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江戸時代の読書

asterの回答

  • aster
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回答No.5

  >・江戸時代における読書について、知るところを述べよ 階級によって違いがあります。武士階級は、基本的に朱子学・儒学の教養が必須とされたので、これらの漢文書物を教養として読んだこと。一般庶民に、また武士も加えて、教養・娯楽の書物が多数出回っており、諸国の産物などの本や、風俗を扱った西鶴の本など、また歴史ものの「八犬伝」など。「三国志」や「忠臣蔵」なども翻案された形で読まれていた。和歌・俳諧・連句の本なども読まれました。 >・江戸時代における女性向け、子供向けの本について 武士階級の女性は、「女大学」などを教養として読んだと思えます。他は、庶民も加えて、教養・娯楽・実用向けの本で、寺子屋があって識字率が高いとは言え、一般庶民同様、女性や子供も、文字に慣れない人が多いので、子供は単純な絵に添え書きのある絵本の類、御伽草子、薄く簡単な戦記・歴史ものなど。女性は、それらに加え、教養ある人は和歌の本や、古典女流文学の翻案や原本などを読んでいたと思えます。 以上、本を一般の人が自分で所有していなかった、とか貸し本で読んだとかは、別の話だと思います。庶民で、文字の書けない、読めない人も、大勢いたのであり、武士階級はともかく、庶民の読書は、非常に簡単な子供向けの御伽草子を大人も読んでいたとも思え、商売の仕方や算術の実用書、暦や教訓話やことわざの本や、各種娯楽本があったが、読み手の教養水準で、読めない本が多数あったというべきでしょう。 馬琴の「南総里見八犬伝」など、読める一般庶民は、そんなにいなかったと思います。言葉の使い方が違っているという以上に、現代人が読んでも、漢字が多すぎて、読みこなせない本です。ルビを振っていた気がするのですが、それでも、読める人は、少なかったと思います。  

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