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日本は非武装でどうやって平和を保つの?

 日本は、憲法の前文や9条で、戦争をしない国を目指しているようですが、日本が非武装になって、侵略されたらどうやって日本は国を守るのですか?  中国はチベット人やウイグル人らを大虐殺しています。他国の大虐殺にも手を貸しています。チベット人やウイグル人らがアメリカぐらいの戦争ができる国なら間違いなく中国は大虐殺なんてできていないと思います。  日本は現実には自衛隊と日米同盟がありますが、共産党などは本気で完全非武装を目指しているようです。  その主張の根拠は「武器があるから戦争になる。だから武器を捨てればいい。武器を日本が捨てれば他国も武器を捨て戦争が起こらない」と言ったようなことだと思うのですが、逆に言うと、他国が武器を持っていれば戦争をしていいということですか?それに、ほとんど武器を持っていないに等しいチベット人らは現に中国に大虐殺をされています。  完全非武装では守ることができない事が実証されています。  なのに、なぜ日本は「戦争ができる国」を目指さないのですか?  戦争が「できる」と「する」は違うと思ますし、戦争ができなければ、もし中国が日本に来たら日本人はチベット人らと同じ運命を辿ると思います。  9条廃止反対の人、非武装賛成の方、また非武装でも国が守ることができる方法をご存知の方、日本が自衛隊も日米同盟もなく独立自尊や平和を保てる方法は具体的にどういったことがあるのでしょうか?  よろしくお願い致します。

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  • kazu2667
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回答No.15

現実に武力によって侵略されたならば、武力で対抗するしかありません。 なのに、共産党などは武力解体を主張するから「頭の中がお花畑」と言われてしまうのです。 ちなみに武力の「武」の字は『「戈」(ほこ)を「止」める』と書きます。つまり、武力とは「戈を止める力」のことを言います。その力をなくせということは戈を止めるなという事ですから、非武装賛成者こそ戦争肯定者あるいは平和の敵なのです。 非武装には反対でありながら9条はそのままで良いということも聞きますが、武装してても戦争ができなければ無意味という事は小学生でも分かるはずです。 100円持っていてもその100円は使えることができない、となれば当然意味がありません。 仰る通り、中国は他民族も自国民も大虐殺し、しかも、「尖閣諸島は自分のものだ」「台湾も自分のものだ」と主張する国が、日本を絶対に侵略しないと考えるのはどうかしていると思います。たまたま今できないか、していないだけです。反日国家の中国に侵略されれば、チベット人よりももっと酷い虐殺を日本人は受けるでしょう。 竹島に至っては、韓国によって実力支配されているのですから、日本は既に他国に侵略されているのです。しかも韓国は対馬も韓国のものだと考えています。 北朝鮮はしょっちゅう領海を侵犯し、日本人を拉致しました。日本人そのものが侵略されたのです。 北方領土はロシアによって侵略されています。 戦争できる国になると欲が出てくるから良くないということを仰った方が居られましたが、まさに我欲の塊の国々に日本は囲まれ実際に侵略を受けています。 それに対抗するには、残念ながらやはり「戦争ができる国」になることが前提となるのです。現実の世界は武力というパワーバランスで成り立っています。日本がいくらみんなでお手てを繋いで仲良くしましょうと言ったところで、相手がそんな事には付き合う気がさらさらないのでどうしようもありません。 もう銃口は向けられているのです。中国も韓国も日本にミサイルの標準を合わせいつでも攻撃可能なのです。そういった国々とどうやって仲良くなんかできるのでしょうか。 国を守るには戦争ができることが大前提です。先ほど言いました様に、どんな装備をしていたって戦争ができなければ守りようがないからです。 そこで、9条問題が出てきます。9条は戦争放棄を謳っています。ということは国を守ることを放棄しています。憲法の最大の目的は国民の幸福であるのにそれを守る術を放棄しているのです。しかし、自衛権はもともとどんな国でも認められていると言われています。ならば、そういう意味でも9条があるのおかしいです。それに、何より現実の必要性から解釈によって9条が形骸化すれば、歯止めがなくなるということです。現実は9条が存在しないも当然なのですから、戦争や軍隊に関する歯止めがないということになります。これは逆に怖いことです。 したがって、国を守るために軍隊の存在を認めたことが前提の条文が必要になります。それこそむしろ歯止めになるのです。 あるのにないように扱う方が危ないです。現に自衛隊は「どこの国のものか分からない何でもしてくれるボランティア団体」というような印象を持たれている為に、イラクに派兵されてもあまり強い印象を与えませんでした。しかし、自衛隊が「日本軍」という名前だったならば、その印象はまったく違ったと思います。「イラクに自衛隊が派兵されました」「イラクに日本軍が派兵されました」実体は同じなのに言葉が違うだけでだいぶ印象が違います。 つまり、自衛隊はいっそのこと「日本軍」とした方が国民の監視の目が働き歯止めがかかるはずです。外国からすれば自衛隊だろうと日本軍だろうと同じなんですから、日本国民自身がその感覚と乖離していることこそ問題だと思います。 そして、侵略を許さないという事はその侵略に勝たなければなりません。そうすると当然強い軍隊を必要とし、税金がかかるのではないかとも言われますが、お金より命が大事です。お金のために命を捨てては本末転倒です。そもそも何かを得るには当然リスクが伴うものです。 したがって、安易にあるいは短絡的に戦争できる国になることを反対したり、非武装を肯定する人こそ、戦争肯定者であり平和の敵です。そういった人達は他国の侵略を許すのですから。つまり日本の武力解体を主張するの人は日本が滅んで欲しいのです。 以上、乱筆失礼致しました。 http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69072-8

kantukanzu
質問者

お礼

その通りだと思いました。 やはり武力で対抗するしかないんですね。 あとはアメリカに都合の良い憲法にしないことですよね。 URL先の本も読んでみたいと思います。 ご回答ありがとうございました。

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その他の回答 (16)

  • jack-333
  • ベストアンサー率9% (7/74)
回答No.6

後にも先にも現状維持!! NO.1の方の意見に同意です。 大体、わめくだけわめいて事が起きたら責任逃れのパターンが見える。 勘違いしているようですが、 >戦争をしない国を目指しているようですが 「しない国」ではないです。「しかけない国」です。

kantukanzu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

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  • Roman0
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回答No.5

> 完全非武装では守ることができない事が実証されています。  実際その通りなのですが、現実が見えない人はいるのですよ。  脳内お花畑なのか、「中国様に早く侵略してもらって中国様の一部にしてもらいてぇだ」なのか、よく分かりませんが。  共産党とかね。 > 独立自尊や平和を保てる方法は具体的にどういったことがあ > るのでしょうか?  あって、具体的なものが提案されていれば、「脳内お花畑」なんて言われませんよ。  日本が今まで侵略されなかったのは、自衛隊があって日米安全保障条約があったからです。  経済的とか学術的に価値がある状態を達成したとしても、それを守る軍事力という担保が無ければ、砂上の楼閣に過ぎません。何かの拍子にチベットの轍を踏むのは、時間の問題です。地球が有限である以上、軍事力の空白地域は存続できませんから。  北朝鮮がいい例ですね。どうしようもなく飢えてしまえば、どんなに経済的とか学術的に価値があろうが、物資のある所へ銃を持って略奪に来ます。それを押さえることができるのは、やはり銃を持って立ち塞がる実力だけです。

kantukanzu
質問者

お礼

そうだと思いました。 ご回答ありがとうございました。

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  • cupcup-k
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回答No.4

No3です。 「自衛隊を改変し」は「自衛隊を改編し」の誤りでした。

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  • cupcup-k
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回答No.3

九条には「…国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。…陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」都合のいいように解釈せずこれを素直に読めばいいのです。憲法解釈を変えてどんどん九条を骨抜きにしてきました。武装していないから大虐殺が起こるなど妄想です。武装したからといって侵略はされないでしょうか。侵略されて今の自衛隊で守れますか。守れないならもっと軍備を増強せよとばかり際限なく軍拡されます。紛争を武力で解決するなど全くナンセンスです。自衛隊は日本という国を守るためだけではなく実質的に他国の戦略に組み込まれ戦争をさせられる国になっています。集団的自衛権を認めようとしているのもその現われの一つです。これはまさに戦争を「する」ことです。改憲論者たちが盛んに他国の侵略云々を言いますが、彼らの思う壺にはまらないようにしっかりと本質をみていきましょう。 >完全非武装では守ることができない事が実証されています。 どこでそんなことが実証されているのですか。 虐殺があったとか言うことで問題をすり替えてはいけません。チベット人は武器を持っていなかったから中国に大虐殺されたなど全く持って論外です。 今さら自衛隊を解散するなど不可能でしょう。日本がどこかの国の州の一つではなく名実ともに完全な独立国として自衛隊を改変し九条を守り抜くことを世界に向かって宣言することです。

kantukanzu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

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  • popesyu
  • ベストアンサー率36% (1782/4883)
回答No.2

非武装で平和な国家建設を目指すというアプローチは確かにあっても良いと思いますし、それを研究することは決して無駄ではないと思います。 ただ共産党や社民党のような武器をすてれば平和になるみたいな頭の中がお花畑的な意見には全く賛同できません。 永世中立を目指すには、まず敵対勢力を一切作らないという努力が必要です。ですので政治的には完全中立を目指します。当然国連からも脱退。海外への援助もしないし、逆に海外からの援助も全部拒否。エネルギー、食料は完全自給自足。輸出も輸入も当然なし。海外での経済活動もしない(してもいいけど日本政府としては一切の援助はなし。例えば在留邦人が紛争に巻き込まれたからといっても完全放置)。というのがまず最低限のライン。 それプラス諸外国から、日本という国の存在価値としてあっても良いと思われるメリットも必要です。 例えば各種多様な自然環境を利用して、世界各国からの希少な野生生物、植物を受け入れて、日本全土を世界の動物園とするとか。世界から留学生を受け入れて日本を世界の大学としての教育機関とするなど。日本人は単にそこで働く職員となります。 イメージとしては砂漠のオアシス的な地位を目指すという感じです。敵でもなければ味方でもない。言うとすれば、全ての敵だし、全ての味方。それでありながら存在のメリットを等しく与えることが出来るなら、侵略しようと思ったとしても、それにブレーキをかけることができやすくなるとは思います。 がただし日本の場合、地理的条件が最悪です。丁度ロシア、中国にとっては蓋をする形だし、アメリカにとっては基地としてまた好都合なのです。この悪条件をどうにかしない限りは、あるいはこの地政学的な特徴があまり意味を成さなくなるような科学技術の発展がない限りは難しいと思います。

kantukanzu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

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回答No.1

9条廃止は反対ですが、非武装は賛成しません。今の状態がいいです。 非武装は現実には無理です。・日本も兵器は世界で8位(今はもっと上かな)といわれているし、先日もアメリカの最新戦闘機購入を狙ってますしね。 スイスも中立と行ってますが、国民全員が兵士なんですよね。 もっとも皆殺しにされてもいいと国民が思えばありえるかもしれませんが、現実非武装はありえません。 ただ戦争できる国を目指した結果、欲がでて、戦争を仕掛けてしまい、 敗戦して惨めになってしまったので、戦争できる国は目指したくないです。無論自分にも経験はないし、今の国民のほとんどが経験がないですが、悲惨な状況を聞いています。 武装はしていても戦争できる国は目指さなくて良いと思います。 必ず欲深い人が出てきて、戦争仕掛けますので・・・・

kantukanzu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

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