Fe(III)イオンの排除方法について

このQ&Aのポイント
  • Fe(III)イオンの排除方法について調査しました。
  • 陽イオン交換樹脂を使用することで、硫酸銅五水和物を硫酸に変える実験を行いました。
  • Fe(III)イオンが樹脂に含まれている可能性や水への混入についても検討しました。また、Fe(III)イオンの含有が弊害を引き起こす可能性も考えました。
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Fe(III)イオンの排除について

陽イオン交換樹脂を用いて硫酸銅五水和物を硫酸に変える実験を行いました。 硫酸銅五水和物を注入する前に、カラム管に樹脂を入れ、まずHCl溶液に数滴のKSCN溶液を加えたものを流して、流出させました。 Fe(III)とKSCNの反応で赤色沈殿が出ることはわかるのですが、Fe(III)は樹脂に含まれている可能性があったためと捕らえてよいのでしょうか? 水(今回は蒸留水を全過程において使用しました)へのFe(III)の混入も考えられないでしょうか? また、このFe(III)が含まれていたら、どういう弊害が考えられるのでしょうか? さらに、テキストに Fe^3+ + nSCN^- → Fe[(SCN)n]^(3-n)+とあるのですが、この係数nはなぜ、はっきり決定されないのですか?? どうぞ、よろしくお願いいたします。

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回答No.1

<…、まずHCl溶液に数滴のKSCN溶液を加えたものを流して、流出させました。 イオン交換樹脂にFe^3+などが保持されている可能性は充分あります。 ただし、KSCNを加えた希塩酸でカラムを再生するのではなく、カラムを希塩酸で再生し、そのときの流出液にKSCN溶液を加えてFe^3+のテストをすべきでしょう。 <このFe(III)が含まれていたら、どういう弊害が考えられるのでしょうか? 硫酸銅溶液を流したとき、硫酸と共に鉄イオンが流出してくる可能性があります。 <Fe[(SCN)n]^(3-n)+とあるのですが、この係数nはなぜ、はっきり決定されないのですか?? nの値が異なるいくつかの錯イオンが平衡して存在するからです。 (平衡は溶液中のSCN^-の濃度などの条件によってずれます。)

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