詐欺は犯罪ではない？

質問

アメリカに住む留学生です。先日、詐欺に遭いました。
車が動かなくなって家に帰れないという知り合いにお金（３００ドル）を貸したら、
その後、連絡が取れなくなったのです。
すごく困っているようだったし、絶対に返すから信用して、
と言われたのにショックです。
後から考えると、はじめから詐欺を考えていたのではないかと思います。悔しいです。

地元の警察に言いましたが、個人同士の取引ということで相手にしてくれませんでした。
法律のことがよくわからないのですが、お金を返さないというのは、
犯罪にはならないのですか？
犯罪じゃない以上、警察は何もできないので、
弁護士を雇って訴えるしかないと言われましたが、
もちろんそんなお金はありません。。。（貧乏学生なので。）

このまま泣き寝入りするしかないのでしょうか。
金額はそんなに大きくはありませんが、何となく納得がいきません。
アメリカの法律に詳しい方、同じような被害にあったことがある方、
ご存知のことがあれば教えてください。

回答No.3

Ganbatteruyo · ベストアンサー

アメリカに住んで４０年目になりました。　警察関係のお手伝いをしていますので何か私なりにお手伝いできるのではないかと思います。

これは詐欺罪とはいえません。　単なる約束事の破棄行為、となり、その約束が実存したと言う事を裁判で証明されたときに契約違反となり刑事ないし民事となります。　つまり、契約が存在し、その契約に基づいた行為を果たしていない事を証明しなくてはならないのです。

詐欺行為と民間では呼ぶ事になるでしょうが、刑法的には民法としては詐欺罪となるにははじめから契約どおりする意思がなかったということを更に証明しなくてはなりません。

泣き寝入りと言えば泣き寝入りですが、信用したあなたにも「うかつなところがあった」と言う事なのです。

お金を渡した時点で取られたと言える状況であれば、強盗と言う犯罪が成立したと言えるでしょうが、相手の信用して「貸した」わけですから犯罪にはならないわけです。　そして、返してもらえない、ということがはっきりした時点で（約束した期間内に）契約違反と法が判断すれば犯罪が成立するわけですね。

貸したわけですから残念ながら警察が関与するところではないのです。

お礼

回答ありがとうございます。
警察の方から言われたことが、さらに深く納得できるご説明で
たすかります。

相手には、おそらく「だます意志＝契約を守らない意志」が
あったのだと、今思い返せばいろんな場面でそう思えるのですが、
それを証明するというのは、難しそうですね。

約束が実存したことを証明するのは、
借用書らしきもので、なんとかできそうですが。

あれこれと用心をしたつもりでしたが、
結局まんまとだまされた私が、本当に「うかつ」でした。
日本以上にいろんな犯罪があるアメリカで、
身体と命が無事だっただけでも、まだましなのかもしれません。

せめて相手が良心の呵責に苛まれてくれていれば、と思うのは、
ダメでしょうか。
おつきあいくださり、ありがとうございました。

回答No.2

noname#125540

帰れなくなったのでお金を貸して欲しいというのは、ヨーロッパなどで観光客が引っかかる手です。
「寸借詐欺」と言います。
気の毒に思うなら家族に連絡する電話代を貸してあげるとか、当座の電車代やタクシー代を出してあげるとか（家が遠方ならこれもきついですが）したら、もし本当なら助けになるだろうし、嘘ならこちらの被害を少なくできるのでは。
返ってこなくても困らない程度のお金をあげるとかね。

詐欺罪として訴えるには小さな額だと思いますが、人に貸すには300ドルってそれなりに大きな金額ではありませんか？
しかも学生さんとのこと。
日本円にしたら3万円以上ですよね。

詐欺ではなくても、お金にルーズな人もいます。
たとえ友人でも家族でも、お金の貸し借りには慎重になったほうがいいです。
連絡が取れない相手なのなら、人生勉強だと思って諦めたほうがいいんじゃないでしょうか。

犯罪として立証するのが難しいから弁護士を立てるとかいうことになるのでは。
これは日本のですが、簡易裁判があるそうです。
証拠も揃えておくようにと。
http://www.hou-nattoku.com/money/
http://www.kazu4si.com/HP/kaisyuu/nakami/kozinn.htm

借用書があっても揉めるときは揉めますが、
ないと口約束ですから、貸した貸さない、返した返されていないの揉め事になる可能性も。

お礼

回答ありがとうございます。
「寸借詐欺」聞いたことあります。
ふだん私は用心深いほう（だと自分で思っていた）なので、
まさかその自分が詐欺に遭うなんて思っていませんでした。
自分なりにいろんな可能性を考えた上で、この人は信用しよう。
そう決めたのだから、しょうがないですね。

いままで、他人にお金を貸したことなんてなかったのですが、
相手は（自称）イタリア人の男性で、
何度か会って食事をしたり話をした中で、いい人だな、と思って、
ちょっと信用していたのもあったし、
つい日本人のプライドというか、いじわるな人だと思われたくない、
そういう思いも出てしまいました。

それにしても、gallinaさんがおっしゃるように、
300ドルも貸してあげることなかったなぁ、と今なら冷静に考えられます！
返ってこなくてもいいように、
せめて、20ドルくらいにしておけば良かった（苦笑）。

今後はもっと慎重になりたいと思います。
こうやって相談に乗っていただいたおかげで、
だんだんあきらめがついてきました。
ありがとうございました。

回答No.1

shunnak1

犯罪になりません。ご質問者の意思で貸したわけですから。米国に限りません。日本でも犯罪になりません。
借用書も書いてもらっていないわけでしょう。
これに懲りて他人に簡単にお金を貸さないことです。

お礼

さっそく回答ありがとうございます。
やっぱりそうなんですね。警察の方も、同じように言われました。
「勉強代だと思えば、高くはないでしょう？」って。

借用書と言えるかどうかわかりませんが、
「XXさんから300ドル借りました。○日に返します。氏名住所」
というようなものは書いてもらいました。
名前も住所も、嘘っぱちだとは思いますが筆跡はわかります。
違う用件で私の留守電にメッセージが入っていたものも、
その人の声がわかるかも？と思って念のため保存しています。

相手も同じ留学生だというので、少しでも力になってあげられればと思い、ちょっと怪しいなぁ、、、と半信半疑ながら、貸してしまいました。
すごく言葉巧みにだまされてしまって。
こちらの同情につけいられたようで、本当に悲しいです。
もちろん、もう二度と人にお金を貸さないでおこうと思いますが、
本当に悔しい！

顔もよく覚えているし、車も車の特徴も覚えているので、
またどこかで会うのでは？と思うと怖くもあります。

すみません。お礼のつもりが長文になってしまいました。
初めての海外生活で、ただでさえ心細いのに、
こんなトラブルになってしまって。
親にも誰にも言えないので、読んでいただけただけでも救われました。
ありがとうございます。