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居合、もしくは抜刀術の速さは…?

Ganbatteruyoの回答

回答No.14

Gです。 #13のkumosukeさんの一最後の言葉「僕自身が誤った認識に立っている可能性もあります。」除いてすべて、武道とは身体と精神とのつながりを考えると、当然ともいえる真実です。 この考え方がなければ、「武道がスポーツではなく」「武道が人の道」「武道とは自分のすべてを信じることから始まる」「武道とは毎日使うもの」「武道とは以下に自分の身体と精神の向上を目標としている」「武道とは人間であることへの証」など私が言っていることはまったく理解できないはずだ、と言うことなのです。 武道の教えをちゃんとやればスポーツも一人前以上のことは必ずできる、と言うでもあり、モチベーションとしての精神的サポートでもあり、また、根本的向上を目指すアスレチックトレーニングでもある、と言うことが私の人生そのものを変えて、アメリカ人を教える立場にいることができるわけです。 日本の武道がなぜSWATで使われることも至極当然なことでもあるわけです。 武道をスポーツ化し、踊りを教えるだけで自分はぶどうをやっていると言う人たちから見たら武道をいつまでも知ることはなく、知ったとしても経験に基づかないうわべだけの知識だけとなり、また、奇麗事の言葉だけのものとなり、結局「信じられない能力」と言う判断をしてしまうことになるわけです。 甲野氏がおっしゃっている事は武道を武道として扱うことを「教えられてきた人たち」には当然で自然な真実として「別に新しい」ことではない、と言う認識を持っているはずです。 ただ、その教えを受けている人が現在の日本ではあまりにも少なすぎる、と言うことなのです。 はっきりと、打つ、蹴る、斬る、などの「武道の技」を何のために習うのか、なぜ、同じ人間である相手を一瞬にして「殺せる」実力を持とうとするのか、どれだけの自称武道家の人たちはわかっていると言うのでしょうか。 殺せる実力を持つための訓練はすなわち自分の生まれ持った能力を認識しさらにそれを向上させることであるということさえしっかり弟子たちに教えるだけ(第一章)で、どんなスポーツをやるにしても、どうやって自分の弱点を見つけ、なぜその弱点が自分を延ばすことへの壁になっているかを知り(身体的なものでもあるし精神的なものでもあるわけですね)どうやってそれをこなし、どうやって自分を伸ばしていくことができるかと体で感じることができるようにするのが結局武道と言う「訓練方法」なのです。 武道とは何かを達成するものではなく、達成の仕方、とも言えるわけです。 ですから、死ぬまで自分を向上させるということでもあるし、向上させることができるわけです。 武道と言うものがどういうものなのかを感じ取り始めるのに何十年かかるかは人によって(先生によってと言うことでもありますが)違うわけですが、人は勝手にこれを「悟り」なんていう表現をすることになるわけですが実際には「気がつく」と言うことに過ぎません。 よく型に隠された秘密を見つけた!などと喜んでいる人を見ますが、その「秘密」を聞いてみるとちゃんと先生から教えられているべきことに過ぎないのですね。 ちょっと話がそれましたが、それだけ人間には真の武道を使う人が「信じることのでき」、使わない人が「信じにくい」能力を持っている、と言うことで、今回のご質問に何かまた新しい角度でものを見るようになり、「武道を信じる」様になってほしいと思いまた書かせてもらいました。

y_hisakata
質問者

お礼

なるほど、「武術はスキームである」とのご発言と 承りました。 本格的な武術の修行を積んでない自分には理解しようのない 世界があることも、おぼろげながら見えてきたような気がします。 物を書くということは直感で捉えることであり、 世に言う「信じられる」「信じがたい」といった常識に捉われる ことはないよう努力してきたつもりですが、 やはり実践なさっておられる方からすれば、まどろこしい、 もどかしい中途半端な理解しか私が出来ないであろうこと、 多数のご回答をいただきながら、感謝すると同時に申し訳ない ような気持ちで一杯です。 拙い質問ではありましたが、回答者の皆様のおかげで、 この項目も多くの人が読むに値するコンテンツとなった ように思われます。 私も古武術に対する認識を改め、もう一度勉強しなおして みたいと考えております。 回答者の皆様、真にありがとうございました。 また、ご縁がありましたらご指導を仰げればと存じます。

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