が「隙」でもあっているといって聞きません。「取り付く」+「島もない」という二つの部分からなっている言葉だから、すこし変わっても同じ意味にとられるから「隙」でもいいはずだというのです。この慣用句の成り立ちから、その論理はおかしいといったのですが、「実際この言葉を使っている人はいる」(←父談)し、「言葉は進化するもの」だから、「隙」でも間違いではないというのです。「隙」でも慣用句自体の内容は変わらないかどうか教えてください。そして、言葉が進化するという現象で慣用句自体が変化していくということがあるのかどうかを教えてくださると嬉しいです。

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  • luune21
  • ベストアンサー率45% (747/1633)
回答No.8

「取り付く隙もない」でもかまいませんよ。「取り付く手すりもない」「取り付く藁もない」でもかまいません。このように「取り付く」のうしろに何がきたっていいのです。だって、それはただの「文章」ですから。 ですが「とりつくしまもない」は「慣用句」です。慣用句の中の語を勝手に置き換えたら、もうそれは慣用句ではありませよね。 「棚からぼた餅」ということわざがあります。しかし、棚から落ちるものはぼた餅だけとは限りません。でもだからといって、それを「棚からプリン」としたら、もうそれは慣用句ではありません。 --まとめ-- 「棚からプリン」という慣用句がないのと同様、「取り付く隙もない」という慣用句がないのですから、お父様がいくら主張なさっても受け入れられることはないでしょう。「取り付く隙もない」は文として成り立っているにすぎません。

rayrain
質問者

お礼

とてもわかりやすいご説明ありがとうございます!! >文として成り立っているにすぎません。 これが今回の一番のポイントだったと思います。 日本語としては通じるけれど、もうもとの慣用句ではないということですね。 「プリン」の例、とても分かりやすかったです。 思わずプリンが落っこちてくるところを想像してしまい、楽しくなってしまいました(笑 この考え方は、これからもいろいろなところで生かせそうです。 本当にありがとうございました!!

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  • boyz3men
  • ベストアンサー率22% (242/1065)
回答No.7

始めまして、余談ですが わたしは 「とりつぐひまもない」で認識しておりました。 電話など第3者からの依頼などに「かまっては居られないほど忙しい」 と言う意味で 電話=取り次ぐ で 「取り次ぐ暇も無い」ほど忙しいです。

rayrain
質問者

お礼

実生活では、この言い回しのほうがたくさん使いそうです(笑 この言い方なら間違っていませんものね! ただもとの慣用句とは違う意味になってしまいますが(笑 ありがとうございました!!!

  • Vwiyoonn
  • ベストアンサー率35% (162/455)
回答No.6

『隙』には『つけこむ隙もない』という言い回しがありますので、これと勘違いなされたのではないでしょうか。  両方とも『~ない』で終わっていますし、意味合いもほんのちょっとだけ似通ってもいるので勘違いしやすいのではないかと。

rayrain
質問者

お礼

『つけこむ隙もない』という言い方は使いますね! 似通っている点も、ご指摘の通り確かに多い。 まったく同じ意味ではないですが、勘違いは起こってしまいそうです。 私自身もそういう勘違いはたくさんあるほうだし… まめに知識をチェックしたいと思います。 ありがとうございました!!

noname#45946
noname#45946
回答No.5

「取り付く島もない」 これが正しいのですが、 「取り付く暇(ひま)もない」 多くの人がうっかりこう言ってしまってますね。 でも、「取り付く隙(すき)もない」 これはあまり聞いたことがありません。 しかし、これは言い方を代えると、「島は目の前にあるが、波が荒く近づけない」こんな感じですよね。 取り付くことのできる可能性はゼロではなく、こっちのほうが有りますが、 「取り付く島もない」のバージョンではなく、別物の独立した言葉として、同じような意味で使えるのではないでしょうか。 実際、一つの言葉としては使っていますよ、 「取り付く島もない」この言葉の間違いバージョンではありません。別物です。

rayrain
質問者

お礼

なるほど! 当初の意味からは外れますが、たしかに、「島は目の前にあるが、波が荒く近づけない」ということにおいては、間違っていませんね。 「別のもの」として考えれば、この言い方も成立するわけですね! でも最初の「島も~」とは完全に意味が違いますから、父の言うように「すこし変わっても同じ意味にとられる」わけにはいかないようですね。 使用すべき場面さえあっていれば間違いではないのかも。 でも、慣用句として「島」がすでにあるのだから、ややこしくなってしまいますね。 やはり「取り付く」ときたら「島」が混乱せずに済みそう? ありがとうございました!!!

回答No.4

そんじゃらば、「いちぶのしまもない」と云えるか云えないか、お尋ねになってみてはいかがかな。

rayrain
質問者

お礼

なんとナイスなお返事!!! 私も、それはなんだか変だなって思います。おかしくって笑ってしまいました。 さっそくたずねてみたいと思います!! ありがとうございました!!

  • kyoko_san
  • ベストアンサー率25% (16/64)
回答No.3

「取り付く島もない」は 船で海に出たのはいいが、嵐にあったため、どこかの島に船をつけたい。しかし、島が見つからない ということから生まれた言葉です。 なので、正しくは「隙(ひま)」ではなく「島」です。 ただ、「隙」と使っている人も多くいますが、その問題が起きるのは、 1.「隙」でもあまり意味が変わらないから 2. 「隙」と「島」が同じアクセントだから 3. 「ひ」と「し」の音が似ているから ということが挙げられます。 慣用句自体が変化していくのではなく、単に間違って浸透してしまってるだけだと思いますよ。

rayrain
質問者

お礼

>船で海に出たのはいいが、嵐にあったため、どこかの島に船をつけたい。しかし、島が見つからない そうですよね!このことから「島」になったということまでは分かっていました。 そうしたら絶対「隙」ではおかしいですものね。 つまり、「使っている人はいるけれども、それは間違って浸透しただけ」ということで、「言葉の進化により慣用句が進化した」わけではないのですね。 やはり間違いだとして、父に正したいと思います。ありがとうございました!!

  • mshr1962
  • ベストアンサー率39% (7418/18948)
回答No.2

隙というのはすきまとか、武道のすき(油断してる状態)ですよね。 「一分の隙もない」とかはよく使いますけど... 隙は取り付くものではないので、どうしても使いたいなら 「入り込む隙もない」とか「打ち込む隙もない」のほうがいいと思います。

rayrain
質問者

お礼

なるほど、「入り込む隙もない」ならば、よく使いますね! ただそうすると「取り付く島もない」と若干ニュアンスが変わってしまうような気もします。 やはり、「島」が正しく意味を伝えられそうですね。 ありがとうございました!!!

  • terra-sb
  • ベストアンサー率0% (0/5)
回答No.1

20代後半の友達が、その言葉使ってますよ。 とりつく隙もないって言ってますから・・・。 おかしいのかな? 私もこの答え気になります。 友達的には、つっこむ隙がないって意味らしいですけど。 さっき受けたい授業って番組でしてたよね。 暇じゃなくて、島もないが正しいって!

rayrain
質問者

お礼

使ってる方がいらっしゃいましたか!教えてくださってありがとうございます!!! そう、テレビで見ていて「あの解答は間違いだ」と父がいうのです。 テレビをまるまる信用するのも不安なので、どれが正しいのか知りたかったのです~。 父はどうも、テレビを信用しないので、ときどき困ります(笑

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