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細菌検査法について
ある空間(土壌や水中など)に微生物が存在するか否かを調べる方法はありますか? 同定などは必要なく、ただいるかいないかを調べたいだけなのですが、培地など使って分離するにしても様々な選択培地や培養条件などがあるので分離できない微生物の存在の有無を確認するのは難しので。 よろしくおねがいします。
- oingoboing
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こんにちは 土壌中ですとかなり多くの微生物が存在しているでしょう。 水中では、どんな水かによってずいぶん差があると思います。 一般環境中のものでしたら、結構多いかと思いますので ATP法でおよその生菌数を知ることができます。 検量線をもちいて生菌数を計る場合は10^3程度が下限になりますが、 有無を知りたいならば菌数の精度にこだわる必要はありませんから 「微生物がちょっといるぞ」程度でしたらわかるかもしれません。 こちらのサイトでATP法の概要を知ることができます。 http://www.toyo-b-net.co.jp/products/KGT.html http://www.kikkoman.co.jp/kankyou/katsudo/4_3.html 測定キットも発売されていますから、手軽でよいと思います。
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- madokoro
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土壌や海水、河川水中の微生物で培養できるものはごく一部ですので、普通は菌叢をしらべるために直接試料からDNAやRNAを抽出してPCR-DGGE法などを行うんじゃないでしょうか。実際に活動している微生物叢を知りたい場合はRNAを使ったりします(DNAは過去に存在した微生物のが残っている場合もあるので)。 http://www2.mgrc.gifu-u.ac.jp/~search/fswiki/wiki.cgi?page=DGGE%CB%A1 http://www.agr.nagoya-u.ac.jp/~soil/kimura/phylogeny_paddy_field.html
- elpkc
- ベストアンサー率53% (626/1160)
一つの培地で全ての菌を生育を満たすことが出来ないので、 完璧な方法はないかと思います。 ただ、微生物の有無を確認する一般的な方法としては、 無菌試験法が適しているかと思います。 http://jpdb.nihs.go.jp/jp14/pdf/0092-1.pdf 但し、滅菌していないものについては、 ほとんど菌が存在するものですね。
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