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ウニの多精防止について

ウニの多精防止には早いブロックと、遅いブロックがありますが、早いブロックはどのようなメカニズムで起きているのでしょうか? 細胞膜の電位が受精した瞬間にマイナスからプラスになり、それによって精子の侵入をブロックすると教わったのですが、膜電位の変化はなぜ起きるのか分かりません。 ご存知の方がいましたらお願いします。

みんなの回答

回答No.2

卵細胞膜も、神経細胞とおなじように細胞内と細胞外のイオン濃度の不均衡で膜表面が正になるように分極しています。精子の侵入により、これもまた神経細胞と同じように脱分極してナトリウムイオンの流入が起こり、細胞内が正になります。 >細胞膜の電位が受精した瞬間にマイナスからプラスになり これは細胞内がプラス(inside-positive)が正しいと思います。 inside-positiveの状態は精子進入から2-3秒間くらいで、この間、他の精子は侵入できません。これが早い多精拒否機構です。 ちなみに、実験的に電極を刺して未受精卵の内部を正にしてやると、精子は侵入できませんが、電圧を切ると進入できるようになります。 遅い多精拒否機構は精子進入点から数十秒で卵表層全域に伝播する受精波(カルシウムイオンの放出、表層顆粒の崩壊)、それによって引き起こされる膜表層の変化、受精膜の形成によることはご存知の通り。

  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.1

精子が精子受容体に結合…→精子膜電位変化(ウニは知りません)…→卵のカルシウムチャネル開く…→一次活動電位→カルシウムが一定の濃度になり閾値を超えると…→ナトリウムチャネル開く→二次活動電位…→精子受容体が分子変容→精子結合できず こんな流れではなかったかなと思いますが。…の部分の仕組みは小生知りません。つまりなぜ活動電位が生じるのかは知らないのです。反対に現役の学生さんなら…の部分を調べて教えてくださいませ。m(_ _)m

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