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映画字幕についての疑問

isoiso0423の回答

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  • isoiso0423
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回答No.5

より内容をわかりやすくするために、翻訳者と配給側の合意の上で行ったことだと思います。 「父親たちの星条旗」をご覧になって、主役の3人以外の登場人物のうち、戦場での20歳代の場面と、老齢になった現在のインタビューに答える場面とで、どの人物とどの人物が同一なのか、すぐにわかりましたか? ボクは気を付けてみていたのですが、途中でわからなくなってしまったところもありました。 特にこの作品の場合、「戦場」「戦後のアメリカ」「現在」とが何度も何度も入れ替わるので、およそ映画を見慣れている人じゃないと、”話について行けなくなるのでは?”と日本の関係者らが思ったのではないかと思います。 同じような例だとこれも日本軍との戦いを描いた「シンレッドライン」でも同じ戦場なのに各部隊毎に場面がどんどん入れ替わるので、有名俳優以外のところは、なかなか判断しづらいものでした。この作品では役名や場所を表示するような字幕はなかったと思います。 こんなことから、まあお節介といえばお節介ですけど、関係者の”親切心”といった感じで場所と人物名を字幕化したんじゃないでしょうか。 日本語字幕は文字制限もあるので、かなり意訳されていて、これがなんでこんな訳なんだろうってこともちょくちょくありますけど、ひろく一般的に理解してもらうための苦肉の策だと思って、個人的にはこれくらいならばOKってところです。 ちなみに海外の映画祭で邦画を上映すると「字幕」に助けられることはよくあります。場面が変わって少年が大人になっている場面など、「10years later」と出さないと、”この少年がこの青年になってます”と映画が進行してかなり先に行くまでわからない方が多いようです。わざわざ映画祭に来る観客なんだから、それ相応の映画好きのはずなんですけど。 これは欧米人がアジア人の顔を見て、日本人も中国人も一緒に見えてしまうせいなんでしょうけど、ボクら日本人もユダヤ人やアーリア人など顔だけで欧州の人種の区別がなかなかつかないのと同じなんでしょうね。

hakomaru70
質問者

お礼

こんにちは。いつもお世話になっております。 >より内容をわかりやすくするために、翻訳者と配給側の合意の上で行ったことだと思います。 やはりこういった段取りになるのですね。確かに冷静に考えてみると、私自身も登場人物に関しては少し混乱しました。 『シン・レッド・ライン』はわりかし名のあるスターが大挙して出演していたので何とかなりましたが、本作はエンディングのクレジットを見るまでポール・ウォーカーが出ていたことにさえ気付きませんでした。 ただ、作品構成も含め、あえてイーストウッドは兵士たちの顔を明確に描き分けることをしていないのでは?と思います(スイマセン、釈迦に説法でしたね)が、isoiso様がおっしゃるように、映画は多くの人に観られるために作られるのですから、ギリギリこれくらいまでは受け入れなければならないということになるのでしょうかねぇ・・・。 私も原理主義者ではありませんし、あまりにこだわると「木を見て森を見ず」の結果になることは知っていますので、「親切心」として受け流したいと思います。たぶん日本人を描いた『硫黄島からの手紙』にも出るでしょうから。 それにしてもスピルバーグとイーストウッドの第二次世界大戦ものに出たバリー・ペッパーは羨ましいです。

hakomaru70
質問者

補足

ご回答に感謝します。ありがとうございました。

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