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短調など、悲しい曲はなぜ悲しいのか

noname#2287の回答

noname#2287
noname#2287
回答No.1

素人です。すいません。質問の考えで2番目が一番「当たり」に近いと思うのですが、(すいません。私も回答は出来ません。ただ、よくこういう事は考えてます) (1) 文化・環境的素因:これがかなり大きいでしょう。よくフィールド・ワークで「アフリカ文化」の土壌で育った人は、短調などに一切反応しません。人間の感覚器官でみると、「嗅覚が先で、次に聴覚、そして視覚」が進化順。視覚に異常に重点を置いて、フルに活かした結果が人でしょう。アフリカ音楽(彼らは、音楽とは『考えてない・生活と不可分』では、「まず、はじめにリズムありき」でクラシック理論でも奇妙に共通してます。また、J・ケージのピアノ作品は、ピアニストがピアノに一切触れず音を出さない事で、問題提起をしました。(今となっては陳腐化し、3楽章あるのもクサイ感じですが)決して「全くの無音、沈黙」を否定したのが、故武満氏です。「一切音の無い状況で、耳を完全に遮断しても残るざるを得ない音がある。それは、心音など自己身体の活動音だ。」) この説は結構多方面にあり、母親が子供を抱く時「心臓が子供の頭の位置に来る向き」を自然に取る。心音が子供の脳に一定の「何か」を伝えるという説。 脳内に、「メトロノームがあるか?」に回答は無いはず。物理学者のファイアマンが「人はなにを基準に時間を感じてるのか?」と天才らしく「心臓ではと推測し、階段を駆け上り鼓動を上げたり」試してます。結論は「心臓」では無いで、そこから一歩も解明が進歩はしてません。 リズムに比べ「音の高低」は結論出済み。脳内に聴覚神経に「ピアノの鍵盤状に対応神経が存在する」という事実。そして、「左右の聴覚神経の末端ではズレがあり感知した音の到達に時間差があり音の発信源をステレオ的に知り得る事」なども解剖学的に事実で「左右の時間差」はフクロウなどでは特に顕著です。では「ホモ・サピエンス」に共通の聴覚神経システムで「何故、感情差が出るか?」 結局元に戻りました。何も答えてませんが、「成長過程の影響」が重要な存在だという事は認めていいのでは? そして全くの私的推測ですが「地殻表層部の周波数=7,3~4kHz位の(忘れた)低周波の存在」が関連してるのでは?と最近思い付きました。「シューマンが発見した、地殻表層部の上記の振動数」は、人間の可聴帯域以下ですが「ステレオ」なる雑誌のオーディオマニアが部屋の天井から「発泡スチロール」の数十センチの固まりを幾つもぶら下げて、シューマン共振を中和してくれる。確かに効果があると取材記者の文章を見て思い付いたのですが… あと、最近LPがブームで可聴音域を「理論上」外れてるが、「実感として音域・音質が豊かに聴こえる」事は、個人的にも感じます。(CD比較でより顕著、パソコンハードに落として保存の夢は、この事実で崩壊しました) 質問文の「悲しみや危険を伝える声とマイナーコードの周波数成分が似てる」説に可能性を感じますが、実験出来ない難点が…(G・GOULDってピアニストが若い頃のビデオ中で『赤ちゃんに、純粋な12音楽派・無調音楽のみ聴かせて育てたら、6才過ぎに口から自然に出る歌声はやはり12音学派の無調音楽のメロディだろうか?』と評論家相手に話すのが印象に残ってます。(グールドはカリスマで音楽を「物理的意味の音」として考慮出来た唯一のクラシックのプロでした。掃除機の中で引いたハイドンの思い出や奇人変人としてのエピソードも今世紀No.1でしょう。勿論作品も。) 結論:短調と感情の結びつきには、文化・生育環境が鍵を握る。よって人間の種に共通のものでは無い。解剖学的に言えば、リズムが世界中に共通する楽論でしょう。ただ、一定環境の人間に、同様の感情を喚起させるのも事実である。環境とある程度無関係なこの結びつきを説明し得る「方程式」は解けない! P.S.文系から理系にばけた立場から言えば「心理学」とは、学問ではありません。また「社会科学」と理系的意味合いの「科学」に媚びる分野は全て「学問」では無い。 フロイト・ユングは私小説作家。ケインズら経済学者は、仮想空間で通用する理論家(経済ゲームならチャンピオンだろう!)新聞に登場する「社会学者」の胡散臭い事、彼らと「文化人類学」(フィールドワークでケーススタディする本当の学者)を混同してはダメ。心理学を頼るなら「生理学者」「神経学者」「解剖学者」「行動生物学者」に!(科学にすりより、お墨付きを貰うのが社会科学系の学問。科学以外の範疇を扱うのが文化系学問だろう、それさえ理解出来ない彼らは「所謂科学馬鹿」より、ズーッと格が低く下品で「頭が悪い」とは彼らの定義と同等である。 すいません。脱線しすぎました。ただ、エセ科学=心理学を宣伝したかったのです。

jun1038
質問者

お礼

回答していただき、大変ありがとうございます。 音楽やその他について、大変お詳しく、とても興味深い話を読ませていただき、 大変参考になりました。 >「アフリカ文化」の土壌で育った人は、短調などに一切反応しません。 これは、大きなポイントですね。やはり「すみこみ」なのでしょうか。 >エセ科学=心理学 大学の教養(今はない言葉?歳がバレますね)の時に、心理学の講義を受け、 (被験者になって、ある音を聞いた後電気ショックを受け、その時の手のひらの  汗の出具合を電気伝導度で測って・・・というパブロフのイヌのような実験も  したりした) 充分に科学的だなあ、と思ったものでしたが・・・ 私自身も、いわゆる「心理学」よりも、「生理学」・「解剖学」的な回答を 期待して質問を投稿した次第ですが。 Bareninnoさん、かつて文系人間に理不尽な扱いを受けたことがお有りですか。 だいぶ「脱線」の部分の語調が激しいのでそう感じてしまいました。 でもかなり共感しています。私も、「自然科学的な事実と理論」に基づかない 話には、胡散臭さを感じる人間ですので。

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