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電位差滴定でのフェロイン指示薬の使用

Ceの4価イオンを用いて鉄(II)を滴定するときにフェロインを用いました。 フェロインの正式名、トリス(1,10-フェナントロリン)鉄(II)硫酸塩は最も優れた指示薬のひとつである、云々とどの参考文献も書いてあるのですが、どういう理由で、どういう化学変化に基づいて有用なのか詳しく知りたいです。 実験使用時この鉄錯体は血赤色をしていて、また鉄の比色定量に利用されて酸化されると淡青色の鉄(III)錯体フェリインに変わるとあります。詳しい構造式などまで、つきとめるとかなりややこしいことになる気がいたしますが、どうぞよろしくおねがいいたします。

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みんなの回答

回答No.1

構造自体は変わらずに、鉄の価数だけが変わっているみたいですね。 つまり、フェロインは[Fe(phen)3]^2+、フェリインは[Fe(phen)3]^3+ということです。 鉄、ルテニウム、オスミウムといった8族金属イオンは、+2と+3の間で錯体の構造を大きく変化させずに行き来させることができます。 たとえば、フェロセン<>フェリセニウムイオンとか、[Ru(bpy)3]^2+<>[Ru(bpy)3]^3+の酸化還元はいろいろな応用に使われていますね。 何で良く使われるのか?というのは私も良く分かりません。 おそらく、酸化還元電位がいろいろなレドックス過程を見るのにちょうど良い、色の変化も分かりやすい、錯体が安定で取り扱いやすい、値段が安い(重要(笑。ルテニウムはくそ高い)など、いろいろな要素があると思います。

nikke7
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 あの・・・(phen)や(bpy)は官能基ですよね? すみませんが、不勉強のため何の略か分からず、補足して頂いてもよろしいでしょうか?前者はフェニル基(?の略でしょうか?

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