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円運動・力のモーメント

(1)等速円運動においては(rベクトル)^2と(vベクトル)^2は一定なのはどうしてですか? (2)剛体が静止しているときのある点の周りの力のモーメントは0となるのはなぜですか? (3)太陽の周りの惑星の運動では、GMm/r^2=mrω^2が成り立ちますが,右辺は向心力ですか遠心力ですか?

noname#80619
noname#80619

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  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.3

(1) 円の方程式は、半径をr、円の中心を(x0,y0)と置いて (x-x0)^2 + (y-y0)^2 = r^2 と表されますよね。 円の中心が(0,0)になるように平行移動すれば、 x^2 + y^2 = r^2 にできます。 これを極座標で書けば (rx =)x=rsinθ (ry =)y=rcosθ rx^2 + ry^2 = x^2 + y^2 = r^2 ですから、rベクトルの2乗は半径rの長さ(一定)ですね。 等速円運動なので、θは時刻tの一次関数です。 そこで、θ=ωt+C (ω、Cは定数)と置けば、dθ/dt = ω なので、 vx = dx/dt = dx/dθ・dθ/dt = rω cosθ vy = dy/dt = dy/dθ・dθ/dt = -rω sinθ よって、 v^2 = (rω cosθ)^2 + (-rω sinθ)^2  =(rω)^2 (= 一定) v = rω ちなみに、もう1回tで微分すれば加速度になります。 ax = dvx/dt = dvx/dθ・dθ/dt = -rω^2 sinθ ay = dvy/dt = dvy/dθ・dθ/dt = -rω^2 cosθ a^2 = (rω^2)^2 (= 一定) ですから、向心加速度はrω^2、向心力は、mrω^2 です。 (2) 理由はありません。実際にそうなっているから、後付けで理論や式ができただけのことです。 あるいは、逆に考えてください。 力のモーメント(の合計)がゼロでなければ、その剛体は角加速度のある回転をします。 静止している物体にかかっている力(の合計)がゼロであることが、自然と考えられるのと同じです。 (3) 向心力です。 (遠心力は、向心力と符号が逆で、絶対値が同じです。) この式は、向心力が2体の質量に比例し(=万有引力)、および、中心からの距離の2乗に反比例することを表した式です。

noname#80619
質問者

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ありがとうございました。

その他の回答 (4)

noname#58790
noname#58790
回答No.5

#3様のように=(等しい)と考えてくれ。 いつも素晴らしいです。 万有引力=向心力 惑星が公転出来る向心力と、万有引力は等しい。 0にされると運動方程式の意味がなくなると思う。

noname#80619
質問者

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ありがとうございました。

  • BookerL
  • ベストアンサー率52% (599/1132)
回答No.4

すでに回答がいくつもありますので、違った感じのものを。 (1)「等速」だから速さが一定→vの絶対値が一定→v^2 が一定   「円」だから半径が一定→rの絶対値が一定→r^2 が一定 (3)惑星に固定した座標で考えると「遠心力」。この遠心力が左辺の万有引力とつりあっている。 慣性系で考えると「向心力」。万有引力が向心力となっている。

noname#80619
質問者

お礼

ありがとうございました。

noname#58790
noname#58790
回答No.2

Vx=-rωsin(ωt+α) Vy=-rωcos(ωt+α) V^2=Vx^2+Vy^2 V^2=r^2ω^2 a=ax^2+ay^2 a=-ω^2r なので F=ma→F=mω^2r  とうそくえんうんどうは「向心力。」^^; 力のモーメントが「0で」つりあうのはー、 置いてある時。 =で考えてくれ。

noname#80619
質問者

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ありがとうございました。

回答No.1

(1) 等速円運動において、r↑は、大きさがR(一定の半径)、 向きが中心と運動体を結ぶ半径方向のベクトルです。 |r↑|=R なので、|r↑|^2=R^2(一定) v↑は、一定の大きさV(速さ)で、向きが運動の接線方向のベクトルで、 |v↑|=V なので、|v↑|=V^2(一定) となります。 (2) ある点の周りの力のモーメントが0でないと、その点の周りに 剛体は回転します。 (3) 左辺は万有引力だから向心力、 右辺は遠心力です。向心力と遠心力がつりあっているという式です。

noname#80619
質問者

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ありがとうございました。

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