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小沢一郎氏が新自由主義を転換させた理由は?

いつもお世話になっています。 1990年代現民主党代表の小沢一郎氏は著書「日本改造計画」で、新自由主義の思想を主張しましたー私は読んでいません、聞きかじりですー。しかし現在では小沢一郎氏は新自由主義に反対の立場を明確にしているそうです。新自由主義のどの部分に反対しているのですか? そこに至った経緯はなんでしょうか?

noname#46689
noname#46689
  • 政治
  • 回答数4
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みんなの回答

  • gee2992
  • ベストアンサー率52% (32/61)
回答No.4

大変失礼ですが、 「お読みになられてなく、聞きかじりで」「当時と著者が主義主張を変えたのはなぜか、その理由は」と聞かれるのはどうかと思いますが(申し訳ありませんが)。 また#2さんの仰るとおり、それはいわゆる新自由主義なのでしょうか。 私の理解するところでは、確かに昨今の小泉路線はまさそれをコピーした感はありますが。 ですが、間違いなくごく一面のコピーであり、小沢氏の目指した国家再生ビジョンとはまるで違うと思いますよ。言い方悪いけど、一部の表面だけコピー(パクった)してて、氏の思い描く理念とはまるで違う現在ですよ(たとえば小沢氏が強力に推進導入した小選挙区選挙制度も、当時は小泉氏は猛反対だったのを、後に総理になりこの制度の仕組みの都合のいい一面を政権与党の立場から最大限に利用し最も恩恵を得ることに成功したり、元々の理念とはかけ離れた活用をされていますし)。 この本は日本の政治家では稀な本格的な政策本(内容が濃く広い)ですから、その中のごく一面を引用して本当に短絡的に都合よく利用(悪用?)されてるのをホントによく見かけます。 まずこの本では(少し読み返してみましたが)、 当時から官僚主導政治体制を明確に否定していますし、その改革ビジョンも仕組みも数値を入れて明確に示しています。 それから当時から、政治資金の全面公開の制度改革による国民への透明性の確保と、一般よりも重い政治家への刑事罰の導入もうたっています。 また短い審議時間の憂慮して、一つの案として通年国会制を挙げています。 「地方分権基本法」も具体例を出し、(現在のまやかし三位一体とはまるで別の)国と地方のあり方である「新分権体制」も掲げていますし、それは原則的に現在の民主党の政策に示されているのと同じで、国は国家規模のことに専念して、財源・権限も委譲して、地方は地方に任せそれぞれの事情に即した特色をめざす、というようなことでしょうか。 法人税の世界水準までの引き下げもうたってますが、それは所得税と住民税の大幅減税をセットにしての提案です(これは15年前の提案ですから、それ以降変化した税体系から今なんともいえません)。 国の持つ公的企業の民営化も掲げてますが、それは現在の民主党マニフェストの特殊法人・独立行政法人原則廃止もしくは民営化と何ら反しないと思いますが。 また、官僚に対する活用方法も現在と考えは全くぶれておらず、その優秀さと果たすべき高次元の役割も提示しています(こじんまりとした事務分担の不必要さも)。 また「正義の戦争」などとの定義は不可能で、どのような戦争も基本的に全否定しています。 もちろん15年前の状況とは国際情勢も国内事情も変化していますから微妙に修正することはなくはないし、現在のように所得格差が拡大・固定の時代にも対応するのは当然ではないでしょうか。 それでも、お互いの尊重に共存社会と多様な生き方のできる日本社会を目指すこと、また主婦層の年金満額支給も掲げていますが。 上記に記した政策が新保守主義なのか私には判断しかねますが、 最後のほうで、小手先の政策は否定し、制度の根本的な改革をとも明記しています。 私には、少なくとも根幹のところの原理原則の軸は全然ぶれていないと思いますが、いかがでしょうか。 またこの本は現在再販されてますので、機会があればお読みになられるだけの価値はあると思いますよ。

noname#46689
質問者

お礼

回答ありがとう御座います。勉強になりました。 >「お読みになられてなく、聞きかじりで」「当時と著者が主義主張を変えたのはなぜか、その理由は」と聞かれるのはどうかと思いますが… 回答者さんが言われる通り、質問すること自体が問題ありかも知れませんね。私の知識はWikipediaで得ただけの知識です。それだけの薄い根拠で質問しています。 しかし、このサイトではそれもアリかな、と思っています。このサイトは専門家同士の議論の場ではありません。専門家同士の場だとすると、マルクスの資本論全巻を読了した者のみに「社会主義」に関する質問が許される事になってしまいます。 ここはアカデミックな場所では有りません。より詳しい人がそうでない人に助言する、相互扶助のような機能であるあると理解しています。 このような理由から、小沢氏の著述を読了したわけではありませんでしたが、何らかのヒントがいただければと思い質問させていただきました。 ありがとう御座いました。

  • hirosi3
  • ベストアンサー率50% (72/143)
回答No.3

 ●「日本改造計画」は小泉・竹中に乗っ取られた●  小沢一郎氏は著書「日本改造計画」で自己責任を重視する自由主義を主張しています。それを「新自由主義」と呼ぶとすれば、小泉政権の竹中路線が「新自由主義」になります。小沢氏は自民党の右(自由主義派)を抱き込んで政界再編を試みたのですが、実際は、旧社会党を含む民主党との合同になってしました。  小沢氏の「日本改造計画」の考え方を竹中氏は実行してしまったのです。野党にいる小沢氏としては、たとえ自分の考えと近くても、竹中路線は批判しなければ立場がなくなります。  こうしたことで、自己責任を尊重する自由主義よりも、格差を問題とするリベラル路線(社会主義に近い考え方)、アメリカで言えば、共和党から民主党へ路線を変えざるを得なくなったのです。  自民党が分裂して、小沢、小泉、竹中政権ができたらスッキリしとことでしょう。私はこのように思っています。

noname#46689
質問者

お礼

回答ありがとう御座いました。勉強になりました。 >小沢氏の「日本改造計画」の考え方を竹中氏は実行してしまったのです だったんですか。最初に文字として記述してあったのは小沢氏だったのですか? >野党にいる小沢氏としては、たとえ自分の考えと近くても、竹中路線は批判しなければ立場がなくなります。 わかります。政策に対して是々非々で与党と野党が歩み寄るのはまずいのでしょうかね? 全ての政策についてでなければ、問題ないような… それをすると議会制民主主義の根本が崩れるのですかね? >こうしたことで…路線を変えざるを得なくなったのです なんですか。政治家という物は立場を変えれば、自らの根本原理も容易に変えられる様でないとつとまらない? ありがとう御座いました。

  • aozola
  • ベストアンサー率12% (72/563)
回答No.2

そうですね、たぶんですが小沢氏がその本を書かれたころはまだ新自由主義というのは無かったのではないでしょうか、新自由主義というものは確か冷戦後に出てきた話なので、多分小沢氏がその本を書かれたのは冷戦時ですから、多分その当時は新自由主義とは言われていなかったのではないかと思います、 小沢氏は確か官僚支配を終わらせようとか、農業とかの活性化とかそういうものを目指していたようで、私もその本はよんだことはないのですが、別に新自由主義を目指して書いたのではないように思います。

noname#46689
質問者

お礼

回答有り難う御座いました。勉強になりました。 >新自由主義というものは確か冷戦後に出てきた話なので… そうですね。当時はまだ冷戦下だったんですよね。 >別に新自由主義を目指して書いたのではないように思います そうですね。「新自由主義」を意識した著述では無いとしたら転換も何もないですね。 ありがとう御座いました。

noname#140971
noname#140971
回答No.1

Q、小沢一郎氏が新自由主義を転換させた理由は? A、本当に転換しているのですか・・・。 新自由主義による格差社会の一方の極、いわゆる貧困層よりにいるものです。 ところで、日本経団連の肩を持つ訳じゃないですが、新自由主義は一つのあるべき方向でしょう。 1980年から2000年までに、勤労者と経営陣との所得の伸びは前者が100、後者が150。 1980年から2004年までの、勤労者と経営陣との所得の伸びは前者が100、後者が300。 明らかに、竹中氏が新自由主義を導入してから格差が広がっています。 しかしですよ、この格差が広がったということは、いわゆる勝ち組の体力がここ数年で倍になったということ。 「経済成長が望めなければ、日本の持てる力を勝ち組に集中するべし」が、竹中氏の考え。 「みんなで富を分かち合っては、日本経済は沈没してしまう」が、竹中氏の考え。 さて、この現実的と言えば現実的な考えを否定するのは容易じゃないですよ。 米国追随と大企業本位で成立している社会経済構成体の根本的なあり方の是非を問うべきテーマです。 それは、高学歴者や社会的地位の高いグループにとっては不必要な改革とも推察します。 まあ、私みたいなプロレタリアートとか派遣社員層にとっては、改革で失うのは鉄鎖のみです。 ところで、小沢氏と言えば、田中派の中枢にいてバブル経済を推進した張本人。 米国追随と大企業本位で成立している社会経済構成体の根本的な転換を志向するでしょうかねー。 私は、この転換には、ブルジョアジーもプロレタリアートも共にある種の覚悟が求められると思います。 「改革で失うのは鉄鎖のみ」という心意気だけではなくて、過渡期を耐えるという覚悟も・・・。 そういうことで、現実的と言えば現実的な新自由主義、勝ち組に実に都合の良い新自由主義。 小沢氏が、真に新自由主義を乗り越えられるのか大いに疑問ですね。 質問と噛みあっていない回答なのでお礼は不要です。 ただし、こういう観点を堅持して批判的に氏の著作を読み解くべきだという確信はあります。

noname#46689
質問者

お礼

回答ありがとう御座いました。 >Q、小沢一郎氏が新自由主義を転換させた理由は? >A、本当に転換しているのですか・・・。 すいません。Wikipediaで強調されていた物ですから… 根拠が希薄でした。今度の選挙では民主党も投票対象の一つになっていました。そこで党首の考えを良く知りたかったのです。 >問と噛みあっていない回答なのでお礼は不要です 回答には全例お礼をする様にしています。回答者様の支持には従わず申し負け有りませんでしたが、お礼を記述しました。 ありがとございました。

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