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飛行機搭乗時の気圧変化の体への影響

飛行機に乗ると気圧の低下によって、貧血症状を起こしたり、お酒が回りやすくなりますが、その理由を医学的に説明できる方、是非教えてください。いろいろ検索しても「気圧の関係で…」 としか記述がありません。気圧低下がどのような影響を体に与えるのでしょうか?お酒を飲むとその影響が強く出るのでしょうか?

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  • albert8
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回答No.2

気圧の変化は酸素分圧の変化ですが、気圧が下がってくると空気中の酸素濃度が下がります。 呼吸して酸素量が少なくなると、これはエネルギー低下に繋がるのですが、その少ない酸素で体を維持しようと副交感神経の働きが強まります。そこから分泌されるアセチルコリンの働きで徐脈、血圧低下が起こり、また血管拡張作用で血流量が増えます。活動モードをからいわゆるリラックスモードの体調へと変化させて酸素の消費を抑えようとします。 恒常性を保とうする、実に巧妙な自然の仕組みですね(^.^) 大気圧、僅かな酸素濃度でも影響を受けるなんて、人間も自然の一部だということが良く分かります。

nanohana88
質問者

お礼

ありがとうございました。 アルコールを飲むと、アルコールによる血管拡張作用もあり、さらに血流量も増えて、アルコールが回りやすいということなのですね。 (ちょっと勝手な解釈ですが…。もし違っていたら、また回答をいただければと思います。) 実は、実際に飛行中少量のワインを飲んで、倒れてしまって、酸素吸入をしたことがあります。過去に(地上にて)貧血で倒れたことが何度かあるので、両方が関係してるのだろうと思って、質問しました。

その他の回答 (3)

  • albert8
  • ベストアンサー率61% (1658/2703)
回答No.4

自律神経は生命が単細胞から多細胞へと進化していく過程で外界の刺激から身を守るためその調整役として発達してきたのでしょう。人間の60兆個の細胞が瞬時に調節されるなんて驚くべきことですね。 ご存知のように、交感神経と副交感神経は拮抗関係にあります。リンパ球は副交感神経の刺激を受け止めるアセチルコリン受容体を持ち、一方顆粒球は交感神経の刺激を受けるアドレナリン受容体を持っています。 運動する時は交感神経が働き、血管が収縮、血圧、血糖値の上昇、心拍数の上昇(頻脈)となって現れ、体はエネルギー消費、活動モードになります。これはカテコールアミンの働きによるものですね。 そうすると交感神経の支配下のアドレナリン受容体を持つ顆粒球は増えていきます。副交感神経とは拮抗関係にありますので、顆粒球が増えるとその分リンパ球が減るのです。マクロファージは独立していますのであまり変化はおこりません。 身体的なものだけでなく、心の有り様までも自律神経の影響をうけていますので、病気になった時、そのトラブルの箇所だけに目を向けていて(対症療法)はいつまでも治らないでしょう。原因の治療ではありませんから。 この交感神経と副交感神経、顆粒球とリンパ球の働き、つまり心身全体、人間全体を把握した原因治療が必要でしょう。 病気の多くは心身のストレスで生じる交感神経緊張状態を是正することなく、粘膜破壊を起こしたり活性酸素を過剰に放つ、顆粒球増多を招いて発症するものと思っています。生き方、考え方、生活の偏りが自律神経の偏りを生むのでしょう。 体の一部が原因もなく突然不具合を起こすものではなく、数十億年の生命の進化の過程で起こることは全て合目的。 体が勝手に間違いをおかすとは考えられません。

nanohana88
質問者

お礼

何度も回答をいただきありがとうございました。 免疫機能も含め、人間の体というものは、本当によくできているものだなと、また改めて実感できました。 本当にありがとうございました。

  • albert8
  • ベストアンサー率61% (1658/2703)
回答No.3

アルコールはもともと毒です。人は毒というストレスを利用して体をリラックスさせます。毒が体に入ると体はそれを急いで排出しようとして血管を拡張します。普通であれば、それにともなって血圧が下がったり徐脈になり活動を抑えるように働いて体調をリラックスさせます。 おそらくあなたの場合、その反応が急激に過剰に出たのではないでしょうか。それでなくても酸素の少ない環境ですし、アルコールの毒の排除のため酸素消費もあらたに起こり、体内で酸素が奪われると血管拡張作用がおきますが、それが急激に増強、心拍数、血圧とも急激に低下したものと思います。これでリラックス過剰になり、グッタリされたのでしょう。 あなたはもともとリンパ球が多く副交感神経が優位なタイプだと思います。こういう方は熱、痛み、腫れ、アレルギーなどの反応も強く出てしまったり色々なストレスに過敏に反応してしまいます。 もしそうなら、日頃から体を動かし体を鍛え治して過剰なリンパ球を減らすようにしておくと体の反応は違ってくると思います。

nanohana88
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 また質問なのですが、 「体を動かし体を鍛え治して過剰なリンパ球を減らすようにしておく」 というのは、 体を動かす⇒交感神経優位⇒リンパ球減少 ということになるからでしょうか? 医学的なことを少し勉強していますが、特に免疫関係は難しいです…。

  • ici41041
  • ベストアンサー率44% (425/960)
回答No.1

気圧が下がる→酸素が薄い→地上にいるときより心拍数が上がる(必要な酸素を全身に供給するため)→アルコールを摂取した場合も全身への回りも早い という感じだと思います。

nanohana88
質問者

お礼

回答ありがとうございました!

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