卵巣嚢腫の手術

質問

2年ほど前に右の卵巣にチョコレート＆皮様嚢腫ができ開腹手術を受けました。
今度は左の卵巣に皮様嚢腫ができ、医師からは早いうちに手術をするように進められました。
まだ5センチですが、腫瘍マーカー（CA19-9)が350近くあるので、早い方がいいでしょうと言われいました。

(1)開腹手術は術後が結構大変だったので、2度目の手術は腹腔鏡手術を希望しています。医師は癒着があるだろうから開腹で・・とのこと。
開腹手術をしたあとに腹腔鏡手術をした経験のある人いませんか？

(2)既婚で31歳なので、できることなら早く子供が欲しいと思っています。現時点で妊娠してもいいと医師からは言われていますが、旦那は何かあったら心配なので、今はやめようと言われてしまいました。
卵巣嚢腫がありながら、妊娠・出産した経験のある方、手術後に妊娠・出産した方、情報を下さい。

宜しくお願い致します。

回答No.1

Yumikoit · ベストアンサー

こんにちは。
私は２８歳の時に子宮筋腫で開腹手術。
２９歳の時に卵巣膿腫発覚。術前に妊娠がわかり、膿腫を持ったまま妊娠継続。３０歳で出産。
３１歳の時、再度卵巣膿腫発覚。手術。
３２歳の時次男出産。です。

私の場合には、卵巣膿腫もチョコレート膿腫で、先の術後半年くらいで育ってしまったせいか、恐らく大きさもそんなに大きくなかったのでしょうね。最初から内視鏡手術を薦められました。
結局、この時には妊娠がわかったため手術はしませんでしたが
「安定期に入ったら、(チョコレート膿腫の)組織を吸いだす処置をしましょうね。胎児が(膿腫を)圧迫して破裂すると、腹膜炎を起こして危険ですから。日帰りでいいですけど、手術になりますから契約している保険があったら書類を持って来てね」
と言われました。安定期に入ってからこれらの処置は受けました。
皮様膿腫とチョコレート膿腫の違いが私にはわかりませんが、妊娠するとホルモンバランスの変化で膿腫が小さくなるのだ、と説明されました。勿論、上記のようにリスクはあるでしょう。また、子宮筋腫を持っていたころの私と同じように、膿腫を持っている事で妊娠しにくくなっている場合もあります。
経過にもよると思いますが、妊娠中にもかかわらず膿腫が大きくなりすぎて胎児を圧迫するなど母体の危険性が大きいときには、妊娠中でも開腹手術による卵巣膿腫の処置をする場合があるとも限りません。もし妊娠前にきちんと手術による対応ができるなら、安心できる妊娠をした方がよい気もします。

開腹手術と内視鏡手術では、勿論患者にとっては内視鏡手術のほうが身体への負担も小さく、術後の回復は早いのですが、開腹手術による利点もあります。お腹を大きく開けるので、担当医にとっては術野が広く、何か危険があった際にもすばやく対応していただけること。前の手術の術創もきちんと確認していただけること。私の場合にも、帝王切開の際に「前の手術のあと、癒着も無くてきれいだからね。このまま閉じとくよ」などと声をかけていただきました。内視鏡手術は、細かい手術器具を小さい穴から入れて、顕微鏡越しに処置をするのですからうちの担当医に言わせると「お箸で折り紙を折るようなもの」だそうです。ですから、担当の先生の腕前を信じないわけではないのですが、もし担当医が「この場合には開腹手術のほうがリスクが小さい」と言い切るのでしたら、この担当医に命を任せる以上、担当医が自信を持ってできる術式に任せる方が危険率も少ないと思います。

私の場合には、既に子宮筋腫で子宮壁を切っているので、帝王切開でした。また、子宮筋腫の術後、私の場合には傷口が膿んだりして非常に大変な思いをして、「もう一度お腹を切るのは怖いなぁ」と妊娠そのものを望む気持ちも薄くなりましたが、妊娠がわかったときには不思議と開腹手術も怖くなくなって、出産を待ちわびる気持ちの方が強くなりました。自然ってホントすごいと思います。
１回目の妊娠は、私も手術を待っている身でしたから妊娠がわかってもすぐに出産に結びつかなくて、本当に大丈夫？という気持ちが強かったですね。２回目の妊娠は、手術の傷口がふさがってすぐ翌月の妊娠でした。

makyu_kyuさまも年齢その他を気にして早い妊娠を望む気持ちも大きいと思いますが、私もリスクの小さい２回目の妊娠の方が安心して妊娠ライフを楽しめました。子どものお友だちでは、遅いお母さんですと４２歳で初産という方もいらっしゃいましたし、まだまだ年齢を気にする世代でもないですよ。ご安心下さい。

可愛いお子さんと出会える日を信じて頑張ってくださいね。

お礼

Yumikoitさま

実体験を聞かせて頂き、本当に有難うございます。
読んでいて勇気付けられ、涙が出てきました。
どんな本やインターネットの情報よりも私には大きな情報で、嬉しかったです。

４回も手術なさって、強い方ですね。
私も術後が結構しんどこくて、もう一回同じ思いをするのは嫌だな。とネガティブなことしか考えていませんでした。そうですよね、手術の成功を第一に考えないといけませんよね。手術の方法は開腹することを前提に担当の先生にもう一度聞いてみます。

手術してからそんな日がたたない内に妊娠なされて、すごいです。妊娠中に傷口が傷むことはなかったですか？
術後にそんなに日を空けなくても妊娠できることを知り、ホッとしました。
今は嚢腫の治療を優先して、完治してから子供のことを考えます。
最近は友達が妊娠・出産ラッシュで、そのことでもちょっとブルーになっていたと思います。
焦らず、慌てずに子供が将来授かることを願って手術したいと思います。

本当にいいアドバイス、有難うございました。