インターフェロン治療の副作用や効果について

このQ&Aのポイント
  • 45歳男性の方がC型肝炎を患っており、10数年前にインターフェロン治療を行いましたが効果はなく副作用がありました。
  • 最近、肝機能数値が急激に悪化し、主治医からペグインターフェロンの単独投与を勧められました。
  • 質問内容としては、ペグインターフェロン投与の前に肝精検は必要か、副作用の程度、投与期間、投与後のリバウンドの有無、窓口の支払額などです。
回答を見る
  • ベストアンサー

インターフェロンについて

45歳男性です。20代前半からC型肝炎を患い(手術、輸血歴なし)、10数年前に3ヶ月のインターフェロン治療もしました。(まったく効果はありませんでしたが副作用は脱毛、吐き気がありました)。ここ10年は強力ネオミノファーゲンの週1~2回の投与で、肝機能数値は正常値を超えているものの、GOT、GPTとも60前後で推移しておりました。ここ2~3ヶ月の間に数値が急激に悪化し、GOT、GPTとも200を超え、180あった総コレステロールも137まで下がってきました。血小板は15万、ウィルス量は270万です。私の場合、ウィルスのタイプと、ウィルス量から、インターフェロン治療で完治しないと言われました。しかし今回の悪化では主治医からペグインターフェロンの単独投与(炎症を抑える意味で)をすすめられました。 そこで質問ですが・・・ 1.ペグインターフェロン投与の前に肝精検は必須か? 2.副作用はどの程度のものなのか? 3.数値が落ち着くまでどれくらいの期間投与するのか? 4.投与をやめたあとのリバウンドはあるのか? 5.窓口の支払額は? 個人差のあることは重々承知しておりますが、できれば経験された方、ご家族にそういう患者さんのおられる方にお答えいただければ幸いです。よろしくお願いします。

  • 病気
  • 回答数2
  • ありがとう数3

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • cyp2e1
  • ベストアンサー率58% (24/41)
回答No.2

GOT、GPTの値は、肝臓の細胞が現在どれだけ壊されているかを示す数値です。肝臓は、非常に余力のある臓器ですので、ある程度肝細胞が破壊されていても、余力がある分必要な能力は保っていられるのです。 極端な例を挙げると、健康な人の肝臓の半分を切り取って、人にあげたとしても(生体肝移植)、残りの半分の肝臓で生きていくことは出来るし、肝臓は再生能力を持っていますので、時間が経てばもとの大きさに戻ることが出来るのです。だから、多少GOT、GPTの値が高くても(=多少肝臓の細胞が壊されていても)、本来の肝臓の能力は保てている事が多く、症状も出ないことが肝臓が”沈黙の臓器”と呼ばれる所以です。 しかしながら、いくら余裕があっても限界がありますので、GOT、GPTの値が高い状態が続けば、その余裕は徐々に失われていき、病気は肝硬変へと進行していきます。たとえGOT、GPTの値が非常に高値であっても、一時的なものであれば肝臓に余裕は残されていますし、逆に値が低値であっても、異常値が長期間続いていれば、肝硬変になっている場合もあるのです。つまり、GOT、GPTだけでは肝臓の本当の能力(余力)を評価することは出来ません。 肝臓の余力(肝予備能)を評価する検査値として、プロトロンビン時間やアルブミン、コリンエステラーゼ、総コレステロール、総ビリルビンなどがあります(肝生検も、非常に有用な検査です)。総コレステロール値が低値を示してきているということは、肝予備能が低下してきている(=肝硬変へ近づいている)可能性が示唆されます。(もちろん、他の原因の可能性も考える必要がありますが。) インターフェロン療法で、HCVが駆除され慢性肝炎が治癒すれば、当然AST、ALTは正常化します。しかしながら、長年をかけて傷んできた肝臓は、すぐにはもとには戻りません。 慢性肝炎が治癒したのなら、低下していた肝予備能は徐々に改善し、低下していた総コレステロール値も正常化することが期待できます。

yochimsh
質問者

補足

ありがとうございます。今現在の血液検査のデータですが GPT215 GOT197 γ-GPT178 T-Cho137 PLT157 RNA2700 です。他の数字は正常値(ZTT等)範囲です。 特にT-Choが174→137に急激に低下したことで先生は「緊急事態」という表現をされていました。インターフェロン&リバビリン治療については年齢もまだ若いので、もう少し先でもいいでしょうということでしたが、急激な悪化により、とりあえずペグの単独投与で肝機能の正常化を目指すというのが今のところの対策です。私の場合はウィルス量が多いときは500万を超えることもあり、恐らく効果の無い50%に入るだろうといことのようです。近いうちに肝精検をし肝臓の状態を調べてもらう予定です。その結果肝硬変に近いようなら待ったはきかないでしょうから、ペグ&リバの治療をした方がよいのかなあと思っています。とりあえず一ヶ月後に再検査ですが、今毎日強ミノン100ml投与でどこまで下げられるか頑張っているところです。一つ質問がございますが、慢性肝炎が治癒しないと低下していた総コレステロール値は正常化しないということでしょうか?GOT、GPTの上昇と総コレステロール値は反比例の関係にあると思っておりましたので、GOT、GPTの改善=総コレステロール値の改善と考えておりました。私の主治医(大学病院の院長)は大変忙しく、診察時になかなか話がきけない状況です。よろしくお願いします。

その他の回答 (1)

  • cyp2e1
  • ベストアンサー率58% (24/41)
回答No.1

消化器内科医です。 まず、10数年前に”3ヶ月”のインターフェロン治療をして、まったく効果がなかったとのことですが、”3ヶ月”というところが一般的ではありませんね。当時の一般的治療では、”6ヶ月”が標準的な治療と思われますが、副作用により中断を余儀なくされたのでしょうか? ウイルスのタイプとウイルス量から、インターフェロン療法で完治しないと言われたとのことですが、おそらくウイルスのタイプは1型(遺伝子型の1b型)で、ウイルス量は100KIU/mL以上だと思われます。この場合、10数年前の標準的治療(治療期間6ヶ月)では、ウイルスが消失する確率は5%程度と考えられます。しかしながら、現在ではペグインターフェロン・リバビリン併用療法を48週間することによって、約50%の確率でウイルスは消失すると考えられています。 一番完治しにくいと予想される患者さんにも、一般的には半々の確率で完治する可能性があると説明されるはずなので、相談者様の場合は、通常より強い副作用が予想されるなど、通常量のインターフェロンを投与出来ない理由があるとか、リバビリンを併用する事が出来ない何らかの理由があるなど、特別な事情があるのでしょうか? その点を、良く主治医の先生から確認されることをおすすめいたします。 完治を目指すなら、ペグインターフェロン・リバビリン併用療法が必要と考えますので、もしこの治療が出来ない医学的理由があるのなら、完治を目指さず肝機能の改善、肝臓癌発癌の抑制を期待して、ペグインターフェロン単独投与(少量長期投与)がすすめられます。 そこで、質問にお答えすると、 1,肝生検は必須検査ではありません。しかしながら、現在の肝臓の状態を正確に知るためには、肝生検は有用な検査ですので、出来るなら検査を受けることをおすすめします。 2.副作用は個人差がありますので、一概には言えませんが、単独少量長期療法なら、完治を目指す治療に比べて非常に軽い場合が多く、微熱やだるさ程度で、継続していくうちに慣れが出て、あまり気にならなくなる事も多いです。 3.これも、個人差があります。GOT・GPTが低下しない症例も認められ、やってみないと分からない面もあります。基本的には、2年以上継続することが多いと思います。 4.やはり、ケースバイケースですね。リバウンドはありえますが、必ずしもリバウンドするわけではありません。 5.申し訳ありません。支払いについては具体的なことはよく分かりません。 以上、経験者ではありませんが、実際に治療をしている側の意見です。 ご参考まで。 (下記URLもご参考にしてください)

参考URL:
http://www.c-kan.net/
yochimsh
質問者

補足

ご丁寧な回答ありがとうございます。10数年前はインターフェロン治療がはしめて保険認可されたころで確か3ケ月で終了した記憶があります。イントロンα600万といって週三回投与した記憶があります。陰性にならず、リバウンドでいっきにGPTが200になってしまったと思います。ペグインターフェロン・リバビリン併用療法は私のようなウィルス量の多い患者は完治しない可能性が高く、年齢的にもいますぐやる必要がないということのようです。数年以内にリバビリンに変わって、飲み薬の新薬が出るようなこともおっしゃっていました。 ついでで申し訳ありませんが、総コレステロールの低下がよくないと先生はおっしゃっていましたが、ペグインターフェロンの投与でこの値は改善されるんでしょうか?GOT、GPTが改善されてもあまりよくないんでしょうか?よろしくお願いします。

関連するQ&A

  • リバビリン&インターフェロンの治療中の方いませんか?

    ずっと心を痛めている者です,相談に乗ってください。 父が10年前からC型肝炎の治療を受けています。原因は最近大きく報道された輸血からの感染です。 以来、ずっと治療を繰り返しています。 今年に入ってからも2度目のリバビリン、インターフェロンの治療をはじめています。 1週間の入院後、通院にて1週間に1度、注射をしています。投与後どんどん血小板の数値が下がっています。 これも主治医の先生と相談の上、お薬の量を調整しながら2ヶ月が過ぎました。 やはりインターフェロンの投与後は微熱や関節痛等の副作用に本人は大変辛そうです。 予定では1年の治療を考えていますが、これから1年間はずっとこのような感じが続くものなのでしょうか? 投与後のGOT,GPTの数値は正常値に近くなりつつありますが、見てるだけで涙が出てきそうなほど辛くなります。 こんな父になんとかしてあげたいものですが、結局治療を施していただくのはお医者様です。それさえもはがゆい想いになります。 インターフェロン等の治療を経験された方、どういう経路で終了しましたか? どんな副作用に悩まされましたか?今後軽快していくものなんでしょうか? 宜しくお願い致します

  • インターフェロン治療後

    C型肝炎の治療の為、インターフェロンを始めて14回目の注射が終わりました。10回目の血液検査で、C型肝炎ウイルスは除去されました。しかし14回が終わっても肝臓の数値が下がってきません。医者も普通は下がるんだけども・・といっていますが。肝臓の機能が相当悪いんでしょうか? C型肝炎だといわれて15年がたちます。ウイルスのグループはインターフェロンが良く効くタイプだといわれました。肝硬変の初期だといわれています。インターフェロンの注射は24回の予定です。肝臓の数値は、治療前がGOT84、GPT157、r-GTP113。 14週目が、GOT82、GPT141、r-GTP110でした。14週の内一番良い数値が5週目のGOT53、GPT108、r-GTP96で、後はこの数値の間を行ったり着たりです。一般には肝臓の数値はどのような動きをするのでしょうか?

  • インターフェロン療法について

    父61歳が若いころの輸血が原因でC型肝炎をわずらっています。 最近になってウィルスの型がセロタイプ(グループ)2 のためペグインターフェロン製剤単独で48週間かけて治療することになりました。 ちなみに父は悪性リンパ腫であり、血小板が184と高値ですが出血したら血がなかなかとまりません。 あと私は元Nsですので医学的な答えや経験者の方の答えが知りたいです。 (1)ペグインターフェロンとは何か? 副作用や治療の内容、治癒の確率、まずはどんなものかからおしえていがだけませんか?(ちなみに父は副作用ではげることを気にしています(笑)) (2)血小板高値なのに血がなかなかとまらないということはありえるのでしょうか? よろしければ教えてください。よろしくお願いいたします。

  • インターフェロン治療について

    慢性C型肝炎なのですが、医者よりインターフェロンの入院治療を進められました、3ヶ月前の採血でGOT,GPTは基準を越えました。(数値は100以下です) 自分のはウイルスの数が多いタイプなので完治する確率は非常に低いとの事でした。 この様な状況で急いで治療するか迷っています。 近々、新薬が発売されると聞きましたがどのようなものなのでしょうか、経験者、専門家のご意見よろしくお願いいたします。

  • インターフェロン治療中 AST(GOT)ALT(GPT)上昇について

    C型慢性肝炎 1型 高ウイルスをインターフェロン+リバピリン治療中です。 48週注射の予定です。肝生検はしていません。 注射をする度にAST(GOT)ALT(GPT)が上昇しています。 ウイルスを排除しようと肝臓の細胞を壊してる為に(ALT)が上昇していれば問題ないのです。 1週間→ AST(GOT)85→121→139→125→140 ALT(GPT)93→127→140→132→148 ウイルス量(HCV-RNA定数量) 6.4→5.4→5.2→3.3(2月3日~3月3日) 48週中7回目の注射が終わりました ウイルスが完璧に減るとALTは、下がるのでしょうか? 主治医の話では、後2週でALTが下がならければ薬を変えると言われました。 インターフェロン治療中の方で同じ様な数値の方いらっしゃいましたら宜しくお願いします。

  • インターフェロンによる脱毛について

    私は、7年前にB型慢性肝炎の治療の為 インターフェロンを投与しました。 その後、抗体が出来肝炎は治まっていますが、 投与後、副作用で脱毛がひどく髪質が変った みたいです、元々髪の量は多い方だったのですが 今は、かなり薄くなっています。 原因はインターフェロンの副作用だと思って いますが、もう元の髪質には戻らないですよね? ご意見お願いします。

  • 血小板によい食品

    私は慢性C型肝炎です。 今年から治療を始めました。 元々、血小板の数値が低く、血液検査やエコー、肝生検などでも特に低くなる原因はないのですが極端に低いです。 インターフェロンの副作用で血小板の数値が下がると聞いていましたが、一回目の投与でかなり下がってインターフェロンの量を早速減らしました。 治療を始めて三週間目で、すでに治療中止ギリギリの血小板の数値になってしまいました。 中止になったらどうしようと不安になってしまいました。 血小板の数値をあげるにはビタミンKがいいと調べました。 特にいいのが抹茶と書いてありました。 気休めでもいいのでちょっとしたことでも努力したいので摂取しようと思っているのですが、抹茶はちゃんと茶道みたいに立てる粉末のがいいのか、お湯で薄めて簡単に飲める粉末のでいいか迷ってます。

  • インターフェロン治療について

    私はC型肝炎で5年程前に、肝生検をしてインターフェロンを投与しました。 しかし、不幸にもほんの少しウィルスは残りしばらく肝数値は正常でしたが 1年前より再発し現在GPTで100から150程を推移しております。 そこで、2度目のインターフェロンにチャレンジしようかと思っています。 ですが、仕事があるため入院期間はなるべく短い方がありがたいのですが・・・ そこで質問したいのですが、肝生検は2度目も必ず行うのでしょうか、5年前に実施 した病院ならしなくても良いのでしょうか。 ちなみにαとβのコンビネーション投与をしてみたいのですが。 誰かご回答下さい、宜しくお願いします。

  • インターフェロン

    先日、かかりつけの医師にインターフェロンを勧められました。 C型肝炎を以前から患っており、通院していたのですが・・・ GOT等の数値は40~50台で正常数値よりちょっと高い程度なのですが 年齢が39歳でなので年齢が若いうちにやったほうがいいとのことでした。 期間は半年なのですが、副作用が心配です。 特に頭髪が抜けるというので躊躇しています。 もし抜けたとしても治療終了後また生えてくるでしょうか? 客商売なのでちょっと心配なのです。

  • インターフェロンで肝機能値上昇

    母のことなんですが5/17からインターフェロンの投与(週一)を開始しました。はじめgot値80、gpt値133が88,125→114,177→271、355と上昇してしまいました、このまま投与し続けると肝硬変とかになってしまうのですか?医者に聞くと「どうしますか?」と言うような言葉しか帰ってきません、投与続行か中止したほうがいいのか? それとも他の専門の病院にいったほうがよいのでしょうか?今すごく心配です、よろしくお願いします

専門家に質問してみよう