厩務員になるためには

質問

今僕は高校生で厩務員になりたいと思っています。そこでインターネットで検索したところ”ジャパンホースアカデミー”という施設を見つけました。資料も請求してみたところ、無事にここを卒業すると高い確率で厩務員になれそうです。けど他の道も知りたくて質問させていただきます。大学を通して厩務員になるにはどこの大学、何の学部にはいればいいのですか？

よろしくお願いします。

回答No.4

synoad · ベストアンサー

私の動機は思いっきり競馬です。
はっきりいって若さのせいもあり、思いつきのようなものでした。
これで失敗しました。
見た目華やかなジョッキーに憧れ、なろうと思ったときはすでに１８歳専門学校に就職が決まり卒業寸前でした。
専門学校に通ってからもその思いは日に日に強くなりました。
色々調べていくうちに私は目が悪かったのでジョッキーにはなれないということが判明しましたが、（というかすでに年齢的に遅い。）なら、馬に携わる仕事に付きたいと思いました。
これも思いつきのようなもので、妥協ですよね。
今思えばこういう考えは一番よくないのかもしれません。
ジョッキーが無理だから厩務員等で我慢するみたいな・・・。
小さいころから周りに馬のいる環境の人ならこういうのも有りかと思います。
ですが、一般の人がこういう考えでは一生の職業としてはやっていけないと思います。
そして私はたまたまその時、金沢競馬場の厩務員の募集をＱＪで見ました。（なぜＱＪに？）
２,３日後に見学に行き見ただけでもわかる仕事の大変さと、自分の甘さに打ちのめされました。
私は次の日からすぐに近くの乗馬クラブに通い世話や乗馬を練習しました。
でも、遅いんかったんですよね。思いつくのが・・・。
厩務員といえど星の数ほどいて、中央の厩務員なんてある意味天井人のように思えました。
その時思いました。このままだとただの馬を世話する人間で終わっていくと・・・。
それでも良いと言う人もいるでしょうが、少しでも上に行かないと給料が安すぎますからね。（私はそれが我慢できませんでした。）
そして通い始めて１年半ぐらいの時に専門学校を中退して働きながら通いました。
それから１年後、これもまた思いつきのように海外にいって、とある騎手学校に居候し調教の付け方、世話の仕方、日本と海外の違い、その他色々を学んだ後に、とある有名厩舎に勤めました。
外国の厩舎ではチャンスもいっぱい与えてもらい、騎乗機会をいっぱい与えてもらいました。
ですが、日本よりさらに安い給料・・・厩舎で働いている人は他に仕事を持っている人がほとんどでした。
好きなこともできず、数年後に日本に帰国しそれからは数年間厩舎→乗馬クラブを勤めた後、馬の世界から足を洗いました。
外国にも馬の仕事をしている日本人はいました。ですが、牧場の息子や馬主の息子、親が関係者等、金銭的にも技術的にも違っていました。
私が馬から離れたのもそういう現実・・・とうていそのレベルには手が届かないと感じたからでしょうか？それとも、そもそも馬がそれほど好きではなかったのでしょうか？今考えればそう思います。
馬のことだけしか考えられない自分だったら違っていたかもしれません。

かなり自分の話になってしまいましたので本題に戻りますが、
馬関係の職種といえば
牧場スタッフ
ＪＲＡ、ＮＡＲ厩務員
調教師
調教助手
装蹄師
乗馬クラブインストラクター
観光地での乗馬スタッフ
細かく言えばきりがありません。
いずれにせよ、就職する前になんらかの学校でみっちり技術や精神面を鍛えてからでないと一生下位のレベルで終わってしまいます。
他に聞きたいことがあればまた回答致します。

補足

synoadさんの貴重な経験談を教えていただいてありがとうございます。

最後にもう一つ質問させていただきます。synoadさんは’何らかの学校みっちり技術や精神面を鍛えてからでないと一生下位のレベルで終わってしまいます’と言っていますが、何らかの学校というのは私がしっているジャパンホースアカデミーなどのことでしょうか？

回答No.6

synoad

リベロな厩務員とは（私の表現です。）馬の世話のみにとどまらない人のことです。
前にも言いましたが未経験のまま金沢の厩務員になった人を知っています。その方はただ馬が好きと言うだけでなったらしいです。高校を卒業し、サラリーマンをやって結婚し、たしか２２，３才の時に金沢競馬場のある厩舎に就職しました。私が合った時は２,３ヶ月目の時でしたが、右も左もわからず馬の世話を毎日もくもくやっていると聞きました。あれから１０年以上経っていますがおそらく今も担当の馬が２,３頭いる普通の厩務員でしょう。失礼ながら地方の厩務員という職業を選べば一生、馬の世話だけをする厩務員で終わってしまいます。コネやよほどの才能がない限りステップアップは不可です。技術や知識は就職してからという考えは甘いのです。
すべての馬の体の部位、すべての馬の種類、馬のしぐさの種類（意味）、すべての馬具の名前、馬の病気＆感染症、馬のケアの方法、ケア道具の名前、馬の食事、馬の調教、装蹄技術、馬を見る目、馬の血統・・・等など。そして海外を見据えた英会話。馬に関する単語をすべて英語でもおぼえる。そして圧倒的に経験、すべて馬にささげる覚悟。
少々表現しにくいですが、わかりにくかったらすいません。
私の知ってる人は中央の厩務員をやっていながらその能力を認められ、海外に馬の管理の勉強に行かせてもらい、海外の生産育成牧場で働いていた人を知ってます。私が外国に着いてから２ヵ月後に日本へ帰っていきましたが、本当に毎日が充実している感じでうらやましかったです。その方は英語も堪能、学ぶことに貪欲、周りの人から慕われ、馬のセリ等にも同行していました。今まで生きてきて人を尊敬したことがなかった私ですが、その時初めて人を尊敬しました。数年後うわさでその人のことを聞きましたが活躍しているようです。私の理想の形ですね。

どこか獣医学部のある大学に入りそこの馬術部で学んで卒業したらアカデミーという道をたどえば良いのではないでしょうか？
でもやはりコネがない限り上記のような人になるのは難しいですが・・・
あきらめてしまったらそれで終わりですから地道に経験を積む事です。

あと、競馬場の厩舎は基本的に見学できません。コネや知り合いが居れば別ですが・・・。
乗馬クラブならかんたんです。見学できます。電話で確認してみましょう・・・というより文面からすると馬に触ったことがないのでは？でしたら見学といわず、学校が終わってから＆休日に乗馬クラブへバイト（無償）しに行きましょう。（クラブへ通えば厩舎に見学にしにいけるかもしれません。コネができるからです。）
確認を取ってみないとわかりませんが、馬の世話をするだけなら来てもいいという所があるはずです。
下っ端の厩務員で終わりたくないなら私の言ったことをすぐに実行するべきです。
大学に入ってから・・・アカデミー入ってから・・・就職してから・・・まず今できることを全力でしましょう。
けして甘い世界ではありません。手を抜けばこき使われるだけですよ！
応援してます。がんばってください！

お礼

丁寧な補足ありがとうございます。

　今度乗馬クラブに行くことに決めました。というよりもう予約しました。そこでまず自分が馬と触れ合う仕事がむいているか確認したいと思います。

　ずっと私の質問を聞いていただいてありがとうございました！！！

回答No.5

synoad

そうですね。そのような学校です。
”ジャパンホースアカデミー”だけがすべてではないですよ。
同じようなことをしている学校はいっぱいあります。
日本人向けにオーストラリアや、アイルランド、アメリカ、これらの外国でもやっています。
競馬系の雑誌や乗馬ライフなんかに載ってますよ。
費用やカリキュラム、設備や指導方法が細かく違いますので自分に合ったところを選ぶとよいでしょう。
それと、大学を卒業後にアカデミーへですよね？
いかに厩務員といえど遅いかな？と思います。私としては。（騎手を目指しているならアウト）
リベロな厩務員を目指しているなら大学に行ったほうがいいかもしれませんね。
しっかりとした知識を植えつけた上で進む道としては最高でしょう。
たしか私の父親の卒業校の日本大学に獣医学部の馬術部があったような・・・ネットで獣医学部＆馬術部で検索してみて下さい。色々出てくるはずです。
人より一つでも上に行く厩務員になるなら医学は必須ですね。
そういえば乗馬クラブに居た時も大学在学中（生物学部）の方が、夏休み中に勉強に泊り込みできていましたよ。
その方の大学には馬術部がなかったらしいので。
外国に居たときは、違う厩舎に大学卒業して調教助手の勉強しに来ている方も居ました。
今できることは、高校卒業するまで乗馬クラブへ通うべきです。
少しは大変さを味わって考えが変わるかもしれません。

余談ですが、馬のサークル内の方は一般の方に比べ考え方がちょっと変わっています。（悪く言えば友達できないかな？って感じの人ばかり。）
最初はそのペースに戸惑いますが慣れていくしかないですね。
最後にとにかく耐えて人より勉強して馬のことしか考えないことです。
サークル内では知らない人からよく挨拶されますが、あいさつはきちんとしましょう。
あきらめず、教えてもらうことに対してひたむきなこと、そうすればチャンスは周りがあたえてくれます。がんばれば、世界を飛び回る存在になれるかもしれませんよ。（厩舎長クラス。実際そういう人を見てきました。）
そして一番大事なことは自分のことよりも馬のことを考えてあげて下さい。
がんばって下さい。応援してます！

補足

すいません。最後の質問といったのいったのですが、また質問したいことがあるので見ていただいているなら答えてほしいです。

　ひとつはsynoadさんが言ったリベロな厩務員という言葉が気になったのですがリベロな厩務員とはどういう厩務員のことを指すのでしょうか？

　もうひとつは厩舎など馬を扱っている施設を見学できるところというのはないのでしょうか？あれば行きたいと思っているのですが・・・

　よろしくお願いします。

回答No.3

synoad

地方の厩務員だったら、ぶっちゃけ未経験でもなれます。
学校に通わなければ入れないというのは違うと思います。
むかし２２歳のサラリーマンして結婚した人が、金沢競馬の厩務員になりました。
それより大事なことですが、大学を考えず専門の学校へ通うかやはり貴方が言う”ジャパンホースアカデミー”に通い受験するのが一番良いでしょう。
乗馬クラブはおすすめできません。半端な技術しか身につきません。
そのまま、クラブに残り安い給料で働くのが落ちです。
あと、仕事は貴方がどう思っているのか知りませんが相当きついですよ。思いつきで考えているなら忘れることがいいと思います。
馬の仕事に付けば、馬のことしかできなくなります。
プライベートがどうとか、趣味がどうとか言えなくなります。
おまけに給料安いです。（地方は特に）
ほとんど２４時間拘束状態です。休みなんてありません。
朝も早いし夜も早いです。
心の芯のおくから馬だけしか考えられない。馬が好きで好きでたまらないっていてても足りません。
競馬を見てなろうと思ったとか、そういう動機ならやめたほうがいいです。
もう一ついわせて頂くなら中学ぐらいに思っていれば・・・やはり年齢的に遅いと思われます。
私は数年前まで馬に携わる仕事をしていました。
他に質問がありましたら私にわかる限り回答いたします。

補足

書き込みありがとうございます。

また質問させていただきたいと思います。馬と接する仕事はほかにどのような仕事があるでしょうか？私が調べて知っているのは育成牧場、繁殖牧場、あとは馬術教室をひらくなどです。なりたいと思うのが年齢的にすこし遅かったとは私も思っています。あと私の家庭はあまりにも牧場とかに縁がないものでそういうところでも厳しいかなとは思っています。けれども大人になって馬と接する仕事に就きたいと思うようになりました。なので教えていただきたいと思います。

あとsynoadさんはどういう動機で馬と接する仕事に就いたのでしょうか？

よろしくお願いします。

回答No.2

gwkaakun

厩務員は「ＮＲＡ（地方競馬）かＪＲＡ（中央競馬）の競馬学校に行かないとなれません」。

ジャパンホースアカデミーとかは要は競馬学校に入るための予備校的な学校ですよ。

もしくは牧場や育成牧場に働きたい子が行く学校ですね。でもそういう子はだいたい息子or娘ですね。まぁ例外もいるけどね。

お礼

書き込みありがとうございました。

回答No.1

mat983

大学とか学部は関係ないと思います。
獣医学部なら一番ですが。
学部よりは、乗馬部に籍を置き馬の世話を体で覚えとか、または乗馬学校です。

厩務員をどこでやりたいかです。
育成牧場なら、そこでの就職口を目指し探してみてはいかがですか。
ＪＲＡなら書かれているような学校ではないですか。

下記にもあるように、馬の世話だけでなく、調教もできる＝馬に乗れる
厩務員が望まれている以上、その環境に早くから身を置くのが一番です。

http://www.prosper.jp/02/

厩務員という職種は、ほとんど馬に乗ることよりも馬の世話がメインとなります。しかし、実際には現場のニーズとして馬に調教をつけることのできる調教厩務員の方が多く、厩務員は調教厩務員への通過点という認識が多いようです。ちなみにＪＲＡの厩務員から調教厩務員へは、調教師の認定を受ける必要があるのです。

近年の受験者数は４００名程度に対して、合格者は５０名程度とされています。従って、合格率は９～１０倍というところであり、試験は一次試験と２次試験の２段階でおこなわれ、一次試験では一般教養・作文・身体検査・運動機能検査、一般教養では国語（漢字の読み書き・長文読解）社会（現代社会　歴史・地理）などが含まれます。
さらに、競馬一般という特殊な試験においては、馬学・血統・馬の知識や飼養管理など、馬を扱っていれば当然ながら知っていなければならないことなど多数出題されるようです。
競馬学校厩務員課程では、とにかく即戦力を集めていることは間違いないでしょう

お礼

書き込みありがとうございます。

大学は関係ないのですね。調べてもぱっとする大学がなかったので厩務員になるには、専門学校みたいなところで即戦力になれるようになるのが一番なんでしょうね。

ありがとうございました。