少年犯罪は悲しすぎる、同情は？

質問

すべての少年犯罪がそうではありませんが、動機の背景にはとても悲しい同情すべき点もあるように感じます。
　みのものたのように「やったら死刑！」というのはストレートで正論であり、世間の風潮も「少年でも殺せ！」と言っているように感じます。
　私も親族・隣人を殺されたらそうなるでしょう。しかし、私が他人事と感じているからだと思いますが、俯瞰で見ている私からすると「少年の人生はあわれだな・・・」と思ってしまいます。

　たとえば、大阪で起きた姉妹殺害事件ですが、犯人の生い立ちは涙なしには読めません。父親の理不尽な行動と早すぎる死。それからなる貧困生活。母親の過度な干渉。頑張れと言われても結局生まれた環境で培われたいしづえがその後の人生を大きく左右するわけで、自立しても不安定な生活を強いられます。誰もが奇跡のような出世を頑張ればできるというわけでもありません。

　もちろん、被害者の殺され方も涙なしには読めないのですが。
　問題を解決するためには一体どうすればいいんでしょうかね？。
　やはり、どんなに生まれた環境が不遇でも悪いことは許されない！という姿勢だけで解決はされると皆さんはお考えでしょうか？

回答No.26

Jack-Daniel

なんか、まだ開いてるので…

産まれ付きジャンクですが、踏み外さずに生きてます。
家庭崩壊した家で育ちましたが、踏み外さずに生きてます。
中学の頃の社会科の先生に
「いいか、人生、自分の不利になる事と、他人の迷惑になる事はするな!この2つさえ護れば、何をやってもいい」
という言葉に物凄く納得してしまい、どれだけ辛くても自分の不利になる事が出来ずにいます。
流石にジャンクなので、迷惑は掛けてるみたいですけどね。
やっぱり思うのは、
今が嫌で逃げ出すと、今よりもっと惨めになる。
逃げるという事は、居場所を失うという事。
虐めから逃げて、虐めっ子がいる場所に行けなくなって、それはバーチャル世界でも同じで。
ドンドン逃げて…

その先の犯罪でしょや。

人を傷付けないのが「優しい」事ですか?
逃げる事を肯定してあげて、人を腐らせる事が優しい事ですか?
出来ないから仕方ない?
出来ない人に、やれと言う方が悪い?出来る人がやればいい?
優しさって、「出来る人や強い人が全てを背負う事」?
同情して、貴方は悪くないと言って向上心を奪い、腐らせる事が正しいの?
確かに傷は付かないけどね。
そうやって、「社会が悪い」事にして、社会が悪いから「社会を憎む」人間を増やすのが正しいの?

正直、ジャンクな俺でも、闘える社会だよ。
俺はいつでも踏み外す可能性と闘うしかないんですよ。
俺は「優しさ」って「ただ横にいて見てくれている事」だと、今思ってます。
もっと生きたら、また変るかも知れませんが、今はそう思ってます。
ついでに言うと、奇麗事を真顔で言って、それを実行できる強さが欲しいと願って生きてます。

回答No.25

flap-away

一歩間違えたら、私は犯罪者になっていたかも知れません。

それくらい劣悪な環境に育ちました。
17～18歳になった頃には精神疾患（PTSD）を発症し
もんどり打って苦しみながら生きていました。
（病気になっていることさえ自覚していませんでした）
家を脱出しても苦しみは消えず
紛らわすために家に引きこもっては浴びるほど酒を飲み、
酒を買うお金がなくなると数日働いてまた酒を浴び
灯油をかぶって焼身自殺を試みたこともあります。
（号泣しながら酔いつぶれて終わった）

親を憎み、故郷を憎み、自分を憎み
見てみぬふりして助けてくれなかった大人たちを憎む毎日でした。
このまま死にたくない。私を苦しめた奴らを八つ裂きにしてから
死んでやりたいと思っていました。
実際に包丁を隠し持って実家に向かったこともあります。

「同じ辛い目にあっても頑張って生きている人がいる」
「罪は罪、厳罰に処すべし」という正論だけで
少年犯罪がなくなるなら苦労はありません。
「裁いてはならない」と言う人など誰一人いないのに
「過去の不幸は犯罪の言い訳にならない」の繰り返しですね。
こういう正論を言う人は何も分かっていないと思います。

私が犯罪者にならなかったのは、私の努力ではありません。
正常な判断能力を失っていた私が頑張れるはずがありません。
人の心、人格が壊れるとはそういうことです。
奇麗事を言っている人たちが、さて同じように強くあれるのか。
人の性格は様々。万人が強い心を持っているとは言えないのです。

私に一般人としての平凡な今があるのは
心が荒れ果てたときに支えてくださったご夫婦のお陰です。
ご夫婦はただご近所というだけの全くの他人でした。
カウンセラーでも医師でも教師でも民生委員でも何でもない
どこにでもいる老夫妻でした。

荒れた生活を送る若い娘に白い目を向ける人たちの中で
このご夫婦だけが私の味方でした。
ご近所の方が私を悪く言うと、ムキになって
「何も知らないくせにこの子を悪く言わないで！」と
顔を真っ赤にして一生懸命私を庇ってくれた。

毎日様子を見に来てくれました。
「酒をやめろ」「真面目にしろ」などの説教をせず、
ただ話を聞いてくれました。床にベッタリ座りこむ私の横に、
同じようにペッタリ座りこんで何時間も話を聞いてくれました。
この方々の前でだけ、私は警戒心を解いて
素直に泣き、時によっては堪えきれずに叫だものです。
このご夫婦に出会って初めて「人の温かさ」に触れました。
ご夫婦に促されて精神科を受診し、入退院を繰り返しましたが
私は確実に落ち着きと生きる勇気を取り戻しました。

もし少年犯罪の加害者が、このご夫婦のような人に出会っていたら
不幸な結末にはならなかったのではないか・・・
そう思えてなりません。罪は罪ですから裁かれなくてはなりません。
しかし感情剥きだしに加害者を断罪するだけで
犯罪がなくなるのでしょうか。

犯罪の芽を育てないことに、
もっと力を注げる社会であって欲しいと思います。

回答No.24

noname#31954

悪い事をしなければok
背景と言われても被害者には一切関係無い
犯罪者は犯罪者
悪い事をすれば罰を与えて罪を背負うのが当然
極論ですが
1人殺したら無期懲役
2人殺したら絞首刑もしくは終身刑(日本には無いですが）
その位にしないと馬鹿は減らないですよ
中国なんて1人殺しても死刑になるからね
しかも数週間後には銃殺とか絞首刑です・・・・・・

回答No.23

3691819

再びこんにちは。
皆さんどうしちゃったんですか？
もっと質問内容をしっかり読まなくちゃダメですよ。

　質問者さんは死刑に反対とは言っていません。
　不幸な幼少期を過ごした者が犯罪に手を染めるのを防ぐには
　どうしたらいいのか、社会全体として何か出来る事はないのかと
　問うているのです。その上で犯罪を犯してしまった少年少女には
　同情する点も有ると言っているのです（多分）

それから情状酌量に対する厳しい意見が殆どの人から出ていますが、多くの裁判で情状酌量の可否が判断される事になっています。これは量刑を決める
上でも大きなウエイトを占めていると思われます。
　従って幼少期に余りにも過酷な生活を強いられてきたような事件では、
当然の如く情状酌量が考慮され判決にも影響を与える場合が有ります。
　情状酌量という概念を否定されている回答者さん達は、直ぐにでも抗議
活動をされる事をお薦めします。頑張ってください・・・

　それから一度裁判を傍聴する事をお薦めします。いろいろ考えさせられ
ますよ。裁判所でいつでも傍聴出来ますから・・・

回答No.22

NOMO16

「幼少の頃にツライ環境だったから今回の殺人は仕方ない・・少し刑務所で心を落ち着かせて、これからはそんな事しないでマジメに生きてね。」
こんなバカな話はありませんよね。

ほとんどの回答者と同じ様に、私も殺人を犯した犯罪者は、少年だろうと死刑が適用されていいと思う。
犯罪者の生い立ちが・・とか、周りの環境が・・とか、そういうのは全く関係ない。
同じ様なツライ生い立ちや、犯罪者と同じ様な環境にいた人が全て犯罪をするという訳ではない。
周りが・・社会が・・とか、そういう事も関係ない。
結局はその犯罪者個人の問題。
ようするにこの一人の犯罪者よって、普通に生活している人々の安全が奪われるなら、この犯罪者を死刑、もしくは50年くらい刑務所に入れておいて欲しい。そうしないと普通の生活も出来なくなる。
「犯人を死刑にしろ！」これは、抑止効果あると思いますよ。
自分は死にたくない人のほうが多いですから、もちろん全員がそうではないと思うので犯罪はゼロになるとは思いません。
例として挙げていた人がいましたが、自爆テロは別問題です。
これは犯罪というより、もっと深い日本人には解らない「理念」があると思います。もちろん私はこの行動も正しいとは思っていませんが。
ただ「犯罪を犯したら死刑だ・・」と思って、死ぬのがイヤで犯罪を思いとどまる人もいるでしょう。一人でも思いとどまれば、効果アリです。
いくら刑罰を重くしても問題ないと思います。
普通の人間は犯罪をしないのですから。

問題解決には、刑罰を重くする。
それで少しでも効果があれば前進だと思う。

回答No.21

Tori_30

僕は＃１さんの意見に賛成だけどな・・・。

加害者にも同情すべき点は確かにある。周囲の責任もあるだろう。
ただ、だからといって罪が消える事は決してない、という事です。与えた被害は決して償う事が出来ないという事。
解決とは別の次元の話なんですよ。解決を目的としてるわけじゃない。補償をして欲しいんです、被害者側の立場からすると。単純に、しでかした事に対して責任を持って欲しいんですよ。加害者の生い立ちに関わらずね。

加害者をそんなに責めるな、っていうのは傍観者の理論です。被害者にとってはそれは納得出来るものではありません。奪われたものを返して欲しい、返せないならそれなりの誠意を見せて欲しい、そういう当然の権利。
加害者が気の毒だからといって、被害者にそれを諦めろって言うんですか？ただ受け容れろ、というんですか？それは傍観者が言ってはいけない事だと僕は思いますけどね。被害者自身が『もう分かった。許すよ。』というならまだしも。

問題の解決は周囲の人達が助けてやれば良い。ただ、それは償いを免除するという事を意味しません。償いは償い。罪は罪。それらはまた別の事柄です。それを許すかどうかは被害者の側に委ねられます。
他人の物を盗んだり壊したりしたら、それと等価のもので償う。乱暴したらその精神的被害を解消する事が償いになるでしょう。被害者がその補償を求めるのは当然の権利です。
では人を殺したら？一体どうやって償えるというのでしょうね？冷血な事を言えば、『殺した人を生き返らせて許しを請え』って話になるんですが・・・それは無理ですよね。こればっかりは被害者の側からの許しも請えない。だってもうこの世にいないんですから。殺人罪は一生消える事のない罪です。道義的にではなく、ごく科学的に考えてね。生い立ちが不遇だとか、気の毒な人物だとか何にも関係ない。”絶対に償えない罪”それが殺人なんですよ。死刑も妥当でしょう。

回答No.20

larme001

「人を殺すことは物を壊すのと同じ」という考えを心から信じて、そういう価値観のまま殺しをしたものは、一般の人が考える殺人者とは少し異なります。なぜなら、彼等にとって、そもそも「人を殺すことはいけない」という倫理基盤が崩壊しているからです。少年犯罪でこういう価値観をもつ場合、そもそも家庭や学校・地域環境から十分にわれわれの持つ倫理を植え付けられなかったからということが考えられます。そういう意味では、同じ犯罪でもそうした学習の機会を十分に与えてあげなかった両親をはじめ、周囲の人、さらには社会そのものも一定の責任はあるはずですし、そういった責任逃れのままただ、厳罰で世の中が進めば、防げるはずの少年犯罪も一向になくならない気がします。

はじめの方の回答をみて、少しぞっとします、被害者の気持ちしか考えられない人しか日本にいないのであれば、日本社会の将来に少し問題を感じます。少年法だって、ただ一方的に少年に権利を与えるわけではなく、少年である以上親の同意が必要であったり、飲酒喫煙等の制限など様々な点で保護しています。子供、日本で言うと18か20未満というのはそれだけまだ、法律的に未熟である、ということを認めているのです。その上で判断すれば、大人と同じようにただ、「殺人は極悪だからやったら死刑もあり」という風になるのはおかしいでしょう。同時に、「殺人はいかなる理由があってもいけない」という教育をしなかった大人の責任も問われることになります。

「いくら教育しても殺人を行うやつはいるから、罰するべきだ」という考えが、正しいのかはわかりません。ただ、どのような環境に育とうが、本人に十分な倫理基盤を作ってあげるための教育を行うことが周りの大人の使命であるはずです。「被害者が・・・」という点については、感情的には理解できますが、だからといってそもそも倫理基盤が十分に気づけていない少年犯罪者を、殺人は悪だと認識しているはずの大人と同等に裁くのは意味がありません。「だれでも殺人はいけないことぐらいわかるし、わかっている人もいる。」という意見がもし正しいのであれば、世の中自爆テロなどなどおきないはずです。彼等の生きる世界は、そういう意味では「未熟」なんです。

と、質問者サンの意見に賛成の立場からかきましたが、もちろんケースバイケースですし、犯した罪に酌量の余地があっても、だから犯していと正当化するわけではありません。

回答No.19

Jack-Daniel

「こうなったのもお前達の所為だ!」

っていう言い訳を思いつくような、「仕方ない」「同情してしまう」の様な言葉を出す社会が悪いと思う。
そう感じる自分は、優しい自分に酔ってるだけなんじゃないかと。
「どれだけ不幸な生い立ちでも、悪い事したら罰をうけるべきよね」
って社会は言い続ける必要があると思います。
逃げる事に関して、社会が寛容過ぎてしまってるんじゃないですか?

俺の身体って、産まれ付き判断がミラーリングしたり、人の顔も認識出来なかったり、親がアル中で家庭崩壊した家で育ちました。
ACの傷が心に付いてる自覚はあります。

でもどれだけ辛くても、「俺は弱いから、皆助けるべきだろ!なんで俺に優しくしない(怒)」ってキレちゃ駄目でしょや。
行き過ぎた皆平等で、生きているだけで誰でも幸せになれる。
みたいな事を言う方がおかしいと感じます。
どれだけ社会を発展させようが、自然の上に生きている以上「弱肉強食」の法則に縛られている事から、目を離し過ぎですよ。
学力が無ければ、在る者に立場を追われ
経済力が無ければ、在る者に先に買われ
権力が無ければ、自分の権利をドンドン奪われ
暴力が無ければ、目の前の理不尽に命を奪われる。
この世で「力」と付く物は継続した努力がないと身に付かないって事を、教えてない。
「強い何かに負けないように、強くあり続ける」
弱ければ、強くなる努力をしなければいけないのに「仕方ない」なんて、逃げ口上を教えてしまうのが「優しくない」と思ってます。

社会は、幸せになる手段として「義務教育」をしています。
弱者に対してある程度の保障もしています。
(後は、それを駆使して自分の努力で勝ち取って下さい)
一番大切な「努力する」を何故隠すんでしょうか。
何故「無駄になるならしない事と変わらない」って教えちゃうんでしょうか?
自分には無理だから、そんな人は可哀想?
だから仕方ない?
世の中、才能のある者が動かしてるみたいな錯覚が多いですよ。世の中を動かしてるのは普通の人たちです。
才能が必要なら、俺の身体なんて生きる才能に乏しいですよ。
安易な同情の方が、逃げ道を作る。

でもね、今が嫌で逃げ出した先は、今よりもっと惨めになるだけですよ。経験上。
ドンドン逃げてその先の犯罪じゃないですか…。

回答ですが、競争の大切さをもっと前面に出して教育していく必要が出来てきたと思ってます。
優しさっていうのは「出来る人や強い人が全てを背負う事」だと思える社会は間違ってると思います。
一人でも立って歩けるようにする事の方が優しいですよ。厳しいとも言うけど。

回答No.18

chandos

まともなこと書いているのはNo.17さんぐらいですな。申し訳ないんだけど、今まで回答した方々は、ほとんどトピ主さんの質問の意図を理解していませんね。というか、質問文をろくに読んでもいない。言っておきますが、トピ主さんが質問するまでもなく、大半の人が「こんな凶悪犯罪に手を染めた奴は、少年だろうと何だろうと死刑！」だと思ってんですよ。もちろん、トピ主さんも含めてね（トピ主さんも「それは正論だ」と仰有ってるし）。それをここでやれ「不幸な生い立ちだからって、それが犯罪に走る言い訳にはならない！」といった、質問の前提になっている既成の主張をわざわざ繰り返して何になるんでしょうか。それじゃ全然「回答」になっていないんですけど。

　確かに凶悪犯罪は憎むべきものだよ。でもね、最終的に凶悪犯罪に走った事実は別にして、それまでの犯人の境遇には、同情できるケースは確実にある。そういう劣悪な環境に育ってさえいなければ、犯罪は起こらなかった・・・・という考え方はあり得ると思いますけどね。

　もちろん、犯人は生まれながらのサイコパスで、家庭環境には関係なく犯罪に走ったという場合もあるでしょうな。でもそれは“劣悪な環境で育ち、犯罪を犯した”というケースと比べて、そう多いとは思いません。

　「凶悪犯は何が何でも死刑！」というのは、社会正義を貫徹する上で強い説得力をつ。でも、犯人を死刑にしたところで、殺された者は帰ってこない。そもそも死刑が犯罪抑止力になっているかどうかも怪しいものだ。「犯人を死刑にしろ！」とだけ言ってれば犯罪が少なくなるのなら、これほど楽なことはない。

　他方、犯人の不幸な生い立ちが犯罪に繋がるのなら、少しでも悪い環境で育つ者を減らすにはどうしたらいいのか・・・・ってことが質問の骨子じゃなかったのかな？　つまり、ここの回答者の面々は「凶悪犯は何が何でも死刑！」という社会正義の実行論ばかりを唱え、肝心の「じゃあ、問題の（マクロ的な）根本解決は？」というトピ主さんの疑問に何もこたえていないのですな。

　で、私なりに「同情されるような境遇にいる人々を少なくする方法」ってのを考えてみると・・・・結局、社会全体を底上げして格差を是正するしかないと思う。つまり、一部の大企業経営者だけがウハウハ言ってる現在の「なんちゃって好景気」を打破して、一般ピープルも潤うような施策をおこなうことだろう。

　まあ、こんなことを書くと「オマエは犯罪者の肩を持っている」などというトンチンカンな非難が返ってくるのかもしれませんが（爆笑）、言っておくけど、私は凶悪な犯罪を犯した者は子供だろうと心神耗弱者だろうと公開処刑すればいいと思っている。ただし、厳罰化によって犯罪は減るといったような脳天気さは毫も持ち合わせていない。社会正義の貫徹としての死刑とは別に、犯罪を生みやすい環境を無くしてゆくことが大切だと感じている。とにかく、「不幸な生い立ちでも、立派に育った人もいる（だから頑張れ）」なんていう物言いは、ミクロ的な「根性論」に過ぎないと思う。

回答No.17

3691819

こんにちは。
ここに回答を寄せている方々はなんと短絡的で感情的な人が多いのでしょう
か。心の奥底に蓄積されてきた感情というものは、様々に形を変えて時とし
て表に現われてくるものなのです。特に幼少期の経験というものはその後の
精神発達に非常に大きな影響を与えてしまうので、平々凡々と親のスネを
かじって生活してきた者にはおよそ理解不能な程の心の障害を負っている
場合も、犯罪者には往々にしてあるのだと思われます。

　「やはり、どんなに生まれた環境が不遇でも悪いことは許されない！」
という姿勢だけでは犯罪は減るわけも無いのは議論の余地の無い事である
ので、そこから一歩踏み込んだ官民上げての心のケアが気軽に受けられる
環境を構築していかなければ、この弱肉強食の今の日本ではますます
犯罪被害者と犯罪加害者というどちらも不幸な人生の結末を迎えてしまう
人々を減らす事は出来ないでしょう。

　それから質問者さんは生い立ちが不幸だから刑を軽くしろなんて言って
ないですよね。確かに犯人の生い立ちに同情する点があるというだけで、
それは真っ当な心の持ち主ならば当然沸き起こる思いだと私は思います。
　見方を変えれば、こういった点に心が動かない人間が増えてきた事が、
今のいびつな日本人を形造ってきているのかもしれません。