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棚卸資産の期末評価
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棚卸資産期末評価について、FASB、IFRS、IASはいずれも低価法を採用する立場をとっています。 以下にIASと日本基準の差異を記しますので、ご参考にしてみてください。 【棚卸資産期末評価】 IAS2 低価法の適用を強制 正味実現可能価額 評価損の戻し入れを要求(洗替方式) 日本基準 低価法を容認 正味実現可能価額または再調達原価 洗替方式と切放し方式の両方を是認 (1) 低価法の強制適用 IAS2では以下の4つの条件で低価法を強制 1 品質が低下 2 全部もしくは一部が陳腐化 3 販売価格が下落 4 完成に必要な見積原価または販売に要する見積費用が増加 例外 ・確約済みの販売または役務提供契約の履行の為に保有 → 契約価額 ・棚卸資産の生産に使用される原材料、貯蔵品 →原価より低く評価減されない ・使用される製品が原価以上の金額で販売されると見込まれる →原価より低く評価減されない 日本基準 1および2は同様の規定。 3については、回復の見込みがない著しい時価の下落の際には強制評価減される 4に関しては規定なし 低価法の適用単位 IAS2 通常、個別品目ごと 目的最終利用が類似し、同一地域で生産販売につれ、同一生産ラインの他の品目と実務上別個に評価できない場合は、同種もしくは関連品目のグループごと 日本基準 一品ごと、各品目をを適当にまとめたグループごと、全品目を一括のいずれを選ぶかは企業や棚卸資産の性質に応じて選択適用 (2) 正味実現可能価額 IAS2 通常の営業課程における見積売価から完成に要する見積原価および販売に要する見積り原価を控除した額 日本基準 正味実現可能価額、再調達原価、最終取得原価、正味実現可能価額マイナス正常利益の4つのうちいずれか (3) 評価損の戻し入れ 日本基準 洗替方式と切放し方式の選択 低価法を支える保守主義の思考からは切放し低下法が妥当とされる
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お礼
ありがとうございました。 とても参考になりました。